Life隊員たちの日常

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滋賀は竜王

弓の故郷にて

2017年03月03日

町外からお越しの方を町内案内いたしました。

先日ブログで竜王町の空き家を見学したいというお問い合わせがありました。

その後何度かメールでやり取りをして、実際に竜王町に起こし頂きました。

県内の協力隊のブログや、他の市町の空き家バンクなどでも情報を集められていて、

ものすごく情報通の方でした。

許可を頂きましたので、個人のことについてはぼかしつつ、ご紹介いたします。

 

聞けば京都の都市部でお住いで、普段は原付き(あるいは自転車)で生活圏を持っておられる方で、

インターネットを通じた仕事をするので、居住場所は比較的自由に選べるので、

滋賀県の山里で空き家を探しておられるという方でした。

県内にも空き家が散見する地域は他にもありますが、

たとえば野洲、栗東あたりだとあまり山里の田舎暮らしという感じがしないので、

竜王町にも興味を持たれたそうです。

ただ普段は原付きバイクがメインなので、それでも生活が出来ますかというお尋ねがありました。

竜王町に住むと足回りは基本的に車なので、バイクでも出来なくはないとは思いますが、

冬場の雪道なども考慮すると少し難しいというお話をしました。

竜王町には32の集落があり、住む場所によってはJR篠原駅(東海道本線)の駅に近いところなら可能かもしれませんが、役場のあたり、普段町民が買い物をする平和堂の辺りに移動するとなると、原付きでは少し心もとないと思います。

 

 

そして今回は古民家の空き家をお探しということでしたが、

集落によって古民家であったり、70年代に出来たニュータウンに見られる空き家であったりと、

竜王町の空き家といっても地域によって特色が有るというお話もさせて頂きました。

都市部から来られる方は、土壁に漆喰塗りの木造中二階建ての、という100年古民家を望まれる方もおられますが、現在空き家になっている家々はそればかりではなく、新興住宅地の、核家族向けの親子世代が住むような空き家もあります。

築40年とか、50年近くが経つといずれにしても水回りの改修などが必要で、

現に新興住宅地の空き家で人に貸してもよいという所も、やはり住環境の整備にすこし手入れが必要なところがあります。

 

 

それから、これが一番のネックとなる部分ですが、

役場の取り扱いとなると、住宅業者でないため、売出し価格や賃貸価格の算定が相場と合わないのではないかという鋭い指摘がありました。

これが空き家バンクを行政が運営する上での課題でもあり、

地域のよっては職員の方が宅建保有者であったりしますが、

所有者さんと希望者さんの「価格への感覚的な差」をどう埋めるのか、

難しい課題で私も答えに窮してしまいました。

 

 

やはり都市部から越してこられる方が望まれるのは、

都市部よりも広い敷地で、価格は安いことが前提にあります。

(私もそうでした)

生活圏の不便は多少あっても、山里があるし美味しい空気・水・野菜もある、

そうしたことを秤にかけて、仕事をしてお金を稼げる環境なら田舎暮らしのほうがいい、

という計算をします。

しかし、思ったより高めの価格設定であると越して来たいと思っても、

もう少し他をあたってみようか、ということになりかねません。

うーん、本当に難しい課題です。

 

 

こうしたやり取りしながら、気がついたら三時を回っていました。

最後は竜王町山之上のカフェでお茶とケーキをごちそうになりました。

それから一時間ばかりお話をして、竜王町に越して私の生活がどう変わったのかという話になりました。

私が一番変わったなと思ったのは、食生活です、とお答えしました。

竜王町に来る前は、京都市内に住んでいましたが、

近所のスーパーでパンばかり買って食生活も本当にいい加減なものでしたが、

こちらに来てから近所の方からお米は頂くし、お野菜も頂くし、

ものを買う隙間がないくらい頂戴するときもあり、

自然そういう暮らしに触れていくと、パン食から米食に変わりました。

最近はめっきりパンを買うことがなくなりました。

基本的に三食ご飯になり、それが理由か体調もよくなった気がします。

それから、私も以前は自転車で生活するのがすべてでしたが、

竜王町に越してきて車に乗るようになってから、むしろ世界は広くなった気がします、

というお話もしました。

それまで自転車で行ける世界が全て、

せいぜい半径10キロに満たない中世の封建領民のような暮らしでしたが、

車で移動するようになって、県の内外に行く場所が増えました。

私の場合は、行く場所も移動距離も格段に都市部よりも増えました。

都会ぐらしのほうが世界は小さかったです。

これが決定的に田舎暮らしの良さであると私は思っています。

表面的に見えることは逆です。

 

 

後は、竜王町の旧集落と新興住宅地の自治会の仕組みや違いなど、

ダイハツ工業の城下町であることや、

先日の関西住みたい街ランキングで竜王町が6位になったことなど、

本当に色々なお話をさせていただきました。

気づけば4時間ほどが過ぎていましたが、

私も自分自身の歩みや経験を再認識できて貴重な時間でした。

空き家については後日役場にお越しになったときに、取次をさせて頂きます、

内覧もその時に、ということで集合地点の町役場で解散いたしました。

こうした竜王町の見学、空き家の相談・見学の依頼はどんどんこちらのブログに送って頂ければと思います。

投稿者 中村匡希 | コメント(2)
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この記事に対するコメント一覧

初めまして。郷コンに参加したいと考えております!Facebookをやっていないためどのように連絡取ればいいかと思い、こちらに書き込む内容ではないと思ったのですが書き込みさせていただきました。お手すきの時にでもご連絡頂ければ幸いです。何卒よろしくお願いします。

投稿者 あゆみ | 2017-03-03 19:50:44

ご連絡が遅くなり失礼しました。
こちらのアドレスにお申し込みを頂けますと幸いです。
satokonjp★gmail.com
(★を@に置き換えてください)

お名前、性別、年齢、メールアドレス、予定されている交通手段(車or電車)をお送りください。改めてこちらから詳細をご案内差し上げます。

返信が遅れまして改めて失礼をいたしました。
どうぞよろしくご検討ください。

中村

投稿者 中村匡希 | 2017-03-07 18:32:13

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プロフィール

お名前:
中村匡希
活動地域:
滋賀県蒲生郡竜王町
趣味 :
弓道
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