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【週休三日!月額19~23万円】ブドウの生産からワイン醸造まで。土と風と共にワインづくりを

ワインづくり、土と風と共に。

ブドウの栽培からワイン醸造まで。
ワインづくりを生業に。

 

胎内市って?

胎内市は市内を流れる胎内川を中心に、海・山・里が一体になった美しいふるさとです。 

新潟県の北部、県都・新潟市から北へ約40kmに位置する人口約3万人の市で、稲作を中心とした農業が盛んな町。日本海東北 自動車道を活かした工業団地への企業進出も進みつつあります。

また、胎内市沖では、洋上風力発電事業の公募が開始され、全国から注目されている地域でもあります。

位置図

しかしながら、郊外の集落などでは人口減少・高齢化の進展や、観光施設等は新型コロナウイルス感染症等による集客の減少など、解決すべき諸課題も少なくありません。

胎内市地域おこし協力隊はこうした諸課題の解決のため「地域住民にもう一度胎内市を好きになってもらう」「地域資源を活用した新たな価値を創出する」といったことに取り組んでいます。

「胎内高原ワイナリー」のワインづくりに取り組んでいただきます。

 

胎内高原ワイン

今回募集する隊員には、「胎内高原ワイナリー」の原料ブドウとワインづくりに取り組んでいただきます(受入組織は株式会社新潟フルーツパークとなります。)

胎内高原ワイナリーは今から約15年前の2007年に設立されたワイナリー。

ブドウの栽培は新潟フルーツパークが、ワイン醸造は胎内市役所が担っています(自治体が運営する全国でも珍しいワイナリーです。)過去に日本ワインコンクールで金賞を2年連続受賞したこともあり、全国的にも知名度が向上しました。

こうした受賞歴もあり、全国のワイン通から愛される胎内高原ワイナリー。
この胎内高原ワイナリーには、いま直面している課題があります。それは「ブドウの栽培」「ワイン醸造」に精通するスタッフの育成です。

決して楽な仕事だけではないワインづくりにおいて、胎内高原ワイナリーのブランドをしっかり理解していただいた上で、次の10年、20年のためにバトンを繋いでくれる人材を育てていかなくてはならない時期に来ています。

 

 

ブドウの生産からワイン醸造まで!ワインづくりをなりわいに

 

ワインづくりを生業

胎内高原ワイナリーの説明を少しだけさせていただきます。
詳しくは公式ホームページや、SNSなども御覧ください(ページ下部にリンクを貼り付けてあります)。

ブドウ畑の面積は約6haで、傾斜は約25度、標高は最も高い所で約250mです。日当たりのよい南南西に面した急傾斜を利用し、昼夜の温度差が出るような場所にあります。

 

畑の様子

そんな豊かな自然に囲まれて造られたワイン。特に赤ワインは「胎内らしさ」「山のワインの深みと凝縮感」があるといいます。中でもツヴァイゲルトレーベは日本ワインコンクールで2年連続金賞を頂いたワイン。このツヴァイゲルトレーベという品種は、新潟で栽培すると寒いということもあって、ちょっと他の地域とは違う柔らかさが。酸がしっかりしていて、果実味もふくよか、バランスも良いワインです。

 

畑のポテンシャルを活かしたシンプルなワインづくり

畑のポテンシャル

重要視しているのは果実味。畑の豊かな土壌を活かし、必要以上に手を加えず、丁寧に醸して、畑のポテンシャルを活かしたシンプルなワインづくりをしています。
まさに自然に寄り添ったブドウづくりとワインづくり。協力隊には実践的なことを学びながらも、恵まれた畑でブドウが成熟するまでサポートし、そしてワインになる工程をそっと見守るように、自然と一体となって楽しんでほしいと考えています。それこそが、胎内高原ワイナリーのワインづくりです。
次からは、「ブドウづくり」と「ワインづくり」に分けてお仕事内容を詳しく説明していきたいと思います

 

 

土と風と共にブドウづくり

土と風と共に

「胎内市のブドウ畑は高いポテンシャルを持ってるので、そこを引き出しながら今後もしっかりと品質を高めていきたい」と話すのはワイン醸造を担当する胎内市役所の坂上さん。ワインは、育てたブドウを発酵させるとワインになるシンプルなお酒です。
そのため、良いブドウの栽培・生産が重要であり、ブドウが育つ畑こそがワインの品質を上げるカギとなるのです。畑のポテンシャルを保ちつつ引き出すことが良いワイン造りに繋がります。
ワインづくりはまさに農業。ブドウ生産では、土をいじり、ブドウの木と向き合う毎日です。気温40度に迫る熱い日もあれば、涼やかな海風が吹き上げてくることもあります。
胎内高原の四季に、ある意味身を任せ、翻弄されつつも土とブドウを育んでいく日々となります。
体力も必要なお仕事です。必要なのはスポーツマンの体力ではなく胎内市の方言で言うところの”すならっこさ”(=しなやかさ)。「辛いときは無理しない。休み休み自分の体と対話しながら動く」とワインの生産を担う田村さんは話します。

 

 

必要以上に手を加えない、丁寧な醸造。

丁寧な醸造

ワインの世界では「テロワールTerroir」という「土地の個性」「(ブドウ畑を取り巻く)自然環境要因」という意味のフランス語をよく耳にします。これは、ブドウ畑を取り巻く地形や気候、土壌などの自然環境がワインの味に影響を与えるという考え方で、フランス語で「土地」を意味する「terre」から派生した単語です。

胎内高原ワイナリーが大事にしているのも、良いテロワール(土地の風土、個性)をいかにワインに表現できるか、というところ。胎内市の畑の個性をそのままワインに表現するために人間の介入は極力避け、あまり手を加えないオーソドックスな醸造を丁寧に行います。

土地の個性とともにその年のブドウにも個性があります。毎年仕込みは一回のみ。「『その年の個性』を表した美味しいワインになりますように。」と、緊張感を持って醸造に取り組むそうです。

 

現場の方

 

胎内高原ワイナリーは自ら育てた自園産のブドウのみでワインを造っています。「ブドウづくりとワインづくり(醸造)は一連の流れと考えています。」と前出の坂上さん。その年の天候も生育状況も細かいことをすべて理解した自分たちのブドウでワインを醸す。まるで子供から大人になるまでを見守るようなワインづくりです。

 

一年の過ごし方

ブドウづくりと、ワインづくりについて理解を深めていただけたでしょうか。
一年のカレンダーに実際のお仕事内容を落とし込むと次の様になります。

ブドウの生育

3月〜4月

誘引(雪に埋まっていた木を起こし固定)、芽かき(いらない芽をとる)
畑の準備

5月〜6月

5月芽が出始め6月には開花し実が大きくなり始めます。
草刈り、防除作業、誘引。

7月〜9月

8月頃にはブドウが成熟し実が色づきます。
摘心(芽の先を切る、脇芽をとる)、防除、草刈り。

9月〜11月

ブドウの収穫、ワインの仕込み、醸造

11月〜12月

剪定、冬支度

12月〜3月

この期間は醸造作業メイン。瓶詰めや出荷の準備も。

繁忙期は7月〜10月。収穫前のブドウの分析、草刈り、収穫も大忙しになります。収穫と一緒に醸造も始まるので、この時期はしっかり醸造にも関わります。他にもワインのイベントや直売会、研修会などに赴いてワインのPRや勉強をする機会もあります。

 

ワイン販売会

ワインイベントにも出展します。自分の作ったワインを飲んでもらって、「美味しい」と言ってもらえることが何よりのやりがい。

 

余白も用意します。

胎内高原ワイナリーでのワインづくりは自然本位のお仕事。
繁忙期は、人間の都合お構いなしで、作業をしなければいけない時もあります。
胎内市では、地域おこし協力隊はひたすら作業に没頭するだけの期間を過ごすのではなく、自身に深く向き合い、今後の長い人生にとって実り多い期間を過ごしていただきたいと考えています。
なので、繁忙期を除いてということにはなりますが、1週間の勤務日のうち1日程度は、作業から離れ自身で学びたいことや、他の隊員との交流等に充てられる日を用意したいと考えています。

 

協力隊卒業後のキャリアについて

協力隊としての期間を過ごしていただいた後は、ブドウづくりからワイン醸造までの一連の流れを理解し、ある程度各作業等のマネジメントもできる熟練度に達していることを期待しています。

卒業後のキャリア

ブランドのバトンをつなぐ。

そして、これはあくまでも私たちの願いですが、協力隊、受入組織である新潟フルーツパーク双方の合意が得られるのであれば、新潟フルーツパークの職員として胎内高原ワイナリーのブランドのバトンをつないでいただける人材となっていただけると幸いです。

もちろん、培ったスキルを活かして、他のフィールドでも活躍する選択肢を選んでいただくことも尊重させていただきたいと考えています。

この3年という期間を通じてじっくりと胎内市や胎内高原ワイナリーのことを見定めていただけたらと思います。

 

こんな人にピッタリのミッションです!

  • 農業・土いじりに興味がある
  • 自然と触れ合うのが好き
  • ワイン醸造に興味がある
  • ワインが好き

現場で一緒に働く方

協力隊を受入てくださる田村さん(写真左:新潟フルーツパーク)と坂上さん(写真右:胎内市農林水産課)
農業の経験があればベターですが、未経験でも大丈夫です。一から学び、ともに成長していきましょう。

 

スローライフから起業まで、”胎内”で育つあなたの夢

スローライフから起業まで

充実のサポート体制

地域おこし協力隊の様な働き方は、隊員を目指している皆さんにとっておそらく初めての体験になると思います。
協力隊員が充実した活動を行えるよう、私たちは以下のサポートを行っています。

サポート体制

検収の様子

  • キーパーソンとのマッチング
  • 活動のコンサルティング
  • 豊富な研修機会の提供
  • 隊員同士の連携、相互フォロー、情報交換の場の提供

「普通の若者が胎内に夢を育みにやってくる。」私たちは胎内市がそんなまちになることを目指しています。

充実の環境

こうしたサポート体制に加え、胎内市では、夢をかなえるための環境面でも充実を図っています。

  • 週休3日、副業積極推奨
  • 月額給与19~23万円(賞与別)年間の給与収入は約260~300万円程度の見込みです。

胎内市地域おこし協力隊は、週休3日とし、副業を積極的に推奨しています。
また、月額給与も全国トップクラスです。

これらは、地方において「実現したい夢やライフスタイルがある!」と考えている方が、早期に取り組めるよう支援するための私たちなりの工夫です。
ワインやブドウ栽培を活かした起業等も応援させていただきます!
これら充実の体制・環境は、好事例として、紙面やWEB等で度々取り上げられています。

まずは、里山での暮らしを楽しむところから始めましょう。

暮らしを楽しむところから

以上、長文をお読みいただき、ありがとうございます。
難しいこともたくさん書きましたが、胎内市では、これまでの隊員受入れの経験から、隊員としての活動の充実には、隊員が胎内市での暮らしを楽しんでくれるかどうかがとても大切だと考えています。
「胎内市で楽しく暮らす」それが胎内市地域おこし協力隊の最大のミッションと言っても過言ではないかもしれません。
新潟県「胎内」市は、その名のとおり、母胎のようにあなたの夢を育みたいと思っています。

 

胎内高原ワイナリーにさらに詳しく知りたい方はこちら

胎内市・胎内高原ワイナリーWEBページ

https://www.city.tainai.niigata.jp/sangyo/nogyo/tainaikogenwinery/#wine

インスタグラム

https://www.instagram.com/tainaiwinery1454/

 

説明会・現地見学等について

活動内容に関すること

電話・ZOOMでのお問合せのほか、現役隊員・卒業生の話もきける現地見学も随時受付中です!
お気軽に担当までご連絡ください。
連絡先:050-5372-8809(採用業務受託者NPO法人ヨリシロ担当浮須(うきす))
メール:info@yorishiro.org

採用試験・申込に関すること

連絡先:0254-43-6111(胎内市総合政策課担当水澤)
メール:gyoukaku@city.tainai.lg.jp

JOIN移住・交流地域おこしフェアにも出展します!

全国の自治体の移住・地域おこし協力隊の募集担当者から直接話が聞けるJOINフェアに胎内市も出展します!
担当者や現役、OG隊員等の話を直接聞ける機会となっております。興味のある方はぜひお越しください!
詳しくはこちら 
https://www.iju-join.jp/feature_cont/file/108/

現役隊員の日々の活動をチェック

隊員の日々の活動はSNSアカウントを是非チェックしてみてください!活動を楽しんでいる雰囲気がきっと伝わると思います。
Facebook:https://www.facebook.com/tainaikyouryokutai
Instagram:https://www.instagram.com/tainai_kyouryokutai_/

 

他の募集記事もご覧ください!

新潟県胎内市では、現在、他にも魅力的な活動内容の協力隊を募集しています。これらの記事も是非ご覧ください。

 

募集要項

  • 関連ファイル
  • 雇用関係の有無
    あり
  • 業務概要
    (1) 住民の生活、地域コミュニティに関する支援活動
    (2) 地域資源を活かした農林水産業・観光業の振興に関すること
    (3) 都市との交流、地域間交流及び他地域からの移住促進に関すること
    (4) 産業振興及び産業創出に関すること
    (5) その他市長が必要と認める業務
  • 募集対象
    (1) 年齢:昭和59年4月2日から平成15年4月1日までに生まれた方
    (2) 居住地:生活の拠点を3大都市圏及び都市地域等から胎内市内の市が指定する地域内に移し、住民票を移動させることができる方
    (3) 勤務の開始時期:令和5年4月1日から同年5年5月31日(応相談)までの間に(2)に記載した生活の拠点の移動を行い、勤務を開始できる方
    (4) 心身が健康で、かつ、地域活性化に意欲と情熱を持っている方
    (5) 普通自動車運転免許(AT限定含む)を有する方
    (6) ワード、エクセル等の基本的なパソコン操作ができる方
    (7) 地方公務員法第16条に規定する欠格事項該当しない方
  • 募集人数
    1名
  • 勤務地
    株式会社新潟フルーツパーク(新潟県胎内市塩沢543−205)
    胎内高原ワイナリー(新潟県胎内市宮久1454)
  • 勤務時間
    午前8時45分~午後5時15分
    休日:日曜、月曜、土曜
  • 雇用形態・期間
    雇用形態:契約社員
    雇用期間:契約の日から、一会計年度を超えない範囲で12月以内とする。任期満了後、再度契約する場合がある(最長3年)。
  • 給与・賃金等
    1時間あたり1,700円(月額換算190,000円~230,000円程度)
    賞与:あり
    退職金:なし
  • 待遇・福利厚生
    (1) 業務に支障が無い場合は兼業を認める場合がある。
    (2) 市で通勤及び業務に使用する公用車を用意する。
    (3) 住居については市が借り上げ、家賃の全額を負担する。
    (4) 雇用保険、健康保険、厚生年金保険に加入する。
  • 申込受付期間
    2023年01月04日 ~2023年02月13日
  • 審査方法
    1 応募手続
    (1) 応募受付期間
    令和5年1月4日(水)~同年5年2月13日(月)必着
    郵送で受付を行う。また、提出された書類は返却しない。
    (2) 提出書類
    ① 履歴書
    市が指定した様式を使用すること。記載に当たっては、パソコン等で入力し出力したものも可とする。
    様式についてはこのページ内の「関連ファイル」からダウンロードするか、担当まで郵送で送付を依頼すること
    ② 作文
    「地域おこし協力隊として活かしたい私の能力」をテーマに800字程度で記載すること(A4で書式自由、パソコン等で出力したものも可とする。)。
    (3) 申込み・問合せ先
      〒959-2693 新潟県胎内市新和町2番10号
      胎内市役所総合政策課 水澤(みずさわ)
      TEL 0254-43-6111 FAX 0254-43-2868
      E-MAIL gyoukaku@city.tainai.lg.jp
    2 選考
    (1) 第1次選考
    提出された履歴書及び作文を用いて書類選考を実施する。選考結果については応募者全員に2月下旬頃に文書にて通知する。
    (2) 第2次選考
    第1次選考合格者を対象に2月下旬以降に第2次選考(面接試験)を行う。
    日時及び会場等の詳細については、第1次選考結果通知時に通知する。
    選考結果については第2次選考受験者全員に文書にて通知する。
  • 参考URL
    facebookページ:https://www.facebook.com/tainaikyouryokutai/
    Instagramページ:https://www.instagram.com/tainai_kyouryokutai_/

お問合わせ先

胎内市総合政策課 水澤
959-2693 新潟県胎内市新和町2番10号
TEL: 0254-43-6111