
2009年02月18日

平成21年2月7日(土),ふるさと暮らし情報センターで,「第3回 広島暮らし笑談会」を開催しました。
大好評だった第1回目,第2回目の笑談会に引き続き,第3回笑談会には,田舎暮らしに興味・関心のある11名の方が参加されました。
第1部は広島県,高知県からそれぞれ話題提供がありました。
●川上妙子さん(大阪から広島県大崎上島町に移住)
移住した経緯や,島の特産品のブルーベリーなどを素材にした商品開発など現在の活動についても紹介がありました。
「大崎上島には橋がかかっていないので,最終の船が出てしまえば島を出れなくなる。大阪では,スケジュールをいっぱいにして仕事をしていたけど,この島では時間に制約が出てくる。その不便さがかえって,正常な生活リズムを取り戻すきっかけになりました。今でも大阪との間を行ったり来たりしているけれど,ふるさとはどこかと問われれば,大崎上島と言えます。自分から地元に積極的に溶け込むようにすれば,本当に親切にしてくださいますよ。」とのこと。
また,これから移住する人に向け,「移住を決断するには,ある程度思い切りが必要。自分の直感を信じて」とメッセージを送ってくださいました。
●畠中智子さん(高知のまちづくりを考える会代表)
生粋の土佐っ子の畠中さん。
自らが編集委員長を務める高知県の広報誌「とさのかぜ」では,暮らし目線で高知の素晴らしさを紹介しています。まちづくり活動やよさこいを通じて知り合った多くの移住者の声は,改めて高知の「ええところ」を見直すきっかけにもなったとか。
「高知は外からの人を受け入れる風土があるんです。就職環境は厳しいけど,私の友人の移住者はたくましい。畑をしながら,カフェを経営したり,自分で工夫して生活の糧を得ています。馴染めば,地元の人も何かと世話を焼く。援け,援けられながら,楽しんで暮らしているのが頼もしいですね。」
畠中さんの香北町の実家でも,御両親が都市部の人々を泊めて,田舎暮らしの体験を提供したりしているそうで,いずれ本格的にそんな活動もしてみたいと抱負を語ってくださいました。
また,第2部のぶっちゃけ座談会では,高知県の畠中さんをファシリテーターとして,広島県大崎上島町の川上さんと高知県の芹川隆夫さんをゲストスピーカーとして,来場者を交えて楽しく意見交換を行いました。
冒頭に,東京から土佐清水市に移住された芹川さんから体験談の紹介がありました。土佐清水市には四国巡礼の旅で惚れ込んで1年前に移住したとか。シェフをしていた芹川さんは,「東京では国内はじめ,世界各地から食材を集めなければ一皿が作れないけれど,土佐清水ではすべて地元で調達可能。食材が本当に豊富なんです」と満足気に語ってくださいました。
座談会の参加者は,現在,田舎暮らしの情報収集を行っている方が多く,『地方暮らしには生活基盤が不安。』『農業を始めるにはどうすればよいか?』『福祉サービスについてはどうか?』といったような質問をお互いにぶつけ合い,課題を共有することができるなど有意義な意見交換会となりました。
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