Search 募集情報を探す

移住経験者にしか、できない仕事。首都圏でのイベントやSNSでのPRを通して、移住体験「大切なことを考える時間」を伝える【移住プロモーション担当】

都内での遊佐町単独の移住セミナー

◆募集概要

 山形県遊佐町(ゆざまち)では、【移住プロモーション担当】として、この文章を読んでくださっているあなたのように、都市地域から地方へ暮らしの拠点を移す検討をしている方に向けて、遊佐町(ゆざまち)を認知してもらい、移住検討地の一つとしてもらうための「入口」としての活動を中心に行っていただく方を募集します。

 遊佐町は「移住」という言葉が浸透する前の平成24年から移住の取り組みをしていて、毎年20名以上の方が移住定住チームの相談を通して遊佐町へ来ていただいています。令和6年4月にオープンした、(株)良品計画の企画デザインによるお試し住宅も、おかげさまで満員御礼で今年度の予約を締切りました。

とはいえ移住検討先として「遊佐町」や「山形県」を選んでくれる人は、まだまだ多いとは言えない状況です。Uターンや孫ターンの方も、様々な支援を受けられると知らずに帰ってきたり、そもそも遊佐町に帰るという選択肢がなかったりしています。そういった中で、特にSNSの活用や遊佐町独自のセミナーなど、プロモーション部分に移住者目線を取り入れて、重点的に活動をすれば、もっともっと移住先としての「遊佐町」を広めることできると考えています。

◆移住PR担当としての働き方のポイント

移住PR担当は主に首都圏での遊佐町独自セミナーの開催と、SNSを使った情報拡散を中心に活動します。そのため、遊佐町という、いわゆる田舎に住みながらも年に5~10回程度は東京に出張する、適度に都会欲が満たされる働き方です。また、PCを使った資料作成などもありつつ、屋外での活動もあるバランスの良い仕事です。

 独自セミナーでは、セミナーの設計から周知、当日の運営と、イベント開催を一通り経験することができます。担当職員がフォローするので、スキルはなくても大丈夫!(職員も未経験からスタートしています。)頑張り次第で集客や来場者の満足度が目に見える、達成感のある仕事です。

 SNSを使ったPRも、行政的にはまだまだ伸びしろがある分野です。移住に携わるスタッフと一緒に町を巡って、町や人を知ることで、遊佐町らしさのある、温度感を大事にした発信を目指しています。行政と一緒にPRをすることは、制限とうまく付き合う必要はありますが、個人的なSNS使用とはまた違った目線やテクニックを学んでいただけます

 移住業務では、町の外の人も中の人もどちらの目線も大事になります。特に町の人は、たくさんの想いや歴史を抱えて遊佐町という土地で暮らし続けています。業務を通して、そんな地域の人達とのコミュニケーションを深めることができることができます

◆具体的な業務

1年目「移住者として遊佐町を知る」
この期間は「移住者として遊佐町を知る1年」にしていただきたいと思います。移住者として、はじめて遊佐町に来た際の、戸惑いや不安を実体験として記録しながら、それらを解消していく道順も形として残すことで、移住相談の大事な材料になります。
・遊佐町各所を巡ったり、町民の話を聞いたりして、遊佐町を知る
・移住者として実体験を記録する
・移住フェア等に参加し、移住をとりまく情報を収集する
・テーマや掲載方針をまとめ、Instagramを開始する
・職員と共にセミナー設計、実施(1~2回程度)

2年目「遊佐町を広める活動に取り組む」
前年の経験を活かし、隊員本人が主体となって活動する1年を目指していただきます。
・年4回のセミナーまたは交流会の設計、運営
・仕事に関する情報収集を行い、移住相談で活用できる形にする
・Instagramでの継続的な発信で、お試し移住体験やイベント参加者を増やす
・定住に向けての検討を始める

3年目「活動をまとめ、次への形にする」
あっという間に3年目になると思います。最後の1年は誰が見てもわかるよう形に残し、活動の証としてほしいと思います。また、定住に向けての活動もきちんと時間をとって向かっていただくような体制をイメージしています。具体的には以下のとおりです。
・実体験を含む遊佐町での移住に関することを冊子等にまとめる
・年4回のセミナーまたは交流会の設計、運営
・仕事に関する情報収集を行い、移住相談で活用できる形にする
・Instagramでの継続的な発信で、お試し移住体験やイベント参加者を増やす
・定住に向けて家の準備や仕事の確保などを行う

任期終了後のキャリアのイメージ
・移住の知識を活かした活動、就職
・イベント開催のノウハウを活かした業務受託など
・行政関係への就職やSNS発信等の業務受託など

これまで遊佐町地域おこし協力隊を退任した隊員は、起業する方が多いですが、一般企業への就職や出産を経て町議会議員となった隊員もおります。近隣市町村では、観光協会やNPOへの就職、市町の職員となった方もいるそうです。

◆一緒に働く仲間たち

遊佐町の移住定住チームは、遊佐町役場の他に、NPO法人いなか暮らし遊佐応援団集落支援員というメンバーで構成されています。毎月1回合同の会議を行うほか、イベントや移住者の対応など、常に連絡を取り合いながら、協力して移住定住事業を進めています。移住PR担当の協力隊もこの仲間に入ることになりますので、まずは仲良く!沢山話しながら助け合いながら、楽しく業務を進めていきたいと思っています。

役場が移住定住のための土壌を固め、遊佐町への入口を協力隊が広げ、そこに来てくれた検討者の方をNPOがサポートし、移住する際は集落支援員が地域と繋ぐ、スタイルを確立できるメンバーとなってもらえたら嬉しいです。

NPO法人いなか暮らし遊佐応援団
移住体験の受入れから移住者交流会の開催など、移住前も移住後も移住者とお付き合いのある、遊佐町の移住になくてはならないメンバーです。事務所は、移住者の近況報告の場になっていて、帰省の報告をしてくれたり、転出後も連絡をくれたりと、移住者から絶大な信頼を得ています。移住関係の業務の他に、国際交流に関する業務も行っています。

集落支援員
町から委嘱を受けた2名(渋谷さん、高橋さん)が活動しています。町内の各集落を巡り、沢山の人から話を聞きながら空き家の情報を仕入れ、調査や空き家バンクへの登録推進を行っています。移住者が引っ越してくる際の挨拶回りの同行も大事な任務です。町のことは何でも知っている心強いメンバー。県外から着任することがほとんどの地域おこし協力隊も毎度お世話になっています。

遊佐町企画課定住促進係
2名体制で、移住、空き家、地域おこし協力隊、婚活などを担当しています。地域おこし協力隊については、佐藤が募集から着任、来てからの生活のサポート等を担当させていただきます。長いお付き合いになるのでどうぞよろしくお願いいたします。

◆この業務に関するスキル

\こんな方と一緒に活動したいです!/
・遊佐町について自分から学ぶフットワークのある方
・移住者はもちろん、加えて元々町で暮らす方への配慮、リスペクトができる方
・イベントなどでの調整、運営、裏方としての活躍に楽しさを感じられる方
・町、集落支援員、NPO法人いなか暮らし遊佐応援団と協調して業務に取り組める方
・人の話を聞くことが好きな方
・社会人経験がある、20~30代で柔軟な思考や行動ができる方

\こんなスキルがあったら最高!もちろんなくてもOK/
・Instagramを中心に日常的にSNSを利用している(継続が苦手ではない)
・canvaなどの利用ができる
・イベントのファシリテーションができる
・イラストを描くこと、写真を撮ることが好き
・移住セミナーなどに参加したことがある方

\こんな方には辛い仕事かもしれません…/
・マニュアルやデータに基づいて計画的に仕事がしたい方(人相手の仕事、飛び込みのスケジュールが多い仕事です)
・土日しっかり休みたい方(土日のイベントも多く、振替休日対応になります)
・できれば主役になりたい方(裏方が多い仕事です)
・他者の意見を受け入れるのが得意でない方(相手によって柔軟な対応が求められます)

◆遊佐町(ゆざまち)について

山形県の最北端に位置し、秋田県との県境で、山形県の「おでこ」の部分です。町のシンボルは日本百名山「鳥海山(ちょうかいざん)」。鳥海山と日本海の恵みで、水の豊かな町です。「丸池様(まるいけさま)」や「釜磯海岸(かまいそかいがん)」は湧水スポットとして町内外から人気です。是非検索してみてください。東京から約500 ㎞、人口はR6 年10月末現在で12,203人。都市部から遠く「行きづらい」けど、充実した支援制度や人の温かさで「生きやすい」町です。

地域おこし協力隊は現在8 名が活動中。一緒にランチをしたり、プライベートでも一緒に活動をしたりするなどいいチームです。先輩隊員も含め、鳥海山と日本海に囲まれた自然の中で、業務もプライベートも充実した毎日を送っています。退任後は就業したり起業したりと様々なかたちで遊佐町に関わってくれています。

◆遊佐町地域おこし協力隊Q&A

Q:遊佐町地域おこし協力隊の活動実績は?
A:遊佐町では平成22 年度から隊員を受け入れ、これまで29 人が着任し、21 名が活動終了、現在8名が活動中です。活動終了した21名のうち10 名が引き続き遊佐町に住んでいます。

Q:副業はできますか?
A:本来の業務を優先したうえで、業務に支障のない程度であれば可能です。その場合は必ず事前に所属の担当者へ事前に相談していただきます。

遊佐町での隊員の活動状況、隊員の暮らしに関心をお持ちの方は、協力隊隊員制作HP「来ちゃいなよ。ゆざまち」をご覧ください。移住を含む、遊佐町への暮らしの拠点の変更について不安がある方は、「遊佐町IJUターンポータルサイト」をご覧ください。

 

募集要項

  • 関連ファイル
  • 雇用関係の有無
    なし
  • 募集対象
    【応募資格】
    (1)三大都市圏をはじめとする都市地域等に在住し、遊佐町に住民登録
    し生活拠点を移すことができる方(U ターンを含む)
    (2)地方公務員法第16条に規定する一般職員の欠格事項に該当しない

    (3)心身ともに健康で、住民や関係機関と協力しながら意欲をもって業務に取り組める方。
    (4)最低でも1年以上の活動が可能な方める方。

    【必須スキル】
    (1)普通自動車運転免許を所持し、日常的な運転に支障のない方
    (2)パソコン(ワード、エクセル、パワーポイント等)の操作に支障のな
    い方
  • 募集人数
    1名程度
  • 勤務地
    遊佐町役場企画課内
    東京都内への出張、遊佐町内各所での活動あり
  • 勤務時間
    月曜日から金曜日までの週5日間、8時30分から17時15分の1日7時間45分を原則とします。ただし、土日等に活動があった場合は平日に振替休日対応をしていただきます。
    勤務時間外で活動する場は、前後の勤務日の勤務時間の調整で対応します
  • 雇用形態・期間
    任用形態は遊佐町からの「委嘱」です。
    任期は着任から1年間、最長3 年間です。

    勤務開始日(委嘱日)は2025 年4 月1 日またはを想定していますが、引っ越し等の準備期間などをふまえ相談により決定します。
  • 給与・賃金等
    任期1年目:年額2,796,000円/(月額233,000円)
    任期2年目:年額2,994,000円/(月額249,500円)
    任期3年目:年額3,192,000円/(月額266,000円)
    ※いずれも所得税控除前
    ※令和7年度予算が議会の承認を得られ次第確定となります。
  • 待遇・福利厚生
    住居(町で家賃全額負担・基本的には町で準備)
    ※配偶者、子、父母は同居を可としています。
    活動車(軽自動車1 台)
    活動車用ガソリン代(月額:20,000 円以内の実費)
    住居暖房用灯油代(月額5,000 円以内の実費、11 月~3 月)
    専用PC、ネットワーク環境
    活動中のボランティア保険(※雇用契約ではないため、社会保険や雇用保
    険の適用がありません。ご自身で国民健康保険、国民年金に加入いただき
    ます。)
  • 申込受付期間
    2024年12月02日 ~2025年01月15日
  • 審査方法
    ◆応募方法
    「遊佐町地域おこし協力隊」隊員応募用紙に必要事項を記入、
    郵送またはメールで提出してください。

    【提出先】
    ・〒999-831 山形県飽海郡遊佐町遊佐字舞鶴202
    遊佐町役場 企画課 定住促進係 「地域おこし協力隊」担当 宛
    ・メールアドレス teiju@town.yuza.lg.jp
    件名は 「遊佐町地域おこし協力隊応募」としてください。

    ◆選考プロセス
    ①第1次選考(書類選考)
    ・応募用紙をもとに選考を行います。
     選考結果は応募者全員にメールにて送付します。

    ②第2次選考(面接等)
    ・第1次選考合格者を対象に面接を行います。
     場所は遊佐町役場内で行います。
    ・面接後、合否結果を文書にて送付します。

    ※上記①②の選考とは別に、応募申込後、本業務に関わる職員と面談(1時間程度)の時間を設けさせていただきます。この面接は、選考には関与しません。
  • 備考
    遊佐町での隊員の活動状況、隊員の暮らしに関心をお持ちの方は
    協力隊員制作HP「来ちゃいなよ。ゆざまち」をご覧ください。
    遊佐町の自然環境や行政に関すること、遊佐町での生活に関すること、採用になった場合の活動開始時期や住まいに関することなど、ご不明な点がありましたら、遊佐町役場企画課定住促進係までお問い合わせください。

お問合わせ先

企画課定住促進係 佐藤結
999-8301 山形県飽海郡遊佐町遊佐字舞鶴202
TEL: 0234-28-8257 FAX: 0234-72-3315