胎内市って？

胎内市は市内を流れる胎内川を中心に、海･山･里が一体になった美しいふるさとです。 
新潟県の北部、県都・新潟市から北へ約40kmに位置する人口約３万人の市で、稲作を中心とした農業が盛んであるほか、日本海東北 自動車道を活かした工業団地への企業進出も進みつつあります。
また、胎内市沖では、洋上風力発電事業の公募が開始され、全国から注目されている地域でもあります。

しかしながら、山間部では人口減少・高齢化が進展し、農業の後継者問題、耕作放棄地の増加、祭りの担い手が減って伝統行事を続けられなくなるといったことが起きています。 
私たちは現在、こうした山間部の集落の活性化を目指し、地域住民と地域おこし協力隊が協力し、「地域住民にもっと地域のことを好きになってもらう」「豊かな里山資源から新しい価値を生み出す」といった活動に取り組んでいます。 

「よそもの」を前向きに受け入れ、しなやかに暮らし続ける胎内市山間部の地域

このミッションで主に活動していただくのは胎内市の山間部の大長谷・鼓岡地域。
この地域は、これまでに地域おこし協力隊９名を受け入れてきたほか、大学生、企業等のいわゆる「よそもの」との交流に取り組んできた地域です。地域の外部から訪れた人々を前向きに受け入れ、第２のふるさとの様に温かく接してくれる、明るく穏やかな住民が暮らしています。
しかし、地域の高齢化・人口減少は依然として深刻です。
また、集落行事等を通じた「よそもの」との交流にはたくさん取り組んできましたが、「移住」に向けた具体的な取組には本格的に着手してはきませんでした。
こうした現実を受け、地域住民らは、「この地域に移り住んでくれる人がいるのなら、前向きに受け入れていこうじゃないか」と決意しました。

里山の暮らしを紡ぎ、人と地域をつなぐ。 

 
今回募集する地域おこし協力隊には、里山のしごと、暮らしを「よそもの」の目で見つめ直していただき、都市住民にその魅力・豊かさが伝わるよう編集し、地域内への移住の契機づくりに取り組んでいただきたいと考えています。
いま、私たちが想定しているミッションは次の３つです。着任当初は主にこれらに取り組んでいただきたいと思います。

Mission1 オウンドメディアで里山の暮らしを紡ぐ

「地方への移住に興味がある」「地方と何かしら関わりをもちたい」という思いを抱いている人が、地域の暮らしに触れることができるWEBサイトを立ち上げて、運営していただくことが仕事の、大きな柱のひとつになります。まずは、里山の暮らしのことを伝える基盤づくりから取り組んでいきましょう。
 
※オウンドメディア（Owned Media）
「自社で保有し運用するメディア」の総称のこと。一般的にはブログ・ポータルサイトなどのホームページ、SNS等WEB媒体のほか、パンフレット、フリーペーパーなどの紙媒体も含めます。今回の協力隊募集では「胎内市が保有し自ら運用するホームページ」という意味で解釈してください。

STEP1：WEBサイトの開設

現在、新潟県内の胎内市によく似た環境の市町村では、以下の様なWEBで情報を発信し移住を募っています。こうしたサイトを１年以内に立ち上げたいと考えています（あくまで参考です）。

• 新潟県南魚沼市湯沢町転職・移住サポート「ロカ・キャリ」
• ハピネス みつけ
• 【参考】その他新潟県内市町村移住促進WEBサイト一覧

 情報が整理されたアーカイブ性の高いサイトも良いですし、物語性が高いマガジン風のサイトも素敵ですよね。方向性はみんなでじっくり考えていきましょう。
ウェブの制作にあたっては、Wordpress、Wixなどのプラットフォームを自ら活用していただき、手作りで制作していただきます（ドメイン使用料、サーバーレンタル料等の予算は準備していますが、専門業者へお願いする予算は用意していません。）。
こちらで手持ちの宣材写真等もたくさんありますが、スマホやカメラを持って地域内を巡り、素材撮りからスタートしていただけたらと思います。
WEB制作や写真撮影、映像制作等のノウハウを持った隊員OG等もおりますので、初心者でも大丈夫！！
おしゃれで、かっこいいWEBであることよりも、着任する隊員自身が、WEBの制作を通じて胎内市の里山を深く知り、好きになってもらうことを大切に考えています。
なので、拙速にWEBを構築するのではなく、自らもこの地域での暮らしを楽しみながら、紡ぐ様にじっくり制作を進めていってほしいです。WEB制作、WEBデザインについて学びたい方にもおすすめです。

STEP２：暮らし、しごと、住まいの情報を集めて記事に

WEBの制作を進めつつ、「暮らしの楽しさ・豊かさ」「しごと」「住まい」「人」などの情報を収集し、WEBに掲載する記事の制作を進めていただきます。
「しごと」や「住まい」に関する情報は市役所や地域の区長さんからも集まってくるように準備も進めています。
記事の情報は、スペックや待遇だけではなく、もう少し内面深く、思いや情緒なども紡げたら素敵ですね。

STEP３：集めた情報を発信！

WEBサイトは立ち上げて終わりではなく、魅力的な記事を更新し続けて価値が生まれます。
記事の拡散を図るため、SNSの開設の検討も必要かもしれません。

Mission２ 人と地方をつなぐ

ミッションの２つ目はWEBサイトなどで鼓岡・大長谷地域に興味を持ってくれた人の移住等に関する相談にのることです。

STEP1：相談窓口の開設

地域内の事務所等に相談窓口を開設し、住まいや、しごとの相談にのっていただく業務です。
まずはオンラインで相談にのり、検討が深まった段階等では現地見学などにも応じていただきます。
こちらもWEBと同じくゼロからのスタートです。着任１年以内に開設できればと考えています。事務所は市の遊休施設等を活用する計画ですので、市役所担当者も全面協力します。

STEP2：移住やチャレンジのコーディネート

地方への移住を考えている人は、起業のほか、実現したいライフスタイル等、何かしら地方で挑戦したいことがある人も多いです。STEP１で移住相談にのりつつ、こうした挑戦の支援のため、地域に眠っているヒト・モノ等のリソースをマッチングするなどのコーディネートも担っていただきたいと考えています。

Mission３ 人と地方の交流を催す

最後にご紹介するMissionはこちら。
「人と地方をつなぐ」のはMission２と同じですが、少し手法が違うので、別建てにしてご紹介することにしました。

取り組んでいただくのは、集落行事等を通じた「よそもの」との交流事業の開催及び開催支援です。いきなり「移住」ではなくても、「田舎体験をしてみたい！」と考えている方は結構多いものです。
実は、こうした交流事業は、鼓岡・大長谷地域では既に取り組んでいて、地域内のとある集落では10年近く続いていますが、こうした交流に終わりはありません。
１年のうち何回かは、集落外の「よそもの」を招いて交流し、自らが住む地域の良さを再認識できる機会を設け続けていきたいと考えています。

協力隊には、地域住民が開催する交流事業を支援していただくほか、ご自身で新たな交流事業を企画・運営していただくなどを期待しています。
現在、同時に募集している「胎内市地域おこし協力隊里山ぐらしの『いいね！』で交流を生み出そう！」は、こうした交流事業の創出をミッションとする隊員となります。この隊員と協力・連携しながら、企画・運営を進めていただけると幸いです。

やりたいこと、みつけてください、胎内の豊かな里山で。

これまでご紹介したミッションは、全体の業務量の約半分。残りの半分は地域活性化に向けて、あなたの「やってみたい」に取り組んでいただくことが、ミッションになります。たとえば・・・

• 写真・デザインのスキルを活かして地域プロモーションに取り組んでみたい
• カフェ・パン屋さんなどのお店を経営してみたいシェアハウス・農家民宿などを経営してみたい
• まずは、自然豊かなこの地の空気に包まれて、自分の可能性を模索してみたい・・・

あなたのこうした夢の実現を全力で応援させていただきます。

スローライフから起業まで、”胎内”で育つあなたの夢

充実のサポート体制

地域おこし協力隊の様な働き方は、隊員を目指している皆さんにとっておそらく初めての体験になると思います。
隊員が充実した活動を行えるよう、私たちは以下のサポートを行っています。

• 地域住民との橋渡し
• 活動のコンサルティング
• 豊富な研修機会の提供
• 隊員同士の連携、相互フォロー、情報交換の場の提供

「普通の若者が胎内に夢を育みにやってくる」私たちは胎内市がそんなまちになることを目指しています。

充実の環境

こうしたサポート体制に加え、胎内市では、夢を叶えるための環境面でも充実を図っています。

• 週休３日、副業OK!
• 月額給与19～23万円（賞与別）年間の給与収入は約260～300万円程度の見込みです

胎内市地域おこし協力隊は、週休３日とし、副業を積極的に推奨しています。

また、月額給与も全国トップクラスです。

これらは、地方において「実現したいライフスタイルがある！」「カフェ・農家民宿等の起業をしてみたい！」と考えている方が、早期に取り組めるよう支援するための私たちなりの工夫です。

これら充実の体制・環境は、好事例として、紙面やWEB等で度々取り上げられています。

まずは、里山での暮らしを楽しむところから始めましょう。

以上、長文をお読みいただき、ありがとうございます。
難しいこともたくさん書きましたが、胎内市では、これまでの隊員受入れの経験から、隊員としての活動の充実には、隊員が胎内市での暮らしを楽しんでくれるかどうかがとても大切だと考えています。
「胎内市で楽しく暮らす」それが胎内市地域おこし協力隊の最大のミッションと言っても過言ではないかもしれません。
新潟県「胎内」市は、その名のとおり、母胎のようにあなたの夢を育みたいと思っています。

説明会・現地見学等について

活動内容に関すること

電話・ZOOMでのお問合せのほか、現役隊員・卒業生の話もきける現地見学も随時受付中です!
お気軽に担当までご連絡ください。
連絡先：050-5372-8809（採用業務受託者ＮＰＯ法人ヨリシロ担当浮須（うきす））
メール：info@yorishiro.org

採用試験・申込に関すること

連絡先：0254-43-6111（胎内市総合政策課水澤）
メール：gyoukaku@city.tainai.lg.jp

JOIN移住・交流地域おこしフェアにも出展します！

全国の自治体の移住・地域おこし協力隊の募集担当者から直接話が聞けるJOINフェアに胎内市も出展します！
担当者や現役、OG隊員等の話を直接聞ける機会となっております。興味のある方はぜひお越しください！
詳しくはこちら 
https://www.iju-join.jp/feature_cont/file/108/

現役隊員の日々の活動をチェック

隊員の日々の活動はSNSアカウントを是非チェックしてみてください！活動を楽しんでいる雰囲気がきっと伝わると思います。

Facebook:https://www.facebook.com/tainaikyouryokutai
Instagram:https://www.instagram.com/tainai_kyouryokutai_/

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