

豊岡市ってどんなトコ?
コウノトリのまちとして全国に知られている、兵庫県豊岡市。1971年に日本で一度は絶滅したコウノトリの最後の生息地として、保護・増殖・野生復帰事業が長年にわたって続けられてきました。その甲斐あって、2005年9月には5羽のコウノトリが自然放鳥され、2007年には、国内の自然界では46年ぶりにヒナが巣立ちました。今では30羽を超えるコウノトリが野外で暮らすまでになり、生物多様性保全に取り組む世界の自治体の特徴的な事例の一つとして、CBD(生物多様性条約)のホームページにも掲載されています。コウノトリも住めるような豊かな自然環境と文化環境の再生と創造、それは、人間にとっても住みやすい環境に他なりません。自然がいっぱいで誰もが暮らしやすい豊岡市をご紹介しましょう。
北は日本海、東は京都府に接し、中央部には母なる川・円山川が悠々と流れる豊岡市。2005年4月に合併し、兵庫県で一番面積が大きい市となったこのまちには、豊かな自然環境、その恵みを生かした味覚、先人が築き上げた歴史や伝統・文化など、多彩な魅力があります。中でも、志賀直哉の代表作『城の崎にて』で有名な城崎温泉は、みなさんもご存知ではないでしょうか。また、「但馬の小京都」と言われる出石城下町や、西日本屈指の神鍋高原スキー場もたいへん人気があり、市内には、全国から年間500万人もの観光客が訪れています。
豊岡市では、環境に配慮した農法による「コウノトリ育むお米」をはじめ、安全・安心な農産物の生産を進めています。市内で生産される農産物は、地元はもちろん京阪神方面にも出荷されています。また、但馬地方で生産される黒毛和種「但馬牛」は、厳しい自然環境の中で育まれた由緒正しい小型の牛。実は、神戸牛、松阪牛、近江牛、これらの極上とされる牛のルーツは全て但馬牛なのです。さらに、日本海では冬の松葉ガニ、ハタハタなど新鮮な海産物が豊富に水揚げされます。季節を通してさまざまな味覚を楽しむことができる地域なのです。
また、豊岡は「かばんのまち」としても全国に知られています。もともと円山川河畔に育つコリヤナギを材料に、柳行李などの杞柳製品を長年にわたって作り続けてきた歴史があります。明治期以降、人々の生活様式が変化する中で、行李の販売網と縫製技術を生かしたかばん産地への転換を図り、国内で有数のかばんの産地として発展してきました。商標登録された地域ブランド「豊岡鞄」は長い歴史から生まれた職人の技術で作られ、高い評価を得ています。
冬はたくさんの積雪があり、夏は全国最高気温を記録するほど暑くなることもあり、冬と夏の寒暖の差が大きい豊岡ですが、そんな気候を生き抜いてきた暮らしの知恵と、コウノトリと共に生きる人々の心意気がこの地域の特筆すべき点と言えるかもしれません。ぜひ一度、豊岡市を訪れてみませんか。
豊岡市の移住・交流への取り組み
豊岡市は昨年秋より定住促進対策の一環として、空き家バンクをスタートさせました。これは市内の空き家・空き土地物件を市外からの移住希望者の方々に紹介する制度です。スタートして間もないのですが、徐々に物件数も増えてきており、皆様からのお問い合わせも増えています。今後はさらに充実させていく予定ですので、ぜひご活用いただければと思います。
豊岡暮らしを試してみたいという方には、田舎暮らし体験施設も用意しています。賃貸期間は3日?1ヶ月で、一日あたりの賃料は2,000円。豊岡市への移住をご検討いただいている方を対象とした施設です。実際にこちらの施設を利用された方は、仕事を探したり、気候風土や地域の雰囲気を肌で感じたりしていただいています。
ところで、日本を代表する世界的冒険家の植村直己は、豊岡市(旧・城崎郡日高町)生まれです。農家の末っ子で生まれ、豊かな自然に育まれながら高校を卒業するまで豊岡の地で過ごしました。明治大学農学部に入学すると共に入部した山岳部で、山のとりこになり、大学卒業後は世界を放浪しながら世界初5大陸最高峰登頂、アマゾン河イカダ下りや北極点単独行など、数々の偉業を成し遂げました。市内には彼を顕彰する植村直己冒険館があり、彼が残した数多くの装備品や冒険行の記録映像そして世界各地からふるさとへ綴った絵はがきなどを展示しています。彼はとりわけ故郷の自然を愛していました。彼が愛する大自然、その原点はこの豊岡にあると言えるのではないでしょうか。市では、『子どもの野生復帰大作戦』と名付けた自然体験活動をはじめ、豊かな大自然を舞台にのびのびとした子育て支援活動を継続的に行っています。リタイア世代の方はもちろん、子育て世代のご家族も、ぜひ一度豊岡市への移住を考えてみませんか。

城崎温泉

松葉がに

人気沸騰中の市マスコット「玄武岩の玄さん」

出石皿そば
■相談窓口
〒668-8666 兵庫県豊岡市中央町2番4号
豊岡市役所 経済部経済振興課定住促進係
電話 0796-21-9002 FAX 0796-22-3872
E-mail keizai@city.toyooka.lg.jp

コウノトリ育むお米(無農薬米5kg)
野生に帰したコウノトリが住みやすい環境作りの一環として、栽培されたお米です。コウノトリ育む農法の田んぼには1年を通してたくさんの生き物が命を育む姿が見られます。農薬や化学肥料を使用しないことで、とてもすばらしい環境になりました。苦労や手間がかかる農法ですが、その分農家さんの愛情がたくさん込められています。
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