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【岩手県釜石市】今まで培ったキャリアを生かして「空き家問題」に挑む!「空き家の相談員」を募集します!!

●深刻化する空き家問題。このまま放置すると・・・・
現在、日本全国のほとんどの地域で、放置された空き家が深刻な問題になっています。
民間機関の調査では、このままのペースで空き家が増え続けていくと、2030年には全国の約3分の1が空き家になるとの予測もなされています。
釜石市も例外ではありません。
市内には約1,000戸の空き家が存在しており、今後も人口減少に比例して増加が予想されており、もはや一刻も猶予がない早急な対応を迫られています。
空き家が増加し適切に管理されずに放置されることで、例えば、老朽化した家屋の部材や庭木が周囲に飛散、敷地内にゴミが不法投棄、動物が住み着き害虫が発生、放火の危険性が増すなど、空き家周辺の住環境に多大な悪影響を及ぼしています。そして、そのような空き家が増加すればするほど、街の景観が悪くなり、さらに住む人が離れて人口が減少していくという負の循環が生まれ、代々その地域に住む人たちにとっての大きな悩みになっています。
一方、放置されている空き家の所有者の方々も、必ずしも放置したくてしているというわけではありません。
実は「困っているけどどうしたらいいか分からない。どこに相談していいかわからない。」という方も相当数いらっしゃいます。相談先がわからないことで、どうしてよいかわからずに空き家が手つかずになってしまい、結果的に適正に管理されずに放置されてしまい、それが増加することで地域の問題としてどんどん大きなものになっていきます。

●全国の自治体で、相談者の様々な悩みに寄り添える「空き家相談員」が求められています!
「空き家の相談員」は、空き家の相談窓口に寄せられる、空き家に関する様々な相談者の悩みに対応していただきます。その大きなミッションは相談者の「どうしていいかわからない…」という悩みに対して、親身になって相談に応じて、空き家問題の解決へと導いていくことです。空き家所有者や地域住民の方々とのコミュニケーションを通じて、相談者の悩みを理解し、一つ一つ課題をクリアしていき、解決への道筋をつけていくことで、空き家の増加を抑制し、明るい住みよい街を作るという、とても重要で社会的意義が大きい仕事になります。
「空き家相談員」の仕事は、空き家に住んでいた人々の様々な思いに関わっていく仕事です。時には、家庭問題や人間関係などの複雑で根が深い問題の相談に対応する場合もあり、決して簡単な仕事とは言えないかもしれません。
しかし、簡単な仕事ではない分、相談者の方々の悩みを一緒になって解決できたときには大きなやりがいを感じることができます。そして、社会問題の解決のために活動しているという使命感も感じることもでき、その体験はあなたの人生に新たなキャリアとして加えることができる意義深いものになるはずです。
募集要項
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関連ファイル
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雇用関係の有無あり
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業務概要▼「空き家の相談員」の業務概要
①空き家相談窓口の開設・運営
空き家に困っている住民や、空き家の処分に困っている所有者の相談に応じ、相談者の悩みを一つ一つ解きほぐしながら、一緒になって解決の道を探っていきます。また、空き家の相談履歴や調査履歴のデータ管理と更新作業を行い、今後の空き家の対応を決める大切な情報として整理します。
②空き家の適正管理に向けた啓発
空き家セミナーや出張出前講座などの開催を通じて、「住宅を空き家にしない」意識の醸成を図るとともに、空き家の発生抑制や適正管理を促す取り組みを行います。
市職員があなたの活動をできる限りサポートさせていただきます。もし「仕事をやってみたい!」と熱意を感じているのなら、ぜひ我々と一緒に「空き家問題の解決」にチャレンジをしてみましょう!! -
募集対象▼応募資格
募集対象は、次の要件をすべて満たす方です。
・20歳以上60歳未満の方(令和5年4月1日現在)
・総務省が定める条件不利地域以外に居住(住民票がある)の方
・採用後、生活の拠点を釜石市に移すとともに釜石市に住民票を異動することができる方
・釜石市に1年以上居住可能な方
・心身共に健康な方
・普通自動車運転免許を有し、着任時に1年以上経っている方
・パソコンの一般的な操作ができる方
▼「空き家相談員」になっていただきたい方はこんな人!
☑様々な人とコミュニケーションを楽しめる
☑人から悩みの相談を受けることがよくある
☑建物や地図を見るのが好き
☑地方のまちづくりに興味がある
☑社会問題について深く関わり解決していきたい
☑将来的に終活や空き家ビジネスを展開したい
☑今までの社会経験を地域問題の解決に生かしたい
もちろん、全てに当てはまる必要はありませんし、ひとつも当てはまらなくても構いません。
少しでも「自分の力を生かせる!」「地方のために仕事をしたい!」「新たな場所でやりがいを感じる仕事にチャレンジしたい!」と感じていただけたなら、まずは応募してみてください! -
募集人数1名
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勤務地釜石市役所市民生活部生活環境課
(岩手県釜石市只越町3丁目9番13号釜石市役所内) -
勤務時間勤務時間:9時〜16時 1 週間につき 5 日間(30 時間)
休 暇:週休日(土・日)、国民の祝日、年末年始
有給制度あり(年最大10日)・夏季休暇(4日) -
雇用形態・期間雇用形態:釜石市会計年度任用職員
期 間:1年度ごとに更新し、最大3年となります -
給与・賃金等月給18万円・期末手当年間2.6か月分
※ 期末手当は原則として任期が6か月以上及び週当たりの勤務時間が15時間30分以上の場合に支給されます。
※ 市の規定を満たした場合に期末手当の支給あり
※ 別途交通費の支給あり(上限あり) -
待遇・福利厚生・業務に必要な研修の参加費や旅費等は、予算の範囲内で市が負担
・社会保険(健康保険・厚生年金保険・雇用保険)に加入
・協力隊員としての勤務時間外には市長が認める範囲において、副業や起業するための活動に従事することができます
・活動用の車は公用車を利用(私用利用不可)
・釜石市定住促進住宅に無料入居可能 -
申込受付期間2023年05月01日 ~2023年12月28日
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審査方法応募を受け付けましたら担当からご連絡をさせていただきます。
<事前面談>
募集要項を満たしている方を対象に面談を行います。
志望動機やこれまでの経験などをヒアリングし、お聞きした内容を整理して釜石市へお伝えします。
面談はWEB又は電話で行います。
面談にあたり、書類での確認を行いますので面談までに応募用紙兼履歴書をご用意ください。
<採用面接>
担当者によるweb面談(1回程度)を行い、その後釜石市とweb面接(2回程度)を行います。
<応募書類提出先>
応募用紙兼履歴書を作成し、下記まで電子データ提出、または印刷した紙媒体を郵送してください。
・提出先アドレス:seikatsu@city.kamaishi.iwate.jp
・提出先住所:〒026-8686岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
釜石市生活環境課市民生活係あて -
備考よくある質問Q&A!採用後のサポートは?応募に条件とかはあるの??
Q.サポート体制はどうなっている?
A.現在地域おこし隊員1名が所属しており、最低一か月は一緒に活動をしていただき、業務のノウハウについてイチからお伝えさせていただきます。一人で迷ったり困ったりすることがないように、万全な形でサポートさせていただきます!
Q.不動産や建築の知識が無くてもいいの?
A.もちろんあった方が良いのですが、知識が無くても全く問題ありません。現任の隊員も不動産の知識が全くない中で着任しましたが、2年以上特に問題なく仕事をしています。むしろ必要なのは、一つ一つの相談について、仲間と協調しながら物事を進めていけるコミュニケーション能力です。
Q.車を持ってないけど、生活に不便はない?
A.市街地では大型スーパー、病院施設、学校、金融機関などが所在し、車が無くても支障なく生活できます。市街地から離れても、あまり本数は多くありませんが鉄道やバス路線が通っていますので、それらを利用すれば日常生活を営むのは十分可能です。新幹線の停車駅である、盛岡駅や仙台駅までの直通バスも運行しており、旅行や帰省にとても便利です。
しかし、移住したのを機に車を購入して、行動範囲を広げて余暇を満喫する方がほとんどです。釜石市内や岩手県内には、海や山の幸や風光明媚な景色が楽しめるドライブスポットがたくさんあります。
この機会に車の購入を検討してみるのもいかがでしょうか?
Q.年齢が40代、50代でも応募は可能ですか?
A.今回の募集で重視するのは年齢ではなく、「空き家相談員」として親身になって相談者に寄り添いながら相談に乗っていただける方です。20歳以上の方であれば、幅広い世代の方の応募は大歓迎です!