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~飛び地の村の観光?~全国唯一の飛び地の村「北山村」で観光協会の仲間を募集します!!

<北山村の概要~北山村ってどんなとこ?~>
北山村は、和歌山県南部に位置する県唯一の村で、人口はわずか450人に満たない小さな村です。全国唯一自治体丸ごと飛び地になっていて、和歌山県に接していないけど、和歌山県に属し、周りを三重県と奈良県に囲まれています。
村内を流れる北山川は、奈良・大台ケ原を源流とし、豊富な雨量からもたらされる水のめぐみは北山村特有の景観を生み出し、その急流を利用して、カヌーやラフティングがさかんに行われています。特筆すべきは、日本でここだけの「北山川観光筏(いかだ)下り」です。
北山村ではその豊かな森林資源を生かして、山から切り出した材木は川下の港町まで「筏」のように組んで村から川下の町へ出荷されました。そこで活躍したのが「筏師(いかだし)」です。筏師たちの川を下る高度な技術は、一時はダム建設によって姿を消したものの、活躍の場を林業から観光産業にシフト。連綿と後世にその技を受け継いでいます。
また北山村が原木の柑橘「じゃばら」は特産品として村を挙げて生産に取り組み、今では全国でも販売されるようになりました。
「筏」と「じゃばら」という2つのここだけのコンテンツをもつ北山村は平成の大合併も乗り越え、小さな自治体ながらも独立採算の村で生き抜いてきました。
<今回の募集の背景と村の課題>
今回地域おこし協力隊を募集する背景にあるのは、観光産業を「民」の力で活発化させていきたいという思いです。
村の約97%を森林が占めるなか、平地が少ない北山村では大量に農作をすることは難しく、林業の村として生きてきました。時代の変遷、林業の衰退とともに、これからも村が生き残るためには。と、北山村は「サービス業・観光」に舵を切りました。
昭和54年観光筏下りのオープン、平成元年おくとろ温泉(コテージ&温泉施設)のオープン、キャンプ場の開発など村がこれまで観光に投資した額は決して少なくありません。
これまでは、村役場が主体で長きにわたり、上記のような観光開発を進めてまいりましたが、「民」の力へのシフトは、まだまだ道半ば。特に観光協会はまだ駆け出したばかりで、日々の業務で一日が終わってしまうようなものが現状です。もっと村の観光振興を真剣に考えられる人材が必要とされています。
<北山村にとっての観光>
「住む人が楽しめる観光産業へ」
観光というと、「外から来てくれた人をもてなす」というイメージですが、外からのお客さんだけに注目すべきなのでしょうか。
せっかくお客さんが来たのに、訪れた場所に誰もいなくて、だれも楽しそうに暮らしていなくて....。そんな場所だったらどうでしょうか。
地域で観光産業について考えるということは、単にお客さんだけが喜ぶことだけをやったとして、地域が疲弊してしまっては意味がありません。
そこで、「地元の人も楽しい観光とのかかわり方」というのをぜひ地域おこし協力隊のミッションとして見つけてもらいたいのです。
<先輩が歩んだ3年間>
2021年1月末に初めての協力隊が3年間の任期を終えて卒業し、卒業後も北山村に定住しています。
初めての協力隊の受入に、担当職員も試行錯誤しながら活動を進めてまいりました。
①北山村のお野菜を集めた「北山野菜市」の実施。
→観光客の「北山村産の野菜が買いたい。」という声にこたえ、村全地域に呼びかけ月に1度北山村で育てる野菜を集めて販売する
「北山野菜市」を立ち上げました。一人暮らしのおじいちゃん、おばあちゃんからは「野菜は育てるけど多すぎてあげきれないものは捨ててしまう。」という声もありました。捨ててしまう野菜は、みずみずしくてとてもおいしいのにもったいない!!!ということで、少しでも現金に換えて、野菜の売りがい・作り甲斐を感じてもらえればという狙いがありました。少しずつながらも野菜市を毎月実施する中で、始まるのを今か今かと待つ村の人も増えて、普段は道の駅を利用しない人も、野菜市の日には集まるようになりました。
②「北山三村フェスタ」の実施。
→三村とは、私たちの和歌山県北山村、お隣奈良県下北山村・上北山村を指し、「北山」と名の付く村が集まる場所のつながりを生かすというテーマで
それぞれ3村の有志に声をかけ、イベントを行おうという企画を立ち上げました。第1回は2019年。北山村のおくとろ公園にて、各村からの出店やワークショップ・ステージイベントを実施。第2回はコロナウイルス流布の中、工夫を凝らして実施。三村フェスタ月間と題し、3村それぞれの事業者がフェスタ月間に合わせた企画を各自で行いました。
<こんな人に来てほしい!>
・村の暮らしを楽しみたい人。
・ご近所さんとのコミュニケーションが苦ではない人。
・地域の文化や人のつながりを大事にしながら、新しいことに挑戦したい人。
・既存の事業もないがしろにせず、前向きに取り組める方。
2/15更新!
\2月14日開催:小さな村de地域おこし協力隊合同説明会/
和歌山県北山村×岡山県新庄村とのコラボ企画。
それぞれの地域おこし協力隊について説明会を行いました。
説明会の模様は、下記URLからご覧ください!!!
https://youtu.be/ttLb4OSkhno
募集要項
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雇用関係の有無なし
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業務概要【基本的業務】
・北山村観光協会の窓口・電話対応。
・北山村観光協会SNSの更新。
・北山川観光筏下り受付業務全般。
・北山野菜市の運営補助
・その他村の観光施策に関わる業務全般。 -
募集対象次の①~⑦の要件を満たす方を募集します。
①年齢20歳以上 、概ね35歳までの方(令和3年1月1日現在)
②3大都市圏をはじめとする都市部に在住し、委嘱後に北山村へ住民票を異動させて生活できる方。
③普通自動車免許を有している方(見込み含む)
④パソコン(ワード、エクセルなど)の基本的な操作ができる方
⑤心身共に健康で、地域住民と協力しながら地域おこし活動に自主的に取り組める方
⑥地方公務員法第16条に該当しない方
⑦職務を誠実に履行し、前向きに村づくりに取り組める方 -
募集人数1~2人
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勤務地和歌山県東牟婁郡北山村村内及び村外での各種活動の場合、当該地域(観光PRなど)
北山村観光協会、北山川観光筏下り等の観光振興に関わる業務等のほか地域振興の業務 -
勤務時間(1)勤務日数・時間
勤務日数は原則週5日とし、勤務時間は8時30分~17時15分が基本です。職務内容により7時間45分を超えない範囲で変更が生じる場合があります。
※休日に出勤した場合は、振替対応を原則とします。
(2)休暇等
年次有給休暇・病気休暇及び特別休暇 -
雇用形態・期間(1)村長が地域おこし協力隊として委嘱
(2)北山村観光協会に所属し、勤務していただきます
(2)採用の日から1年、最大3年間の更新があります
※最長3年間まで延長できます。但し、協力隊員としてふさわしくないと判断した場合は、雇用期間中であっても雇用を取り消す場合があります。 -
給与・賃金等・報酬 月額182,200円~(本人の経歴、経験等に応じ変動)
・旅費 公務のため出張する場合は、旅費を支給。
・その他経費 定住に向けての必要となる環境整備に要する経費(住宅取得・改修・起業など)に対し各種補助があります。 -
待遇・福利厚生(1)住居については、村が空き家等を紹介いたします。(家賃補助有。)
(2)勤務・活動に使用する車両は、無償で貸与します。但し、私生活での活動用車両は、使用できません。日常生活では、自家用車等の移動手段が必要不可欠です。
(2)社会保険・雇用保険に加入します。 -
申込受付期間2021年04月01日 ~2021年05月06日
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審査方法応募手続き
〇申込期間 令和3年4月1日(木)~令和3年5月6日(木)17時(必着)
〇提出書類
・履歴書(様式不問、市販のもの可、写真添付)
・レポート「地域おこし協力隊を志す理由」(様式不問、A4用紙1枚程度)
〇応募書類提出先および問い合わせ先
北山村役場 観光課
〒647-1604
和歌山県東牟婁郡北山村下尾井335
電話番号:0735-49-2324
〇審査方法
(1)1次選考(書類選考)
書類選考の上、結果を応募者全員に文書にて通知します。
(2)2次選考(面接)日時等詳細については、後日連絡させていただきます。
1次選考合格者を対象に、村内見学会及び面接試験を実施します。
(状況に応じ、オンラインでの面接とします。)
(3)その他
提出された書類一式は返却出来ませんので、ご了承下さい。
不採用理由についての問い合わせにはお答えできませんので、ご了承下さい。 -
参考URLhttp://www.vill.kitayama.wakayama.jp/
お問合わせ先
〒6471604 和歌山県東牟婁郡北山村下尾井335
TEL: 0735-49-2324 FAX: 0735-49-2588
URL: http://www.vill.kitayama.wakayama.jp/