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【任用型】地域とともにつくる、清流・簗川の暮らし。

盛岡市地域おこし協力隊

 盛岡市は岩手県の県庁所在地で、南部盛岡藩の城下町として400年を超える歴史が息づく、人口約30万人の中核市です。市内中心部には、美しい川が流れ、岩手のシンボルである岩手山が見守る、緑あふれるまち・盛岡市。

 そんな盛岡市には、歴史と風土に培われた「チャグチャグ馬コ」や、世界一の太鼓パレードとして認定された夏の風物詩「盛岡さんさ踊り」、秋の訪れを告げる恒例の「盛岡秋まつり山車」といった四季折々の祭りの他、伝統的工芸品第一号指定を受けた南部鉄器、盛岡三大麺(盛岡冷麺・盛岡じゃじゃ麺・わんこそば)、清らかな水から作られる日本酒や地ビールなど、多くの特産品があります。

 

 そして令和5年1月には、アメリカのニューヨーク・タイムズ紙(電子版)「2023年に行くべき52カ所」において、中心市街地の歴史的な建物と川や公園などの自然があり、まちを歩いて楽しめる点や、コーヒー店、ジャズ喫茶などの文化が根付くまちとして評価され、イギリスのロンドンに次ぐ2番目に盛岡市が選ばれました。これを契機として、その豊かな自然、歴史や文化など、盛岡が持つ多様な価値や魅力が改めて世界から注目されています。

 

 ぜひ皆様も、都市の快適さと豊かな自然が調和する城下町・盛岡で、地域おこし協力隊の活動を始めませんか。

 

盛岡市プロモーション動画(協力隊員が作成しました。ご覧ください。)

https://www.city.morioka.iwate.jp/shisei/1021559/1021610/1009224/1024961.html

▶盛岡市公式ホームページ
https://www.city.morioka.iwate.jp/

▶盛岡という星でウェブサイト
https://planetmorioka.jp/

▶盛岡市公式ホームページ内 地域おこし協力隊
https://www.city.morioka.iwate.jp/shisei/machizukuri/1020669/index.html

 

募集要項

  • 関連ファイル
  • 雇用関係の有無
    あり
  • 業務概要
    1 現状と課題
     本市東部の清流・簗川の流域に位置する簗川地域は、大きく4地域(簗川、川目、根田茂、砂子沢)から成る、標高300~600mの山々の豊かな自然に囲まれた山間地域で、天狗(てんぐ)伝説の残る地域としても親しまれています。
    古くから三陸沿岸と内陸を結ぶ宮古街道が通り、江戸時代には交通の要衝として宿駅が設けられ、馬産地、木炭の産地として盛岡城下の暮らしと産業を支えていました。
     近年では、30年ほど前に簗川ダム建設が決定してから、水没予定地の住民移転が始まったことに加え、小学校の相次ぐ閉校、クマ・シカなどによる農作物被害の増加など、当地を取り巻く環境は厳しいものとなり、本市の中でも人口減少・高齢化が特に進んでいます。
     一方、ダム建設が決まった当時から住民自らが地域づくり組織を結成し、他集落との地域間交流や地元学の開催、産直・農家レストランの開業などを通して、地域力の向上・維持に努めてきました。良質の砂子沢朝霧そば、盛岡ブランドの盛岡ベリー(アロニア)、酪農乳用牛など当地ならではの生産活動が行われているほか、民俗芸能の簗川高舘剣舞は古式豊かな儀礼が現在も受け継がれています。
     令和2年7月からは1名の地域おこし協力隊員が活動しており、町内会ごとの座談会を開催したり、岩手県立大学と共同で「地域ビジョン」の作成に動き出すなど、地域の実情を把握しながら新しい地域づくりを模索し始めています。また、県営簗川ダムや砂子沢生活改善センターの竣工が相次いでおり、今後はこれらの施設を活用した地域おこしが期待されています。
     本テーマを担当する隊員には、簗川地域の豊かな自然と人々の暮らしに根付く様々な魅力を感じてもらいながら、そこで暮らす皆さんとともに地域資源を活用し、磨く活動に取り組んでいただきます。

    2 活動目標
     地域と協同しながら、隊員独自の視点で地域存続等に向けた斬新な諸施策を立案・実践すること。

    3 活動内容
     地域活動に参加しながら、隊員に合った地域課題に取り組んでいただきます。
     簗川地域での暮らし方を知り、体験しながら、御自身に合う取組を地域の皆さんと話し合い、活動をしていただきます。
    ≪ 取組の例 ≫
     ・地域資源の発掘、活用の企画立案、実施
     ・集落点検の手法による地域住民の意向調査
     ・地域の魅力発信、関係人口を増やす取組
     ・農畜産物の生産(露地・ハウス栽培、乳牛飼育など)、販路拡大の支援
     ・農地の維持、耕作放棄地の有効活用を支援する取組
      その他、地域づくりに関する支援活動全般
  • 募集対象
    次の各号の要件を全て満たす方
    (1)次のいずれかに該当する方
    ア 三大都市圏をはじめとする都市地域等から本市に生活の拠点を移し、住民票を異動することが可能である方
      ※三大都市圏とは、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県及び奈良県をいう。都市地域とは、過疎、山村、離島、半島等の地域に該当しない地域をいう。
      ※住民票上の住所ごとに詳細な要件がありますので、事前にお問い合わせください。
       既に本市に定住している方、住民票がある方は対象となりません。
    イ ①本市以外の市町村において、地域おこし協力隊員として同一地域で2年以上活動し、かつ解職後1年以内の方、②JETプログラム参加者として2年以上活動し、かつ終了後1年以内の方、または③海外に在留し市町村が備える住民基本台帳に登録されていない方の、いずれかに該当する方で、協力隊員として採用された後に本市に生活の拠点を移し、住民票を異動することが可能である方
    (2)協力隊員としての任期が終了した後、本市に定住を目指す、又は本市の地域の振興に資する活動を続けようとする方
    (3)心身ともに健康で、地域に馴染む意思があり、誠実に職務が遂行できる方
    (4)地域住民や行政とのコミュニケーションが図れ、地域づくり活動に理解と熱意があり積極的に参加できる方
    (5)普通自動車免許を有している方(AT限定可)
    (6)パソコンを日常的に使用していて、一般的な操作(ワード、エクセル、パワーポイント、インターネット、メール及び SNS 等)が可能な方
  • 募集人数
    1名
  • 勤務地
    簗川地域(所属は、農林部農政課になります。)
  • 勤務時間
    1週間あたり30時間の範囲内において、週5日(任用時に担当課と調整の上、週4日にすることも可能です)を基本としますが、別途勤務割表の定めによる場合があります。
  • 雇用形態・期間
    会計年度任用職員(パートタイム)とします。
  • 給与・賃金等
    月額:153,135円
    ※報酬から、社会保険料(健康保険、厚生年金、雇用保険)が天引きされます。
    ※このほか、通勤手当、期末手当・勤勉手当(最大4.5月分/年)等がそれぞれの要件で支給されます。
  • 待遇・福利厚生
    (1)社会保険(健康保険、厚生年金、雇用保険等)に加入します。
    (2)住居は、予め隊員と協議した上で、市が直接借上げます。
       ※家賃は5万円まで市が負担します。光熱水費等は自己負担となります。
    (3)活動に必要な車両は、予算の範囲内で市が貸与します。
       ※貸与の車両は私用に使うことはできません。自家用車の持ち込みをお勧めします。
    (4)活動に必要な消耗品や燃料費、旅費等の経費は予算の範囲内で市が負担します。
    (5)引越しに必要な経費は、自己負担となります。
  • 申込受付期間
    2024年01月12日 ~2024年06月28日
  • 審査方法
    (1)書類選考
     応募用紙、活動目標の記載内容で書類選考を行いますので、漏れなく記載してください。書類選考結果は、文書で通知します。
    (2)面接審査
     書類選考合格者を対象に面接審査を行います。詳細は書類選考結果を通知する際にお知らせします。
     なお、面接場所は、盛岡市内となります。面接場所までの交通費等の経費は、自己負担となります。
     ただし、面接審査はオンライン(Zoom)による方法とする場合があります。
    (3)隊員の決定
     面接審査の結果は、文書で通知します。
    (4)その他
     ・市が御応募書類を受領後、隊員の決定(書類選考及び面接審査)には、通常 1カ月程度かかります。
     ・選考の経過及び結果の問い合わせにはお答えできませんので、予め御了承く ださい。

    【応募書類の提出・問い合わせ先】
    〒020-8530 岩手県盛岡市内丸12 番2号
    盛岡市市長公室企画調整課政策調整係
    電話:019-626-7534
    E-mail:kikaku@city.morioka.iwate.jp
  • 参考URL
    ▶まいぷれ盛岡(隊員の活動報告など)
    https://morioka.mypl.net/article/chiikiokoshi_morioka

お問合わせ先

企画調整課 皆川 幸将