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専門的な知識は不要!スマホ道場の師範=デジタルの力で地域を元気にする仕事【DX推進支援担当】

◆募集概要

 この募集記事を見ているあなたは、おそらくスマホもパソコンも普通に使いこなしている方だと思います。もはやスマホは生活の一部どころか、なくては生活ができないツールとなっていますが、まだまだそうではない、そうしたいけど出来なくて困っている方が山形県遊佐町(ゆざまち)には沢山います。

 スマホを購入した日から1対1でスマホを習い、キャッシュレス決済が使えるようになり、キャッシュレス決済で購入したミカンをお礼に持ってきてくれる。もらったミカンを一緒に食べる。スマホを通して人と繋がることで、その人の人生にまた彩りが増える。便利になることだけではない、「温かみのあるデジタル推進」を地域おこし協力隊と一緒に進めて行きたいと考えています。

 専門的な知識は不要です。遊佐町に住みたい!山形県に住みたい!といった、移住を検討している方も大歓迎です。

 

 

◆具体的な業務

スマホ道場

スマホ道場は現在活動中の地域おこし協力隊・渡辺真央が企画した事業で、予約不要で1体1でスマホを中心としたデジタル機器の使用方法や、アプリの使い方等を教えるもので、現在は週に2回のペースで開催しています。携帯ショップのスマホ教室に1回行っただけでは覚えられない(そもそも町内に携帯ショップがない)、家族はいても何度も同じことは聞きづらい、といったスマホに関するちょっとしたお悩みに寄り添うことができるため、これまでのべ1,500人以上が通っている大人気企画です。
町の高齢者にとって有益な企画ですが、実は同時に協力隊にとってもありがたい企画だというて点も面白いポイントです。スマホを教えるのはもちろんですが、大半の方がリピーターなので、回数を重ねるごとに世話話ができる間柄になっていき、顔を覚えてもらうことができて、自然と地域に溶け込むことができる機会だからです。
携帯ショップもなく、高齢者も多い遊佐町で、現在の利用状況を見ると、デジタルの普及という視点はもちろん、高齢者が人と接する場としても、大切に続けていきたい事業です。今後は、多世代交流の場として中高生などの学生を巻き込むなどして、もっと広く事業を展開したいと考えています。

マインクラフト教室、プログラミング教室などの子ども向けDX事業

この事業は現在担当している秦秀平隊員と一緒に活動していただくことを予定している分野です。現在遊佐町にはプログラミングなどを学べる塾などはありません。しかし、授業で必須になっていることはもちろん、実は子どもたちの興味があるということもあり、その環境整備は町として急務となっています。
そこで今年度は学校内のクラブ活動として年6回開催したパソコンクラブや、長期休みを利用してロボットカーをプログラミングする教室など、デジタル学習創出の企画を複数回開催しました。どれも子どもたちからの反応は上々で、定員を超える応募があった企画も複数ありました。
町内の小中学校では、子どもたちに1人1台ノートパソコンが支給されていて、普段の授業でもパソコンを使った学習を行っているため、子ども達一人ひとりのICT技術はとても高いです。企画を通して、デジタルでのモノづくりに対する熱量も感じました。子ども達がやりたいことに全力で取り組める環境を作るべく、今後は一時的な企画だけでなく、継続的にデジタルを学ぶことのできる仕組みづくりに向けて取り組んでいく予定です。

◆DX推進支援担当としての働き方のポイント

パソコンのスキルアップ!

普段の仕事では、ワードとエクセル、パワーポイントくらいしか使わないという方もいらっしゃると思います。この業務では、DXやパソコンなどに関する専門的な知識は必須条件とはしていませんので大丈夫です。しかし、実際この業務を始めると、やりたいことを実現する際にそれらのスキルの必要に迫られることがあり、結果的に新たなパソコンスキルや、知識をつけることができます。

 

自分のアイディアを形にできる!

DX推進支援担当の業務については、既に完成している業務は少ないので、自身の興味を軸に自由な企画を発案、実行することができます。日本での多くの働き方では、1年目から企画実行できることは稀だと思われますが、それができるのが地域おこし協力隊、かつDX推進支援担当の面白さです。もちろん企画にあたっては一緒に働くICT推進室の職員からアドバイスをもらったり、同業務の隊員との連携をしたりしながら進めていくため、1人ですべてをこなすわけではありませんので、安心してください。

 

たくさんの人と知り合える!

 企画によっては、様々な人と関われるものを作ることができることも強みの一つです。例えばスマホ道場ならたくさんの高齢者の方と接することができたり、小学校でのパソコンクラブは小学生と関わる機会ができました。時には高齢者のお茶飲み友達、時には小学校の先生、そんな感じで変身できる楽しさがあるとも言えます。新たな企画を立案することで、また違った層との関係を構築することも可能です。

 多くの人と知り合えるので、協力隊の任期終了後の活動にも繋がります。

 

◆任期終了後のキャリアのイメージ
・ICTの知識を活かした活動、就職
・イベント開催のノウハウを活かした業務委託など
・行政関係への就職や一般企業への就職など
これまで遊佐町地域おこし協力隊を退任した隊員は、起業する方が多いですが、一般企業への就職や出産を経て町議会議員となった隊員もおります。近隣市町村では、観光協会やNPOへの就職、市町の職員となった方もいるそうです。


◆一緒に働く仲間たち

・地域おこし協力隊
3月1日現在、遊佐町ではDX関係担当の地域おこし協力隊が2名います。渡辺真央さん(R4.6.1着任・群馬県出身)と秦秀平さん(R6.9.1・長野県出身)です。秦さんは元プログラマー。主に子ども向けの企画を担当しますが、パソコンのことでわからないことがあれば彼がなんでも教えてくれます。真央さんは間もなく退任ですが、遊佐町内に定住予定なので、なにかあれば相談に乗ってもらえます!
・遊佐町総務課ICT推進室
3名の職員がいます。企画の相談や業務の方向性等、随時相談じながら業務をしましょう!

・企画課定住促進係
生活面のサポートや、定住に関する相談に乗ったりします。移住者として不安なこともあるかもしれませんが、都度解消できるよういつでも話に来てください。

 

◆この業務に関するスキル

\こんな方と働きたいです!/
・遊佐町について自分から学ぶフットワークのある方
・スマートフォンの基本動作が理解できる方
(使ったことのない他の機種でもなんとなくわかる、各種スマホ決済の仕組みが分かるなど)
・高齢者に笑顔で対応できる方
・社会人経験のある20~30代で柔軟な思考や行動ができる方
・継続してやり遂げる力がある方
☆意欲的に取り組むことができれば、専門的な知識は有無はなくても大丈夫です!

\こんな方には辛い仕事かも…/
・PCに向かっていることが好きで、リアルの人と付き合うことが億劫な方(実は人相手の仕事です)
・デジタルに関して高度な知識を持っていて、その知識を活かしたい方(デジタル知識がない人に教えることがあります)
・かみ砕いて説明することが苦手な方(子どもやお年寄りなど、専門用語が伝わらない相手も多いです。)
・人の話を聞くことに面白さを見いだせない方(世話話も仕事のひとつです)

◆遊佐町(ゆざまち)について

山形県の最北端に位置し、秋田県との県境で、山形県の「おでこ」の部分です。町のシンボルは日本百名山「鳥海山(ちょうかいざん)」。鳥海山と日本海の恵みで、水の豊かな町です。「丸池様(まるいけさま)」や「釜磯海岸(かまいそかいがん)」は湧水スポットとして町内外から人気です。是非検索してみてください。東京から約500 ㎞、人口はR7 年2月末現在で12,069人。都市部から遠く「行きづらい」けど、充実した支援制度や人の温かさで「生きやすい」町です。

地域おこし協力隊は現在23歳から44歳の男女計8 名が活動中。一緒にランチをしたり、プライベートでも一緒に活動をしたりするなどいいチームです。先輩隊員も含め、鳥海山と日本海に囲まれた自然の中で、業務もプライベートも充実した毎日を送っています。退任後は就業したり起業したりと様々なかたちで遊佐町に関わってくれています。

◆遊佐町地域おこし協力隊Q&A

Q:遊佐町地域おこし協力隊の活動実績は?

A:遊佐町では平成22 年度から隊員を受け入れ、これまで30人が着任し、22 名が活動終了、現在8名が活動中です。活動終了した22名のうち11 名が引き続き遊佐町に住んでいます。

Q:副業はできますか?

A:本来の業務を優先したうえで、業務に支障のない程度であれば可能です。その場合は必ず所属の担当者へ事前に相談していただきます。

 

募集要項

  • 関連ファイル
  • 雇用関係の有無
    なし
  • 募集対象
    【応募資格】
    (1)三大都市圏をはじめとする都市地域等に在住し、遊佐町に住民登録
    し生活拠点を移すことができる方(U ターンを含む)
    (2)地方公務員法第16条に規定する一般職員の欠格事項に該当しない

    (3)心身ともに健康で、住民や関係機関と協力しながら意欲をもって業
    務に取り組める方。
    (4)最低でも1年以上の活動が可能な方
  • 募集人数
    1名
  • 勤務地
    遊佐町役場内
  • 勤務時間
    月曜日から金曜日までの週5日間、8時30分から17時15分の1日7時間45分を原則とします。ただし、土日等に活動があった場合は平日に振替休日対応をしていただきます。
    勤務時間外で活動する場は、前後の勤務日の勤務時間の調整で対応します。
  • 雇用形態・期間
    任用形態は遊佐町からの「委嘱」です。
    任期は着任から1年間、最長3 年間です。
    勤務開始日(委嘱日)は2025年6月1日または7月1日を想定していますが、引っ越し等の準備期間などをふまえ相談により決定します。
  • 給与・賃金等
    任期1年目:年額2,796,000円/(月額233,000円)
    任期2年目:年額2,994,000円/(月額249,500円)
    任期3年目:年額3,192,000円/(月額266,000円)
    ※いずれも所得税控除前
  • 待遇・福利厚生
    【任期中】
    ・住居(町で家賃全額負担・基本的には町で準備)
     ※配偶者、子、父母は同居を可としています。
    ・活動車(軽自動車1 台)
    ・活動車用ガソリン代(月額:20,000 円以内の実費)
    ・住居暖房用灯油代(月額5,000 円以内の実費、11 月~3 月)
     専用PC、ネットワーク環境
    ・活動中のボランティア保険(※雇用契約ではないため、社会保険や雇用保険の適用がありません。ご自身で国民健康保険、国民年金に加入いただきます。)
    ・食の支援(山形県より、米味噌醤油の現物支給)
    ・水道料補助
    ・遊佐町地域おこし協力隊起業等支援補助金(起業のための資金100万円補助)

    【任期終了後】
    ・チャレンジ遊佐定着支援金(退任後2年間、月額10万円または8万円支給。要件あり)
    ・若者子育て世帯移住支援金(山形県より、退任後県内居住で10万円)
    ・移住世帯向け住まいの支援事業補助金(山形県より、退任後県内居住で家賃の一部を補助)
  • 申込受付期間
    2025年03月10日 ~2025年05月20日
  • 審査方法
    ◆応募方法
    「遊佐町地域おこし協力隊」隊員応募用紙に必要事項を記入、郵送またはメールで提出してください。

    【提出先】
    ・〒999-831 山形県飽海郡遊佐町遊佐字舞鶴202
    遊佐町役場 企画課 定住促進係 「地域おこし協力隊」担当 宛
    ・メールアドレス teiju@town.yuza.lg.jp
    件名は 「遊佐町地域おこし協力隊応募」としてください。

    ◆選考プロセス
    選考は応募いただき次第、随時行います。
    ①第1次選考(書類選考)
    ・応募用紙をもとに選考を行います。選考結果は応募者全員にメールにて送付します。
    ②第2次選考(面接等)
    ・第1次選考合格者を対象に面接を行います。場所は遊佐町役場内で行います。
    ・面接後、合否結果を文書にて送付します。
    ※上記①②の選考とは別に、応募申込後、本業務に関わる職員と業務内容の説明や待遇についての説明の時間(1時間程度)を設けさせていただきます。なお、この面談は、選考には関与しません。
  • 参考URL
    https://sites.google.com/view/yuzamachi-smapho

お問合わせ先

企画課定住促進係 佐藤
999-8301 山形県飽海郡遊佐町遊佐字舞鶴202
TEL: 0234-28-8257 FAX: 0234-72-3315
URL: http://www.town.yuza.yamagata.jp/