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【鹿児島県与論町】令和5年度与論町地域おこし協力隊を募集します!
与論町は、鹿児島県の最南端に位置し、鹿児島市の南南西563kmの洋上に浮かぶ一島一町の町です。東側は太平洋、西側には東シナ海が広がり、南方に沖縄本島、北方には沖永良部島が眺望できます。本町は、総面積20.58㎢、周囲23.7㎞の島で、5,084人(令和4年10月末日現在)が暮らしています。年平均気温は、23.1℃と暖かく、美しく豊かな自然の中で、観光や温暖な気候を活かした農業、豊富な水産資源に恵まれた漁業が営まれています。交通アクセスは、鹿児島県本土まで航空機で1時間35分、フェリーで20時間、また、隣県の沖縄県那覇市へは、航空機で40分、フェリーで約5時間を要します。
本町では、平成28年度から地域おこし協力隊制度を導入し、これまで7名の隊員が活躍してきました。各隊員の尽力によって様々な良い変化があった一方、依然として他の離島地域と同様に人口減少や少子高齢化が進行しており、地域力・コミュニティの維持・強化が喫緊の課題となっていることから、課題解決の担い手となる人材の確保が求められています。
そこで、本町へ移住・定住する覚悟と意欲のある都市部の人材を受け入れ、地域住民と協力しながら本町の資源を活かした活性化策を展開する「地域おこし協力隊員」を公募します。
貴方の意欲・経験・能力を与論町で活かしてみませんか?
募集要項
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関連ファイル
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業務概要【業務1:島づくり広報支援員(広報活動担当)】
(背景)
本町は令和4年度に策定した今後10年間を見据えた「第6次与論町総合振興計画」において、7つの重点プロジェクトのひとつに「人をつなぐ情報共有プロジェクト」を新たに追加しました。これは地域課題に対して行政や事業者が協同的に取り組む体制を構築するものであり、「誰ひとり取り残さない情報共有」を実践して将来に渡り豊かな島づくりの基盤構築を図るものです。現在の広報誌や週報に加えて町公式ホームページやSNSの活用は重要なものと位置づけ、その運用(情報発信)を担える方を募集します。
(業務)
総務企画課にて広報活動に関わる業務に携わっていただきます。具体的には、行政の各部署や事業者から活動や課題などを取材し、ホームページを中心とした媒体で情報を発信。町の動き、課題、活用できる制度などの情報を町全体で共有することで、町内のコミュニケーションを円滑化するとともに外部へ発信していただきます。
(魅力)
広報という立場上、与論島を軸に属性や立場を越えて関係性が構築できるとともに、島外とのつながりも期待できる業務です。それらを生かして、任期後は情報発信などの分野で与論町に貢献していただけることを期待します。
【業務2:イノべーんちゅ支援員(与論町創業支援等事業担当)】
(背景)
本町は「島の盛り上げ人財を増やす」という目的のもと、令和3年度より「与論イノベーんちゅ創出実行委員会」を設置しました。創業を志望する町民を官民一体で支援するもので、先輩創業者が講座を行い、島内外から審査員を招いてビジネスプランコンテスト(イノべーんちゅAWARD)を開催、受賞案件に対して伴走支援を行うという年間を通じた創業支援事業です。第1回目となる令和3年度は島内外からも反響が大きく、今後もさらなる発展が見込まれるため、専任の事務局職員を募集することになりました。
(業務)
総務企画課にて与論町創業支援等事業(与論イノベーんちゅ創出実行委員会)の事務業務に携わっていただきます。具体的には、各チーム(広報、伴走支援、講座、AWARDなど)と連携しながら、講座の準備、関係者との各種調整、問い合わせ対応、創業支援に係る企画調整、事業の進捗管理などの事務局業務全般を行っていただきます。
(魅力)
講師、参加者、卒業生、審査員など、創業を軸に幅広い関係性が構築できます。ビジネスが生まれる瞬間や知識を得ること、挑戦する人を支えることに魅力ややりがいを感じる方を募集します。任期後は事務局長として同事業をまとめていただくことや、「島の盛り上げ人財」を創出・応援する応援団長としての役割を期待します。
(参考)
https://www.innovenchu.org/(イノべーんちゅホームページ)
【業務3:やさしい地域づくり専門員(介護支援専門員(ケアマネジャー))】
(背景)
本町の高齢化は進行しており、新型コロナウイルスによる影響もあり、在宅介護サービスの需要が以前より高まっております。また、昔から与論では家族親戚、神棚に祀られている先祖に見守られながら自宅で亡くなる風習があり(2019年の在宅死率は全国平均13.6%に比べて40.0%)、「自分の望む場所で暮らし続けたい」という方が多くあります。一方、本町にはさまざまな介護サービス事業者がありますが、要介護者に対する情報共有や連携には改善の余地があります。
(業務)
具体的には、1年目は本町地域包括支援センターに所属して在宅介護の現状について調査。2・3年目は本町内の居宅介護支援事業所において従事しながら現場の意見収集を行い、行政に対して問題点などを提起するとともに改善案などを提案していただきます。
(魅力)
与論島は、昔から「島人の助け合い」によって暮らしをつむぎ、その精神は今も継がれています。介護サービスの選択肢は都市部に比べて少ないですが、限られた資源の中で要介護者のためにケアプランを作成することはケアマネジャーとしての能力が試されるとともに経験を積める場所です。また、人と人との距離も近く、介護は数ある中でもそれらを強く感じられる仕事です。任期後は、事業所従事や起業に関わらず、介護の分野から与論町の地域づくりに積極的に関わっていただける方を期待します。
【業務4:しまのリハビリ専門員(訪問リハスタッフ(PTまたはOT))】
(背景)
本町の高齢化は進行しており、新型コロナウイルスによる影響もあり、在宅介護サービスの需要が以前より高まっております。また、昔から与論では家族親戚、神棚に祀られている先祖に見守られながら自宅で亡くなる風習があり(2019年の在宅死率は全国平均13.6%に比べて40.0%)、「自分の望む場所で暮らし続けたい」という方が多くあります。自宅での暮らしを介護面で支える方を募集します。
(業務)
具体的には、1年目は本町地域包括支援センターに所属して在宅介護の現状について調査。2・3年目は本町内の訪問介護事業所または在宅医療事業所において従事しながら高齢者の特性把握・分析を行い、行政に対して問題点などを提起するとともに改善案などを提案していただきます。
(魅力)
与論島は、昔から「島人の助け合い」によって暮らしをつむぎ、その精神は今も継がれています。高齢者の方はそのことを強く感じさせてくれる存在であり、訪問リハスタッフは仕事を通して得られる学びがたくさんあります。任期後は、事業所従事や起業に関わらず、介護の分野から与論町の地域づくりに積極的に関わっていただける方を期待します。 -
募集対象1.下記に掲げる全ての要件を満たす方
(1)年齢満20歳以上(令和5年4月1日時点)で、性別は問いません。
※業務3・業務4は応募時点で50歳未満の方
(2)3大都市圏をはじめとする都市地域等(過疎、山村、離島、半島等の地域に該当しない市町村)に在住の方で、採用後に与論町へ生活拠点を移し、住民票を異動できる方
(3)地域住民と積極的にコミュニケーションを図り、業務に積極的に取り組み、精力的に活動のできる方
(4)土・日・祝日の勤務や行事参加、夜間会議等の不規則な勤務体制に対応できる方(時間外や休日勤務は振替休日対応)
(5)普通自動車運転免許を取得している方
(6)パソコン(ワード、エクセル等)の一般的な操作ができる方
(7)地方公務員法第16条の欠格事項に該当しない方
(8)業務3は介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格を有する方
(9)業務4は理学療法士(PT)または作業療法士(OT)の資格を有する方 -
募集人数4名(広報活動担当1名、創業支援等事業担当1名、介護支援専門員1名、訪問リハスタッフ(PT・OT)1名)
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勤務地業務1:与論町役場総務企画課
業務2:与論町役場総務企画課
業務3:与論町地域包括支援センター
業務4:与論町地域包括支援センター
※業務内容に応じて勤務地が変わる場合があります(町外で活動することもあります。) -
勤務時間(1)勤務日数:週5日
(2)勤務時間:原則8時30分から17時00分(1日7時間30分)
(3)休日:土・日・祝日及び年末年始(12月29日から1月3日)を原則としますが、休日に勤務することがあります。その場合は振替休日対応となります。
(4)休暇:年次有給休暇、特別休暇制度あり(与論町会計年度任用職員の雇用等に関する取扱規程に準ずる。) -
雇用形態・期間・与論町の地域おこし協力隊員として委嘱します。
・業務1~業務4すべて地方公務員法第22条の2第1項第1号に規定する第1号会計年度任用職員扱いとします。
・任用期間は令和5年4月1日から令和6年3月31日までの1年間とします。但し、活動状況等から隊員と与論町の双方で協議のうえ、最長で任用開始から3年間まで延長することができます。
※任用開始時期について、相談により変更可能(但し令和5年4月1日以降) -
給与・賃金等・給与月額169,645円
・賞与年2回
・通勤距離により通勤手当を支給
※時間外勤務手当を支給しません(振替休日対応)。
※その他、退職手当等は支給しません。 -
待遇・福利厚生(1)健康保険・厚生年金・雇用保険に加入していただきます。
(2)住居は与論町が用意します。(敷金・礼金及び雇用期間中の家賃は予算の範囲内で雇用主が負担します)
(3)業務上必要となる自動車(活動車両)・消耗品・備品等は雇用主所有の公用車や備品等を使用していただきます。
※但し、日常生活の移動手段として、“自家用車やバイク”は必要不可欠ですので個人で用意してください。
(4)活動に係る経費は、協議の上、予算の範囲内で雇用主が負担します。(例:旅費、研修に係る受講料、必要な物品等)
(5)上記以外の経費は自己負担となります。
例:住居に係る光熱水費、個人の電話等の通信費、引っ越しに要する経費、活動期間中の生活に必要な備品等
(6)業務に支障が無い範囲において、定住につなげるためや地域住民から頼まれる仕事については、協議の上、兼業を認める場合もあります。また、従前の職に就いた状態であることが地域おこし協力隊としての活動に利する場合、従前の職との兼業を認める場合もあります。 -
申込受付期間2023年01月27日 ~2023年02月20日
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審査方法●令和5年2月20日(月)までに、応募書類を下記へ提出してください。
※直接提出のほか、郵送、電子メールで受け付けます。(郵送の場合は当日消印有効)
※電子メールで応募用紙を提出される場合は、メール送信後、電話にて総務企画課担当に受領確認を行っていただくようお願いいたします。
〒891-9301
鹿児島県大島郡与論町茶花1418番地1
与論町役場総務企画課担当:山
TEL:0997-97-3111
Email:kikaku@yoron.jp
●提出書類
①与論町「地域おこし協力隊員」応募用紙(様式)
②現住所地の住民票1通
●選考の流れ
(1)第1次選考
「書類審査」により、令和5年2月下旬頃に結果を文書で通知します。
(2)第2次選考
令和5年3月10日(金)~12日(日)にかけて、おためし地域おこし協力隊として、2泊3日の実地研修を行うとともに、最終日に面接審査等を行います。旅費は自己負担となりますが、宿泊費については「おためし地域おこし協力隊」に関する予算の範囲内で与論町が負担します(宿泊費1泊8,000円・日当2,000円)。
(3)最終選考
合格者を決定次第、文書で通知します。 -
参考URL〇与論町地域おこし協力隊ポータルサイト
https://yoron-chiikiokoshi.net
与論町で働く現役隊員やOB・OG隊員のリアルな声、採用情報などが掲載されています。
〇与論町ホームページ
https://www.yoron.jp
※新着情報に記事がない場合、上記ページ内「暮らしの情報」にあります「お知らせ」を開いていただき、「総務企画課から」の箇所に記事が掲載されています(募集期間終了後は記事を非公開とします。)。 -
備考・地域おこし協力隊として採用されることは、隊員自身の人生に重大な影響を与えるものとなり得ます。応募される際は、地域おこし協力隊制度について事前に把握するとともに、別添の与論町地域おこし協力隊設置要綱を確認するなど、十分に検討を重ねた上で応募するようお願いいたします。
・採用後、応募の内容に虚偽が見つかった場合は、地域おこし協力隊の活動を中止させ、任用を取り消す場合があります。
・与論町地域おこし協力隊は、様々な活動に主体性をもって取り組み、地域と協力しつつ行動することが求められます。その上で任期満了後を見据えた、柔軟かつ実現可能な計画性が必要です。
お問合わせ先
〒891-9301 鹿児島県大島郡与論町茶花1418-1
TEL: 0997-97-3111 FAX: 0997-97-4196