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【週休三日!月額19~24万円】ブドウの生産からワイン醸造まで。土と風と共にワインづくりを

ブドウの栽培からワイン醸造まで。
ワインづくりを生業に。

胎内市って?
新潟県胎内市は新潟県の北東部に位置する人口約2万7,000人の市で「自然が活きる、人が輝く、交流のまち」を市の基本理念に掲げ、山・川・海の豊かな自然を活かしながら、未来への希望が持てる持続可能なまちづくりを進めています。
また、胎内市の特徴の一つとして、山間部には、スキー場、リゾートホテル、ワイナリーなども立地する観光地でもあり、胎内市産のブドウで醸造される胎内高原ワインは、日本ワインコンクールで金賞を受賞したこともあり、地域の特産品の一つになっています。
「胎内高原ワイナリー」のワインづくりに取り組んでいただきます。
今回募集する隊員には、「胎内高原ワイン」というブランドのブドウの生産からワインづくりまでの一連の業務に取り組んでいただきます(受入組織は新潟フルーツパーク株式会社となります。)。
胎内高原ワイナリーは2007年に設立されたワイナリー。
ブドウの栽培は新潟フルーツパーク株式会社が担い、ワイン醸造は胎内市役所が担っています(自治体が運営する全国でも珍しいワイナリーです。)。過去には日本ワインコンクールで金賞を2年連続受賞したこともあり、全国的にも知名度が向上しました。
こうした受賞歴もあり、全国のワイン通から愛される胎内高原ワイン。
この胎内高原ワインには、いま直面している課題があります。それは「ブドウの栽培」「ワイン醸造」に精通する後継者の育成です。
胎内高原ワインのブランドをしっかり理解していただいた上で、次の10年、20年のためにバトンをつないでくれる人材を育てていかなくてはならない時期に来ています。
ブドウの生産からワイン醸造まで!ワインづくりをなりわいに
胎内高原ワイナリーの説明を少しだけさせていただきます。
詳しくは公式ホームページや、SNSなども御覧ください(ページ下部にリンクを貼り付けてあります)。
ブドウ畑の面積は約6haで、傾斜は約25度、標高は最も高い所で約250mです。日当たりのよい南南西に面した急傾斜を利用し、昼夜の温度差が出るような場所にあります。
そんな豊かな自然に囲まれて造られたワイン。特に赤ワインは「胎内らしさ」「山のワインの深みと凝縮感」があるといいます。中でもツヴァイゲルトレーベは日本ワインコンクールで2年連続金賞を頂いたワイン。このツヴァイゲルトレーベという品種は、新潟で栽培すると寒いということもあって、ちょっと他の地域とは違う柔らかさが。酸がしっかりしていて、果実味もふくよか、バランスも良いワインです。
畑のポテンシャルを活かしたシンプルなワインづくり
重要視しているのは果実味。畑の豊かな土壌を活かし、必要以上に手を加えず、丁寧に醸して、畑のポテンシャルを活かしたシンプルなワインづくりをしています。
まさに自然に寄り添ったブドウづくりとワインづくり。協力隊には実践的なことを学びながらも、恵まれた畑でブドウが成熟するまでサポートし、そしてワインになる工程をそっと見守るように、自然と一体となって楽しんでほしいと考えています。それこそが、胎内高原ワイナリーのワインづくりです。
次からは、「ブドウづくり」と「ワインづくり」に分けてお仕事内容を詳しく説明していきたいと思います。
土と風と共にブドウづくり
「胎内市のブドウ畑は高いポテンシャルを持っているので、そこを引き出しながら今後もしっかりと品質を高めていきたい」と話すのはワイン醸造を担当する胎内市役所の坂上さん。ワインは、育てたブドウを発酵させるとワインになるシンプルなお酒です。
そのため、良いブドウの栽培・生産が重要であり、ブドウが育つ畑こそがワインの品質を上げるカギとなるのです。畑のポテンシャルを保ちつつ引き出すことが良いワイン造りに繋がります。
ワインづくりはまさに農業。ブドウ生産では、土をいじり、ブドウの木と向き合う毎日です。気温40度に迫る熱い日もあれば、涼やかな海風が吹き上げてくることもあります。
胎内高原の四季に、ある意味身を任せ、翻弄されつつも土とブドウを育んでいく日々となります。
体力も必要なお仕事です。必要なのはスポーツマンの体力ではなく胎内市の方言で言うところの”すならっこさ”(=しなやかさ)。「辛いときは無理しない。休み休み自分の体と対話しながら動く」とワインの生産を担う田村さんは話します。
必要以上に手を加えない、丁寧な醸造。
ワインの世界では「Terroir(テロワール)」という「土地の個性」「(ブドウ畑を取り巻く)自然環境要因」という意味のフランス語をよく耳にします。これは、ブドウ畑を取り巻く地形や気候、土壌などの自然環境がワインの味に影響を与えるという考え方で、フランス語で「土地」を意味する「terre」から派生した単語です。
胎内高原ワイナリーが大事にしているのも、良いテロワール(土地の風土、個性)をいかにワインに表現できるか、というところ。胎内市の畑の個性をそのままワインに表現するために人間の介入は極力避け、あまり手を加えないオーソドックスな醸造を丁寧に行います。
土地の個性とともにその年のブドウにも個性があります。毎年仕込みは一回のみ。「『その年の個性』を表した美味しいワインになりますように。」と、緊張感を持って醸造に取り組みます。
胎内高原ワイナリーは自ら育てた自園産のブドウのみでワインを造っています。「ブドウづくりとワインづくり(醸造)は一連の流れと考えています。」と前出の坂上さん。その年の天候も生育状況も細かいことをすべて理解した自分たちのブドウでワインを醸す。まるで子供から大人になるまでを見守るようなワインづくりです。
一年の過ごし方
ブドウづくりと、ワインづくりについて理解を深めていただけたでしょうか。
一年のカレンダーに実際のお仕事内容を落とし込むと次のようになります。
3月〜4月
誘引(雪に埋まっていた木を起こし固定)、芽かき(いらない芽をとる)
畑の準備
5月〜6月
5月芽が出始め6月には開花し実が大きくなり始めます。
草刈り、防除作業、誘引。
7月〜9月
8月頃にはブドウが成熟し実が色づきます。
摘心(芽の先を切る、脇芽をとる)、防除、草刈り。
9月〜11月
ブドウの収穫、ワインの仕込み、醸造
11月〜12月
剪定、冬支度
12月〜3月
この期間は醸造作業メイン。瓶詰めや出荷の準備も。
繁忙期は7月〜10月。収穫前のブドウの分析、草刈り、収穫も大忙しになります。収穫と一緒に醸造も始まるので、この時期はしっかり醸造にも関わります。他にもワインのイベントや直売会、研修会などに赴いてワインのPRや勉強をする機会もあります。
ワインイベントにも出展します。自分の作ったワインを飲んでもらって、「美味しい」と言ってもらえることが何よりのやりがい。
余白も用意します。
胎内高原ワイナリーでのワインづくりは自然本位のお仕事。
繁忙期は、人間の都合お構いなしで、作業をしなければいけない時もあります。
胎内市では、地域おこし協力隊はひたすら作業に没頭するだけの期間を過ごすのではなく、自身に深く向き合い、今後の長い人生にとって実り多い期間を過ごしていただきたいと考えています。
なので、繁忙期を除いてということにはなりますが、1週間のうち1日程度は、作業から離れ自身で学びたいことや、他の隊員との交流等に充てられる日を用意したいと考えています。
協力隊卒業後のキャリアについて
協力隊としての期間を過ごしていただいた後は、ブドウづくりからワイン醸造までの一連の流れを理解し、ある程度各作業等のマネジメントもできる熟練度に達していることを期待しています。
ブランドのバトンをつなぐ。
そして、これはあくまでも私たちの願いですが、協力隊、受入組織である新潟フルーツパーク株式会社双方の合意が得られるのであれば、新潟フルーツパーク株式会社の職員として胎内高原ワイナリーのブランドのバトンをつないでいただける人材となっていただけると幸いです。
もちろん、培ったスキルを活かして、他のフィールドで活躍する選択肢を選んでいただくことも尊重させていただきたいと考えています。
この3年という期間を通じてじっくりと胎内市や胎内高原ワイナリーのことを見定めていただけたらと思います。
こんな人にピッタリのミッションです!
- 農業・土いじりに興味がある
- 自然と触れ合うのが好き
- ワイン醸造に興味がある
- ワインが好き
協力隊を受入てくださる田村さん(写真左:新潟フルーツパーク株式会社)と坂上さん(写真右:胎内市農林水産課)
農業の経験があればベターですが、未経験でも大丈夫です。一から学び、ともに成長していきましょう。
スローライフから起業まで、”胎内”で育つあなたの夢
充実のサポート体制
地域おこし協力隊の様な働き方は、隊員を目指している皆さんにとっておそらく初めての体験になると思います。
協力隊員が充実した活動を行えるよう、私たちは以下のサポートを行っています。
- キーパーソンとのマッチング
- 週次・月次等の定期ミーティングの開催
- 活動や田舎暮らしに関する相談を、市の職員のほか、先輩隊員やOB隊員がいつでも受けられる体制・風土
- 豊富な研修機会の提供
- 隊員同士の連携、相互フォロー、情報交換の場の提供
「普通の若者が胎内に夢を育みにやってくる。」私たちは胎内市がそんなまちになることを目指しています。
充実の環境
こうしたサポート体制に加え、胎内市では、夢をかなえるための環境面でも充実を図っています。
- 週休3日、副業OK!
- 月額給与19~24万円(賞与別)年間の給与収入は約300~340万円程度の見込みです。
胎内市地域おこし協力隊は、週休3日とし、副業を積極的に推奨しています。
また、月額給与も全国トップクラスです。
これらは、地方において「実現したい夢やライフスタイルがある!」「起業してみたい」と考えている方が、早期に取り組めるよう支援するための私たちなりの工夫です。
ワインやブドウ栽培を活かした起業等も応援させていただきます!
これら充実の体制・環境は、好事例として、紙面やWEB等で度々取り上げられています。
まずは、里山での暮らしを楽しむところから始めましょう。
以上、長文をお読みいただき、ありがとうございます。
難しいこともたくさん書きましたが、胎内市では、これまでの隊員受入れの経験から、隊員としての活動の充実には、隊員が胎内市での暮らしを楽しんでくれるかどうかがとても大切だと考えています。
「胎内市で楽しく暮らす」それが胎内市地域おこし協力隊の最大のミッションと言っても過言ではないかもしれません。
新潟県「胎内」市は、その名のとおり、母胎のようにあなたの夢を育みたいと思っています。
胎内高原ワイナリーにさらに詳しく知りたい方はこちら
胎内市・胎内高原ワイナリーWEBページ
https://www.city.tainai.niigata.jp/sangyo/nogyo/tainaikogenwinery/#wine
インスタグラム
https://www.instagram.com/tainaiwinery1454/
説明会・現地見学等について
合同説明会について
12月7日(土)、8日(日)東京ビッグサイトで開催される「令和6年度JOIN移住・交流フェア2024」に出展します!
隊員や現役、OG隊員等の話を直接聞ける機会となっております。
詳しくはこちら
https://www.iju-join.jp/feature_cont/file/135/
現地見学・オンライン面談について
電話・ZOOMでのお問合せのほか、現役隊員・卒業生の話もきける現地見学も随時受付中です!
お気軽に担当までご連絡ください。
連絡先:050-1720‐1027(採用業務受託者NPO法人ヨリシロ担当浮須(うきす))
メール:info@yorishiro.org
現役隊員の日々の活動をチェック
隊員の日々の活動はSNSアカウントを是非チェックしてみてください!活動を楽しんでいる雰囲気がきっと伝わると思います。
Facebook:https://www.facebook.com/tainaikyouryokutai
Instagram:https://www.instagram.com/tainai_kyouryokutai_/
募集要項
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関連ファイル
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雇用関係の有無あり
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業務概要(1)ワイン用ブドウの栽培、ワイン醸造のサポート
(2)胎内高原ワインに関する情報発信
(3)地域資源を活かした農林水産業・観光業の振興
(4)その他市長が必要と認める業務 -
募集対象次の(1)から(6)までの全てを満たす者
(1)居住地 次の①及び②の全てを満たす者
①現在の住所地が、条件不利地域に該当しない方で、生活の拠点及び住民票を胎内市に移すことができる方。
②現在の住所地が「3大都市圏外都市地域」又は「3大都市圏外一部条件不利地域」に該当している場合は、生活の拠点及び住民票を胎内市の条件不利地域に移すことができる方。※ お住まいの地域が要件に該当するか否かは次のURLでご確認いただくほか、担当までお問い合わせください。https://www.soumu.go.jp/main_content/000847999.pdf
(2)年齢
昭和59年4月2日から平成15年4月1日までに生まれた方
(3)勤務の開始時期
令和7年4月1日から令和7年5月31日までの間に(1)に記載した生活の拠点の移動を行い、勤務を開始できる方
(4)心身が健康で、かつ、地域活性化に意欲と情熱を持っている方
(5)普通自動車運転免許(AT限定を含む。)を有する方
(6)ワード、エクセル等の基本的なパソコン操作ができる方 -
募集人数1名
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勤務地胎内市内
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勤務時間(1)勤務日数
週4日間(火曜日~金曜日)
(2)勤務時間
原則午前8時00分~午後4時30分(1日7時間30分勤務 昼休憩1時間)
ただし、業務内容により時間外及び休日に勤務を要する場合がある。
(3)休日
休日は以下のとおりとする。ただし、必要に応じ、勤務日と休日を振り替える場合がある。
①週休日:日曜日、月曜日、土曜日
②国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)に規定する休日
③12月29日から翌年1月3日までの期間
(4)休暇
年次有給休暇(初年度7日付与)、特別有給休暇、特別無給休暇を付与する。 -
雇用形態・期間(1)任用形態
契約社員(新潟フルーツパーク株式会社との有期雇用契約)
(2)任用期間
委嘱の日から一会計年度を超えない範囲で12か月以内とする。ただし、任用期間の満了後に再度任用することがある。(最長3年) -
給与・賃金等1時間当たり1,700円
期末勤勉手当 年2回(6月・12月)任用期間及び成績率に応じて支給 -
待遇・福利厚生(1)業務に支障が無い場合は兼業を認める場合がある。
(2)業務に使用する社用車を用意する。業務に私用車を使用した場合は、1kmにつき20円支給する。(1km未満の端数切捨て)
(3)業務に使用するパソコンを貸与する。
(4)1月当たり48,000円を上限とした家賃補助補あり(共益費及び駐車場料金を含む)
(5)雇用保険、健康保険、厚生年金保険に加入する。
(6)労働災害等の補償あり。 -
申込受付期間2024年12月07日 ~2025年01月31日
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審査方法1応募手続
(1)応募受付期間
令和6年12月7日(土)~令和7年1月31日(金)必着
郵送で受付を行う。また、提出された書類は返却しない。
(2)提出書類
①履歴書
市が指定した様式を使用すること。記載に当たっては、パソコン等で入力し出力したものも可とする。
様式については市ホームページ「地域おこし協力隊員の募集について」(URL:https://www.city.tainai.niigata.jp/gyose/sogoseisasu/tiikiokoshi/kyouryokutai.html)からダウンロードするか、担当まで郵送を依頼し入手すること。
②作文
「地域おこし協力隊として活かしたい私の能力」をテーマに800字程度で記載すること(A4で書式自由、パソコン等で出力したものも可とする。)。
(3) 提出先
〒959-2693新潟県胎内市新和町2番10号胎内市役所 総合政策課
2選考
(1)第1次選考
提出された履歴書及び作文を用いて書類選考を実施する。選考結果については応募者全員に令和7年2月中旬頃に文書にて通知する。
(2)第2次選考(最終選考)
第1次選考合格者を対象に、令和7年2月中旬以降に第2次選考(面接試験)を行う。日時及び会場等の詳細については、第1次選考結果通知時に通知する。選考結果については、令和7年2月末頃に第2次選考受験者全員に文書にて通知する。通知する。
3問合せ先
〒959-2693 新潟県胎内市新和町2番10号
胎内市役所総合政策課 行革協働係
担当 時田(ときた)
TEL:0254-43-6111(内1359) FAX :0254-43-2868
E-MAIL:gyoukaku@city.tainai.lg.jp -
参考URLfacebookページ:https://www.facebook.com/tainaikyouryokutai/
Instagramページ:https://www.instagram.com/tainai_kyouryokutai_/
お問合わせ先
〒959-2693 新潟県胎内市新和町2番10号
TEL: 0254-43-6111