



私は大きな農家の一人娘で、いつも「後を継がなきゃならないから苛酷だね」と周囲から言われてきました。けれど、私の人生の選択に「農業」はまずないと思っていました。農業なんて、子どもの頃に手伝いをしていて、カタツムリの大群と遭遇してから大嫌いでしたね。
父は種苗会社へ勤めていましたが、今は退職して栗原市で農業をしています。私の仕事の師匠であり、また、祖父母も野菜作りの達人です。私は、都会の生活に飽きてUターンしたのですが「農業をやって田舎で暮らすには車の免許が必要」と父に言われて自動車教習所へ通いだしたら、そこで夫と出会い、結婚したんです。
Uターンをする前は、北海道のラジオ放送局で、深夜まで働く生活を2年。続いてDTP(Desk Top Publishing/パソコンで、出版物の編集やデザインを行うこと)を学び、広告会社でスーパーのチラシ制作をしました。担当は、縁があるのか青果。その後、東京・阿佐ヶ谷へと引っ越し、住んでいたゲストハウスの中庭で菜園作りに精を出すようになったんです。「トマトが割れちゃった」「アブラムシがついちゃった」と実家へ写メールをすると、「農薬は使いたくねえんだべ。なら焼酎さ唐辛子混ぜて吹き付けてみれ」と返信がくる。苗も実家から届く。両親は「農業なんて」と言っていた私が野菜作りをする姿に、「どこか変わってきた」と感じていたようです。


「農ギャル」や「農業ブーム」に一言、言いたくなることがあるんです。それは、「農業をなめちゃだめ」です。自然はとても気まぐれだし、紫外線は強いし、爪に泥が入ると4日は取れません。でも、農業をやっていて良かったと思う瞬間は、「野菜が売れた時」と「おいしいからまた欲しい」と言ってもらえる時です。「もっこやみ(心配性)やかばねやみ(面倒くさがり)だと農家は勤まらなんでがすと」と師匠はよく言います。野菜はおてんとさまや気候が育ててくれる。もっと言えば、「私が育てられてる」と感じることもあります。
私の夢は、いつか大好きな音楽と農業をミックスさせてみたいですね。ちなみに、好きな音楽ジャンルは「ニューウエーブ」「メタル」などです。あとは、やっぱりおいしい野菜をたくさん作って売りたいです!
「毎日が知らないことばかり。私たちの肥料が素晴らしいと伝えるためにはもっと勉強しないとダメです。」と日下さんは言います。同世代の勉強仲間も増えてきて、しっかりと自分の土壌づくりも始まったばかりです。


CSC-DS
「生きた土」で育てる「ながいき農法」を展開している
有機肥料(酵素と発酵米ぬかを使った天然肥料)の製造販売元
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雷神光
「ながいき農法」で育てた安全・安心とうまさを追求した最高級のお米
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宮城県栗原市にある「アグリ園ミヤウチ」
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