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【協力隊募集】地域の農家さんのヒーローに!農業機械オペレーターとして地域農業を支えませんか?

鹿屋市は、鹿児島県本土の右側(大隅半島)にあり、人口は約10万人、古くから大隅地域の交通・産業・経済・文化の拠点として役割を担っています。

昭和62年に大隅線が廃線となり、鉄道のないまちでは一番人口が多いまちです。廃線跡はフィットネスパースとして舗装整備され、今では市民がジョギングやサイクリングなどを楽しむ場所となっています。

街の中心部には海上自衛隊鹿屋航空基地が所在し、自衛隊のまちとしても発展してきたまちであり、隊員やその家族など毎年多くの人々が異動で入れ替わるため、新しく移り住む方を受け入れやすい風土があります。

平均気温は17.6℃と年間を通して暖かく、中心市街地から30分程度で海や山、川などの豊かな自然と触れ合うことができるほか、高校生まで医療費全額助成、子どもが遊べる広い公園や無料で利用できる子育て施設もあり、子育て環境が充実しています。

基幹産業は、農畜産漁業などの第1次産業であり、全国でも有数の食料供給基地を形成しているため、日々、新鮮で美味しい食材を楽しめることも魅力です。

協力隊を募集する理由

農村集落の農業を守ってきた小規模な農家が、農業機械の更新や高齢化により、農作業の継続が難しくなってくる中、小規模な農家に代わって集落内の農作業を請負うことで農地と農業を守ってきたのが集落営農組織です。

しかし近年、既存組織の構成員も高齢化が進み、農業機械の操作を担うオペレーターの確保が困難なってきており、そのようなことから組織の存続自体も難しくなってきています。

このように農村集落の課題である農業の衰退と農地の荒廃化を解決するため、集落営農組織の運営と農作業を行うオペレーターを地域おこし協力隊として募集し、農村集落の農業担い手として活躍していただきます。

オペレーション”集落営農”!…集落営農?

”集落営農”ってそもそもどんな農業スタイルなのでしょうか?
「複数の個人が集まって機械の共同利用、作業の共同化により経営の効率化を図ること」とありますが簡単に言うと「農家さん同士で助け合って効率的に農業しよう!」です!
1人は皆のために、皆は1人のためにってことなんです。

具体的には…
Aさん「今年も田植えの時期が来たな~。親戚にも声をかけてみるけどそれでも人手が足りない…」
Bさん、Cさん「それなら私たちにお任せあれ!その代わり私たちの田植えも手伝ってね。」
Aさん「それはありがたい!じゃあ今日はうちの田植えをして明日以降BさんCさんの田植えを手伝うね!」
…というように大変な時期は皆で力を合わせて乗り切っていきます。

他にも…
Aさん「今年も豊作だ!でも稲刈用の機械を上手に扱えないし不安だな…」
Dさん「それなら僕が機械作業しますよ!いつも手伝ってもらってるし機械作業は得意なんです!」
Aさん「ありがたい!!苦手な作業はお互いカバーしていこう!」
なんてことも出来るんです。

このように”集落営農”は、農家さん同士の助け合いで地域の農業・農村を守る仕組みであり、この仕組みで農業に取組む団体を集落営農組織と呼びます。

しかし鹿屋市の現状として、高齢化や担い手不足の進行により、集落営農組織の存続・運営が難しい状況にあります。
そこで、集落営農組織の運営を補助しながら農家さんの作業を支援し、農業のノウハウや技術を学ぶことで自らも新規就農を目指して活動に取り組んでくださる地域おこし協力隊を募集します!

鹿屋で農業、みんなでやれば面白い…!

”集落営農”を経験する中で得たノウハウや技術を用いて農業にチャレンジしてみませんか?

〈出会いたい人〉
●農業に興味がある方
●「半農半X」や「スマート農業」などに興味のある方
●隊員期間終了後、本市で定住・就農し、集落営農組織の設立・運営及び地域の農業を中心的に担う農家として活躍できる方
●地域住民とともに地域活動に取り組んでみたい方 など

〈やってもらいたいこと〉
●集落営農組織の事務運営支援(事務・農作業)
●集落営農組織運営・農業経営に必要な知識、技術の習得
●農業法人等での農作物栽培に必要な知識・技術の習得
●協力隊員自らチャレンジしてみたい取組 など

募集要項

  • 関連ファイル
  • 雇用関係の有無
    あり
  • 業務概要
    【活動内容】
    (1)集落営農組織の運営支援
    ・ 集落営農組織の経理等運営に係る業務及び農業機械オペレーター業務
    (2)集落営農組織運営に必要な知識、技術の習得
    ・ オペレーターとして必要な免許・資格の習得
    ※ 免許等(例):大型特殊・けん引免許(農耕車限定)、無人航空機操縦士等
    (3)農業経営に必要な知識・技術の習得
    ・ 県や農業大学校等が実施する研修会の受講
    ※ 研修(例):農業基礎講座、農業簿記基礎講座(大隅地域振興局)
          かごしま営農塾(鹿児島県立農業大学校)等
    ・ 農業法人等での農作物栽培に必要な知識・技術の習得
    (4)協力隊員自らがチャレンジしたい取組
    (5)その他、地域活性化のために必要な活動
  • 募集対象
    次の条件をすべて満たす方とします。
    (1) 活動期間終了後、引き続き本市へ定住及び就農又は就業し、集落営農組織のオペレーターとして活躍できる人
    (2) 地域に溶け込む意欲があり、地域住民と共に地域活動に取り組める人
    (3) 心身が健康で、誠実に業務に取組める人
    (4) 令和6年4月1日現在で年齢が満20歳以上の人(性別不問)
    (5) 現在、3大都市圏又は地方都市等(過疎、山村、離島、半島などの地域に該当しない市町村)に居住し、採用後に住民票を鹿屋市に移動し居住できる人
    (6) 普通自動車運転免許証を有している人(大型特殊及びけん引免許(農耕車限定)取得のためAT限定は原則不可です。隊員着任にあたっては限定解除手続きをお願いします。)
    (7) Word,Excel等の基本的な操作技術を有する人
    (8) 地方公務員法第16条に規定する欠格条項に該当しない人
  • 募集人数
    1名(家族を伴っての着任も可)
  • 勤務地
    鹿屋市内の集落営農組織、農業法人など(県外や他市町村での研修等に出席してもらう場合があります。)
  • 勤務時間
    【勤務時間】
    勤務時間は、原則、平日の午前8時30分から午後5時までとしますが、集落営農組織等の会議・打合せ、作業状況の都合により、勤務時間を振り返る場合があります。
    【休日・休暇】
    休日は、原則、土曜日、日曜日、国民の祝日、12月29日から1月3日までの間としますが、勤務の都合(イベントへの参加等)で休日を振り返る場合があります。
    その他、有給休暇及び特別休暇があります。
  • 雇用形態・期間
    【雇用形態】
    地方公務員法第22条の2第1項第1号に規定する会計年度任用職員として任用します。

    【雇用期間】
    採用日から令和8年3月31日までとし、原則として年度ごとに任用し、最長で採用から3年間とします。
    ※予算の状況等により延長しない場合があります。
    ※隊員としてふさわしくないと判断した場合は、採用期間中であても解任することができるものとします。
  • 給与・賃金等
    【報酬】
    報酬月額200,000円(年合計2,400,000円)
    ※令和6年10月1日現在の報酬月額
    期末手当、勤勉手当と通勤手当は別途支給します。

    【活動費】
    活動費は予算の範囲内で年間100万円程度、下記の費用について実績に応じて負担します。(家賃、公用車リース除く)
    (1) 使用料及び賃借料
    (2) 消耗品費
    (3) 出張旅費、研修負担金
    (4) 保険料(イベントに係る1日保険 等)
    (5) その他市長が必要と認める経費 等
    ※ミッションに関連が無い支出、備品の購入費は対象外
  • 待遇・福利厚生
    (1) 社会保険等(雇用保険、厚生年金、健康保険)に加入します。
    (2) 活動期間中の住居に係る家賃等は、市が負担します。(5万円以内)ただし、転居に係る費用や生活必需品、光熱水費等は自己負担となります。
    (3) 活動に使用するパソコンは、市が貸与します。また、出張等で車両が必要な場合は公用車を手配します。
  • 申込受付期間
    2024年10月01日 ~2024年11月29日
  • 審査方法
    【応募方法】
    (1) 応募締切 令和6年11月29日(金)午後5時(必着)

    (2) 提出書類 
    ・鹿屋市地域おこし協力隊応募用紙 
    ・鹿屋市地域おこし協力隊活動目標(レポート)
    ・住民票(抄本、本籍不要のもの。)
    ・普通自動車運転免許証の写し(両面)

    (3) 受付場所 
    〒893-8501 鹿児島県鹿屋市共栄町20ー1
          農政課 地域おこし協力隊担当

    【選考の流れ】
    (1)必要書類の提出
    (2)1次選考(書類審査)
    (3)1次選考結果通知
    (4)現地フィールドワーク(任意)
    (5)2次選考(対面面接)
    ※但し、現地での受験が難しい場合にはオンラインで実施
    (6)2次選考結果通知
  • 参考URL
    https://www.city.kanoya.lg.jp/iju/shigoto/kyoryokutai.html
  • 備考
    【本地域おこし協力隊員への支援】
    隊員期間終了後の定住・就農に向け、以下について市が伴走支援を行います。
    1.就農に向けた支援
    ⑴農業法人等による技術研修
    ・農業法人等での農作業を通じ、様々な作物の栽培技術を習得できます。
    ⑵農業機械の操作・運搬、安全管理等に必要な資格取得
    ・県立農業大学校、その他教育機関での免許及び資格取得研修を受講できます。
    ・取得可能な免許等:大特免許及びけん引免許(農耕車限定)、農業機械士、指導農業機械士、無人航空機操縦士等
    ⑶農業のスキルアップを図る各種研修への参加
    ・農業基礎講座、農業簿記基礎講座、その他県立農業大学校等が実施する各種研修を受講できます。
    ⑷認定新規就農者の認定を受けるための「青年等就農計画」の作成
    ・青年等就農計画の作成時に農政課が全面的に支援します。
    ・認定新規就農者は、就農開始資金及び青年等就農資金などの国の支援制度を活用可能
    ⑸経営開始資金の申請手続き
    ・国の制度で就農後の生活資金を支援します。(150万円/年・最大3年間)
    ⑹認定農業者の認定を受けるための「経営改善計画」の作成
    ・認定新規就農者から認定農業者へステップアップ時に、経営改善計画の作成を農政課が全面的に支援します。
    ・認定農業者は、農業近代化資金や農業経営基盤強化資金などの制度資金の借り入れにメリットがあります。
    ⑺農業機械等の導入に係る補助事業申請手続き
    ・新品や中古機械の導入時に、補助事業申請手続きを農政課が支援します。
    ・国の制度:経営発展支援事業 など
    ・市の制度:移住・定住者就農支援事業、農業未来バンク など
    ⑻農地の取得・借用
    ・農業委員会の斡旋希望情報を活用した農地の情報提供、農地中間管理事業による貸借手続支援等

    2.定住に向けた支援
    ⑴移住後の住居確保
    ・空き家物件の紹介・斡旋等
    ⑵地域コミュニティや集落営農組織との交流

    3.その他、本市で営農・生活をする上で必要となる事項について、できる限り支援します。


    【その他】
    ⑴隊員のスキルアップのため、九州又は全国の隊員が集まる研修会等に参加できます。
    ⑵隊員期間中に「定住に向けた研修等の経費」や、最終年度又は隊員期間終了翌年に市内で起業(就農)する場合に「起業に要する経費」に対する市の支援を受けることができます。
    ⑶隊員期間終了後に鹿屋市に定住するための活動として、副業を許可します。副業は、所定の届出を行ったうえで、勤務時間外に協力隊としての業務に支障のない範囲で行うものとします。
    ⑷隊員期間終了後について
    ・鹿屋市で農業経営を開始していただきます。
    ・農業機械・資材等の購入が必要になる場合がありますので、就農時までにある程度の自己資金が必要です。

お問合わせ先

鹿屋市農政課 尾崎
893-8501 鹿児島県鹿屋市共栄町20番1号
TEL: 0994-31-1183 FAX: 0994-43-2140
URL: https://www.city.kanoya.lg.jp/iju/shigoto/kyoryokutai.html