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世界遺産で唯一の「川の参詣道 熊野川」で船頭の技術を継承し、熊野川の伝道師を目指す!和歌山県新宮市熊野川町で地域おこし協力隊を募集します。
時の流れ方は昔も今も変わらず、平安時代からつづく世界遺産の川の参詣道。歴史の追体験を現代も“安全”に案内するのは、熊野川『川舟下り』の『船頭』です。
令和4年度は7,500人以上のお客様が乗船されました。世界遺産の熊野古道は海外の人たちからも人気で、川舟下りの予約の約8割が海外のお客様となっており、今後は観光バスの受け入れも視野に入れています。
今昔の日本の業(わざ)を伝承して世界へ発信し、地域に伝え、残していく『船頭』という職業をこれから私たちと一緒に盛り上げていきませんか?
■地域の歴史的な『川舟下り』をこれからも地域に残し、魅力として伝えていきたい。
『川舟下り』は舟に乗って熊野川を約90分間かけて下る体験型観光プログラムで、語り部も同乗し笛の音も味わっていただきます。
今回の地域おこし協力隊募集の背景には深刻な船頭の後継者不足があり、みなさんと力を合わせて古くから伝わる川舟下りをこれからも地域に残していきたいと考えています。
そして、これからもたくさんの船頭さんが活躍し、多くの人が訪れてみんなが笑顔になる、そんな自慢の熊野川であり続けてほしいと願っています。
https://www.youtube.com/watch?v=SPcR9zEQtqM&t=19s
熊野川舟下り(新宮市観光協会公式YouTube)1:30
■地域おこし協力隊をサポートする受け入れ団体『ふれあい公社』と新宮市熊野川行政局
地域おこし協力隊に着任される際には新宮市と委託契約を締結し、受け入れ団体である『一般財団法人熊野川町ふれあい公社』のもとで船頭見習いとして活動していただきます。
ふれあい公社は、「地域の豊かな自然資源などを活かした地域の魅力と活力の向上」を目的として様々な事業を行っています。(一部は新宮市の指定管理事業)
『川舟センター』を拠点とする川舟運航事業の他にも、道の駅(瀞峡街道熊野川)や、温泉・食堂施設(熊野川温泉さつき)、宿泊施設(小口自然の家・小口キャンプ場)の管理運営、更には地域の生活を支える食品・日用品店(ふれあい商店)の経営まで、幅広く事業を展開しています。
地域の大切な川舟文化の継承と進化のためには、『ふれあい公社』『船頭』『行政』をはじめ多様な主体が協力する必要があり、新たな力として加わってもらう地域おこし協力隊員の募集・サポートに向けて、みんなで準備を進めてきました。
着任後も、操船技術の習得や活動経費の使い方や日々の相談など、スムーズに対応できるように整備しています。
参考:川舟センターHP:https://kawabune.info/
■大自然と共にある『川舟下り』の船頭という職業
川舟下りの船頭という職業は決して簡単ではありません。お客様の安全を守りながら、天候や上流にあるダムの放流に合わせて日々変化する川の水位や地形を常に気にかけておかなければならず、状況によっては、舟を陸揚げするために駆け付けることもあります。
それでも難しい川の状況であったときに自分の力で乗り越えられた達成感や、お客様が喜んでくれた時の『ありがとう』の言葉でとてもやりがいを感じることができます。
また、川の水量が少ないオフシーズン(12〜2月)や荒天日(台風等)は運休になりますが、仕事がないというわけではありません。地域おこし協力隊の活動期間中は、川舟センターで川舟の案内や予約事務、道の駅瀞峡街道熊野川に立ち寄られる観光のお客様の案内などの仕事がありますし、ふれあい公社の他事業に関わることも考えられます。ほかにも、地域の商品開発や産品販売など興味があれば、新たな挑戦ができるように活動内容も随時相談していきたいと考えています。
■新宮市でお待ちしています!
船頭一同(集合写真:前列中央4名):
『厳しく、優しく教えます!』
一般財団法人ふれあい公社 下阪代表理事(集合写真:後列一番左):
『一緒にみなさんに喜んでもらいましょう!』
新宮市熊野川行政局 下川副主任(集合写真:後列一番右):
『一緒に楽しく、地域を盛り上げていきましょう!』
↑のスケジュール・ロードマップ例は関連ファイルの「スケジュール・ロードマップ例」から大きな画像でご覧いただけます。
募集要項
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関連ファイル
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雇用関係の有無なし
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業務概要船頭としての知識や技術全般を習得(経験豊富な船頭が指導)し、実際に運航に携わってもらいます。
また、川舟運航の拠点となる熊野川川舟センターの業務にも従事していただきます。
【主な業務】
・船頭業務(技術習得、運航)
・川舟センターの業務
(川舟の受付、道の駅の管理や案内業務、企画立案、諸事務等) -
募集対象【応募条件】
①次の(1)から(10)すべてに該当する方
(1)川や川舟文化に興味があり、船頭として活躍したい気持ちがある
(2)世界遺産「川の参詣道」熊野川や国特別名勝瀞八丁(瀞峡)に興味を持ち、観光振興に熱意をもって取り組むことができる
(3)満20歳以上、45歳以下(ただし、能力や経歴によってはこれによらないこともあります)
(4)和歌山県新宮市以外(条件不利地域・条件不利区域を除く)に住所を有する
(詳しくは以下のURLの地域要件確認表をご確認ください。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000862222.pdf)
(5)一般的なパソコンの操作(ワード、エクセル、インターネットの活用等)ができる
(6)市や受入先となる一般財団法人熊野川町ふれあい公社の指揮に則り活動できる
(7)自然を相手とする仕事であることを理解し、自身や仲間、お客様の安全を第一に考えることができる
(8)水泳の心得がある
(9)活動期間終了後も新宮市に定住する意欲がある
(10)地方公務員法第16条の欠格事項に該当しない。
②以下の資格を有する方
・第一種自動車運転免許
・二級小型船舶操縦士免許(※)
※活動に必須ですが、現時点でお持ちでなくとも全く問題ありません。着任後に取得することが可能ですので積極的にご応募くださ
い。取得に必要な講習・試験等の費用は活動等に必要な経費から
支出される予定です。
【求める人材像】
〇日本全国、世界各国から訪れる多様なお客様に笑顔で楽しく対応することができる方
〇地域の多様な関係者とコミュニケーションを図りながら楽しく協働できる方
〇初めて経験することでも、結果に関わらず前向きに挑戦することができる方
〇地域の内にも外にも川や川舟の楽しさを発信できる方
〇SNS等を活用した積極的な情報発信ができる方
〇課題を発見し、解決しようとする意欲のある方 -
募集人数1~2人
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勤務地和歌山県新宮市熊野川町
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勤務時間〇月間170時間程度
〇1日の勤務時間の目安:7時間30分
〇週の勤務時間の目安:7時間30分×5日=37時間30分
〇休日:毎週月曜日ともう1日(シフトによる)
※勤務時間帯はシーズンや川舟の予約状況等によって異なりますので、1日・1週間・1年間のタイムスケジュールをご参考としてください。
※休日については、予約状況等を勘案し、状況に応じた変更の可能性
があります。 -
雇用形態・期間【契約】委託契約
【委嘱】新宮市長から地域おこし協力隊員として委嘱します。 -
給与・賃金等月額250,000円(国民健康保険・国民年金は自己負担)
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待遇・福利厚生〇家賃補助
・着任時は新宮市が管理する住宅への入居をご案内予定です。
・補助額は、家賃の半額(2万8千円を補助上限額とする)
〇活動用車両
活動の為のリース車両を提供する予定です。
※日常生活でも車が必要な地域ですので、自家用車の持ち込みを
強くお勧めします。
〇活動経費の支給
予算の範囲内で、活動に要する費用を支給します。
(機材、消耗品、燃料費、研修費用、旅費等) -
申込受付期間2024年01月11日 ~2024年02月22日
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審査方法新宮市及び受け入れ先関係者により、以下の通り審査を実施します。
【一次審査】
選考方法:応募書類により選考します。
実施時期:応募締め切りまで随時
結果通知:2月末日までに通知します。
【二次審査】
選考方法:オンライン面接により選考します。
実施時期:一次審査通過者との調整により随時
結果通知:面接実施後10日以内に通知します。
【最終審査】
選考方法:現地(新宮市熊野川町)での面接により選考します。
実施時期:二次審査通過者との調整により随時
結果通知:決定後速やかに通知します。
<提出先>
〇郵送の場合
〒647-1294
和歌山県新宮市熊野川町日足324番地
新宮市役所熊野川行政局
住民生活課 総務係
〇メールの場合
k-jyumin@city.shingu.lg.jp
※件名を「地域おこし協力隊の応募」としてください。 -
参考URLhttp://www.city.shingu.lg.jp
お問合わせ先
〒647-1294 和歌山県新宮市熊野川町日足324番地
TEL: 0735-44-0301 FAX: 0735-44-0317