
2009年07月01日

6月中旬、「天狗石山」(1191m)に、「オオヤマレンゲ」の花が咲いているという情報を聞いて、早速、登ってきた。
「天狗石山」は、広島県北部の北広島町と島根県の浜田市との県境に聳える山で、その登山口は、県境の「来尾峠」にある。
この山に行くには、中国自動車道の「戸河内IC」を降りて、島根県益田市へと通じる国道191号線を北上し、途中から県道11号線に入り、「ユートピアサイオトスキー場」を目指せば良い。
下草が刈られた登山道を登りはじめると、すぐに日差しを遮るほどの樹林帯に入り、やがて急坂となった。この登山道は、県境の尾根を辿るように続き、青空が顔をのぞかせ道も緩やかになると、視界が開けササの生い茂る展望地があらわれた。
展望地からの眺望は良好で、眼前には緑なす「高杉山」がデンと構え、目指す「天狗石山」も近くに望めた。眼下には、才乙の集落が箱庭のように並ぶ。しばし佇めば、初夏の風が心地よく、小鳥のさえずりもにぎやかだ。
休憩ののち、「天狗石山」に向けて登って行くと、美しいブナの樹林帯が姿をあらわした。爽やかなグリーンの中に、大きな岩が見えてくると、間もなく頂上だ。頂上には展望台が設置されていて、島根県の山々が遠望できた。天気の良い日には、日本海まで見えるという。
そして、展望台の下方斜面にひっそりと咲く、「オオヤマレンゲ」の白い花を見つけることができた。まだ、花の数は少ないものの、芳香のあるやや下向きに咲く花は、上品で魅力的であった。
帰り道は往路を辿ることにしたが、下り坂ということもあってか余裕もあり、登山道に咲く季節の草花を楽しみながらの下山となった。
◆写真付きのレポートはこちら↓
http://www.iju.pref.hiroshima.lg.jp/portal/browser?ActionCode=content&ContentID=1246405091445&SiteID=0000000000000&FP=toppage