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県版地域おこし協力隊として、広域で県内200人超の隊員同士の交流を促進する「ローカルコミュニティマネージャー」を募集!

〇県版地域おこし協力隊とは?

県版地域おこし協力隊は、「新潟県地域おこし協力隊」のことで、「ニイガタコラボレーターズ」という名称で新潟県が取り組むべき広域的な施策を推進や広域的な地域課題を解決するために活動しています。

2024年11月現在、15名のニイガタコラボレーターズが活躍しています。

また、新潟県内の市町村でも多くの隊員が活躍しており、その数は200人以上にのぼります。今回の募集は、ニイガタコラボレーターズ、市町村地域おこし協力隊同士の交流を促進して、新潟県内の地域おこし協力隊の活動を活性化させることがミッションとなる「ローカルコミュニティマネージャー」の募集となります。

ニイガタコラボレーターズ集合写真    ニイガタコラボレーターズロゴ

○新潟県は地域おこし協力隊の「受入体制、日本一」が目標

<今回の募集について>

はじめまして、新潟県地域政策課の品田です。
新潟県における地域おこし協力隊の現状、そして新潟県地域おこし協力隊のコミュニティマネージャーの募集について、私からご説明いたします。

新潟県庁    打合せ風景
     (勤務地:新潟県庁)                 (担当の品田(右側))

<新潟県における地域おこし協力隊の現状について>
新潟県は地域おこし協力隊の人数が全国5位!200人超の隊員が県内各地で活躍しています。また新潟県は地域おこし協力隊制度が始まった平成21年度から隊員を受け入れていて、多くの隊員を輩出している地域おこし協力隊の先進地の一つです。
新潟県は地域おこし協力隊の先進地として、『受入体制、日本一』を目標に掲げ、隊員のサポート体制の充実に取り組んでいます。また、隊員へのサポートだけではなく、市町村向けの支援を行い「ALL NIIGATA」で隊員の方々が生き生きと活動できる体制づくりにチャレンジしています。

<JOIN自治体特集>
https://www.iju-join.jp/feature_cont/file/124/

<TURNS>
https://turns.jp/87211

今回、地域おこし協力隊の「受入体制、日本一」に向けて、県内200人を超える隊員同士の交流を生み出す、コミュニティマネージャーを新潟県地域おこし協力隊として募集します。

○募集の経緯

<コミュニティマネージャーの募集について>
新潟県では、地域おこし協力隊の「受入体制、日本一」に向けた、隊員サポートの一環として、隊員同士の交流促進や市町村の範囲を越えて広く多くの隊員同士がコミュニケーションをとれるコミュニティの形成、運営に着手しています。

そのようなコミュニティの形成、運営にはコミュニティマネージャーの存在が欠かせず、隊員同士の交流を促進するハブ的な存在を担っていただきたい思いがあり、今回、新潟県地域おこし協力隊として初めて「コミュニティマネージャー」を募集することになりました。

燕市隊員    長岡市隊員

地域おこし協力隊が活動や私生活での困りごとがあった際、他の隊員や元隊員に気軽に相談できる場があると、その活動が円滑に進み、地域の定着にもつながります。

実際、県内隊員からは、

・他の市町村の隊員ともっと交流する場が欲しい!
・活動地域に元隊員がいないので、他の地域の元隊員と話ができる場が欲しい!
・隊員同士で新しい取組を行うためのきっかけや場が欲しい!

といった声があります。

そういった県内隊員の声を受けて、令和6年度からは現役隊員同士の交流の機会をオフラインでこれまで以上に図っていく予定ですし、コミュニティマネージャーのあなたに新たな交流企画を立案いただくこともお願いする予定です。

しかしながら‥‥、新潟県の地図を少し頭の中で思い出してみてください。

そうです。新潟県は広い県土(なんと全国5位!)を有し、最北と最南の市町村の距離も約230km(箱根駅伝の往復が約217kmなのでそれ以上!)あり、さらに離島(佐渡島、粟島)もあるため、県内の隊員が一堂に集まって交流することは簡単ではありません。

そこで、オフラインだけでなく、オンラインでも隊員との交流を図ることができるよう、ウェブサービスも活用しながら、多様な交流の機会を確保していきたいと考えています。

そのウェブサービスというのが、バーチャルプレイス「ovice」(オヴィス)(※)です。このサービスは、oVice株式会社が提供するバーチャル空間サービスで、参加者がバーチャル空間にいながら、参加者同士でチャット、ミーティングや情報発信を行うことができるものです。

<ovice>
https://www.ovice.com/ja

スペース画面    オンライン風景
(oviceスペース画面)

このサービスも活用することで、オフラインだけでなく、オンラインでも県内の隊員同士や元隊員などが集うコミュニティを用意することができます。コミュニティマネージャーのあなたには、このoviceのサービスも用いて、オンラインでの交流イベントの企画、実施もお願いしたいと考えています。

また、本県協力隊を希望している方、移住に関心がある方が、隊員や元隊員と交流できるような場の企画も期待しています。

そして、バーチャルプレイスを開設して隊員の交流を図る取組は全国初です!
そのため、このバーチャルプレイスoviceを新潟県の地域おこし協力隊におけるコミュニティの強みとして育てていきたいと考えています

とは言っても、このバーチャルプレイスoviceも隊員同士のコミュニケーションを図るためのツールの一つに過ぎません。もちろん、Zoomの活用も可能です!コミュニケーションツールの特性を踏まえて、目的などに応じて使い分けていただきたいと考えています。

そもそも、オンラインでのやりとりを進める上でも直接的なコミュニケーション、関係性がベースにある必要があると考えています。まずは県内に多くいる地域おこし協力隊の皆さんと直接会って、隊員と知り合ってもらいたいと思います。そして、関係性を構築した上で、対面での接点に加えて、オンラインツール等も活用してもらい、多様な手段で県内隊員とのコミュニケーションを活発化させて、隊員コミュニティを盛り上げていってほしいと考えています。

○求める活動はこんなこと

新潟県地域おこし協力隊のコミュニティマネージャーとして、あなたにお任せしたいミッションを整理すると下記の内容になります。

・交流イベント(リアル・オンライン)の企画・実施
・イベント以外でも交流や相談ができる体制の検討・構築
・ovice等を活用した隊員からの相談の聴き取り(相談への対応方法は受入団体と協議)
・効果的な情報発信の企画・実施
・ウェブサービス「Note」による活動状況の発信

なお、活動に当たっては、oviceのプロジェクトメンバーとして県内市町村の地域おこし協力隊やニイガタコラボレーターズの隊員から30人程度の仲間が参加していますので、一緒にこの活動を推進することができます!

また、新潟県地域政策課にデスクを置いて仕事を進めますので、担当の私(品田)も一緒になって、活動をサポートしていきますのでご安心ください。

これらの活動を通じ、県内隊員や地域づくり関係者とつながりもでき、協力隊以外の自主的な活動をしたいときには、一緒に取り組める仲間もできます。県内の地域おこし協力隊をつなぐ存在として、隊員のコミュニティを盛り上げてください!

OJT研修    研修風景   

○任期終了後のキャリアについて

コミュニティマネージャーとしての働き方に関心のある方や将来独立を考えている方はぜひ3年間、新潟県地域おこし協力隊のコミュニティマネージャーとして経験を積んで、コミュニティづくり、企画立案、情報発信等のスキルを磨き上げて、次のキャリアにつなげてほしいと考えています。

週4日勤務で兼業も可能ですので、新潟県地域おこし協力隊として経験を積みながら、他に関心のある領域について研鑽を積んでもらうこともできます。

もちろん、新潟県としても隊員の円滑な活動や、個々のキャリア・スキルアップを応援するために、以下のような様々なかたちでサポートを行います。

・協力隊の心構えをテーマにした講義や、活動計画の検討、隊員の活動事例の共有を行う初任者研修
・講義やワークショップを通じて起業のノウハウを学ぶ起業研修
・起業した元協力隊員や地域に密着した起業家等のもとでの、その仕事や起業について学ぶJobインターン
・県内隊員や元協力隊員との交流会

また、任期終了後のキャリアを考える上で、参考になるキー人材が新潟にはいます。長岡市にあるNaDeC BASEというコワーキングスペースを拠点に起業家や学生のコミュニティマネージャーとして活躍をしてきた地域おこし協力隊の元隊員の上田夏子さんです。

新潟県の中核都市・学園都市の長岡市にあるコワーキングスペースでのコーディネーター、コミュニティマネージャーの仕事を3年間経験して、現在は県内全域で活躍している元隊員です。地域おこし協力隊の受入人数が多く、県内の各市町村へのアクセスが良い長岡市は、今回のミッションにおいても重要な地域になるでしょう。

コミュニティマネージャーとして県内で地域おこし協力隊を経験し、任期終了後も県内で活躍する上田さんの存在は、あなたのキャリアをサポートするものだと感じています。
上田さん

私たちと一緒に、新潟県の地域おこし協力隊のサポートにつながるコミュニティづくりにチャレンジしてくれる仲間をお待ちしています。

○着任後のサポートについて

県として、隊員の円滑な活動や、個々のキャリア・スキルアップを応援するために、以下のような様々なかたちでサポートを行います。
 

・協力隊の心構えをテーマにした講義や、活動計画の検討、隊員の活動事例の共有を行う初任者研修
・講義やワークショップを通じて起業のノウハウを学ぶ起業研修
・起業した元協力隊員や地域に密着した起業家等のもとでの、その仕事や起業について学ぶJobインターン
・県内隊員や元協力隊員との交流会
研修の風景     上田さん 

○メディア情報

県の取組や、県内で活躍する隊員、地域づくり団体について、以下のページで紹介しています。

<JOIN自治体特集>
https://www.iju-join.jp/feature_cont/file/124/
<TURNS>(再掲)
https://turns.jp/87211
<新潟県地域おこし協力隊特設HP>(再掲)
https://niigatakurashi.com/revitalization/
<Digital PR Platform「地域おこし協力隊」制度きっかけの地 新潟の秘訣と秘策」>
https://digitalpr.jp/r/83293
<新潟県地域政策課X「にいがた地域おこし協力隊」>
https://x.com/niigata_okoshi

募集要項

  • 関連ファイル
  • 雇用関係の有無
    なし
  • 業務概要
    (1)交流イベント(リアル・オンライン)の企画・実施
    (2)上記イベント以外で交流や相談ができる体制の検討・構築
    (3)ovice等を活用した隊員からの相談の聴き取り(相談への対応方法は受入団体と協議)
    (4)県内協力隊の魅力等の効果的な情報発信の企画・実施
    (5)ウェブサービス「note」による活動状況の発信
  • 募集対象
    (1)年齢、性別は問いません。

    (2)以下の県外の転出地から転入地に生活の拠点を移し住民票を異動させる必要があります。なお、既に転入地へ住民票を異動されている方は対象となりません。
    <転出地>
    ア 3大都市圏内の市区町村(政令指定都市除く)の、条件不利区域以外の区域
    イ 政令指定都市の条件不利区域以外の区域
    ※3大都市圏
    埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県及び奈良県の区域の全部。
    ※条件不利区域
    次の①から⑦のいずれかで公示・指定・規定される市町村。
    ①過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法、②山村振興法、③離島振興法、④半島振興法、⑤奄美群島振興開発特別措置法、⑥小笠原諸島振興開発特別措置法、⑦沖縄振興特別措置法
    <転入地>
    新潟市

    (3)活動の開始時期
    令和6年12月中旬以降を目途に活動を開始できる方。
    ※可能な限り早期の着任を希望します。

    (4)次のア~ウのいずれにも該当しない方
    ア 暴力団員又は暴力団員でなくなった日から5年を経過しない方
    イ 暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有する方
    ウ その他暴力団事務所に出入りするなどア、イのいずれかに準ずる方

    (5)次の要件をすべて満たす方
    ア 地方公務員法第 16 条に規定する欠格事項に該当しない方
    イ 心身がともに健康で、かつ、誠実に職務を遂行できる方

    (6)次の技術要件をすべて満たす方
    ア 普通自動車免許を取得しており、日常的な運転に支障のない方
    イ パソコンの一般的な操作(ワード・エクセル・パワーポイント、電子メール・SNS等)ができる方

    (7)歓迎する人物像
    ア 任務に意欲的で、新しい環境に柔軟に対応できる方
    イ 関係団体や地域住民など多様な主体とコミュニケーションを図れる方
    ウ 自ら率先し、各所と調整しながら柔軟に行動し、企画等を完遂できる方
    エ SNSやデジタルツールの操作に慣れている方
    オ 同じ目標に向かって、チームとして行動できる方
  • 募集人数
    1名
  • 勤務地
    新潟県知事政策局地域政策課(新潟県新潟市中央区新光町4-1新潟県庁内)
    ※ホームページアドレス:https://www.pref.niigata.lg.jp/site/chiikiseisaku/
  • 勤務時間
    ・業務委託のため、県から示された業務を推進できるよう、受入団体と調整の上、ご自身で管理していただきます。
    ・週4日、1日当たり7時間を想定しています。
    ・国民の祝日に関する法律に規定する休日及び、12月29日から翌年1月3日までの期間は原則休日とします。
    ※ただし、活動内容により時間外や休日での活動が生じた場合は、他の活動日の振り替えにより調整していただきます。
  • 雇用形態・期間
    (1)身分
    地域おこし協力隊として、新潟県知事が委嘱します。
    県と委託契約を締結します。(新潟県との雇用関係はありません)

    (2)委嘱期間
    委嘱の日から会計年度を超えない範囲で12か月以内としますが、最長3年まで延長することを予定しています。
    ただし、職務怠慢等、隊員として相応しくないと判断された場合は、委嘱期間中であっても委嘱を打ち切る場合もあります。
  • 給与・賃金等
    報償費:266,000円/月
    活動経費:1,440,000円(年額)(120,000円×12月)
    ※委嘱日が年度途中となる場合は、日割り計算
    活動経費等には、住居費、活動車両借上料、活動車両燃料費、消耗品、研修受講に係る旅費等を含むものとします。

    詳細は、参考URLから県ホームページをご覧ください。
  • 待遇・福利厚生
    ・活動の支障とならない範囲で兼業することができます。
    ・協力隊として活動する上で必要な心構え等や、県内で活動する市町村の地域おこし協力隊との関係構築等に関する研修会を実施します。
    ・地域おこし協力隊の知見を有する者等が外部メンターとして活動をサポートする予定です。
  • 申込受付期間
    2024年10月31日 ~2024年12月02日
  • 審査方法
    1 提出書類及び提出方法
    (1)応募用紙(履歴書及び職務経歴書)
    応募用紙は、関連ファイルからダウンロードしてください。
    PDF形式にて、応募フォームから提出してください。

    (2)誓約書
    誓約書は、関連ファイルからダウンロードしてください。
    PDF形式にて、応募フォームから提出してください。

    (3)住民票(抄本)の写し(発行から3ヵ月以内のもの)
    PDF形式にて、応募フォームから提出してください。

    (4)運転免許証の写し(両面)
    PDF形式にて、応募フォームから提出してください。

    【応募フォームURL】
    https://apply.e-tumo.jp/pref-niigata-u/offer/offerList_detail?tempSeq=13923

    2 選考方法
    (1)第一次選考(書類選考)
    ア 提出書類をもとに、書類審査を行います。
    イ 選考結果については、応募から1週間以内に、応募用紙記載のメールアドレスあてに通知します。合格者には併せて第二次選考の日時等の詳細をお知らせします。

    (2)第二次選考(面接)
    ア 第一次選考合格者を対象に、意欲、コミュニケーション能力、行動力等について面接審査をオンライン(Zoom)で行います。
    イ 選考結果については、面接から1週間以内に、応募用紙記載のメールアドレスあてに通知します。

    (3)留意事項
    ア 応募に係る経費(書類輸送費、交通費等)はすべて応募者の負担となります。
    イ 選考経過及び結果について問い合わせには応じられませんので、予めご了承ください。
    ウ 採用充足した場合は、募集期間の途中であっても募集活動を取り止めることになりますので、予めご了承ください。
  • 参考URL
    https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/chiikiseisaku/r6-niigata-collaborato.html
  • 備考
    必ず参考URLの県ホームページも併せてご覧ください。

お問合わせ先

新潟県知事政策局地域政策課 品田、諸橋
950-8570 新潟県新潟市中央区新光町4番地1
TEL: 025-280-5095 FAX: 025-280-5227