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新宮の未来をつなぐ教育  ~ICT支援員として学校の教育DXを一緒に手伝ってくれませんか~

 

○新宮市の目指す教育DXって何?

 急速に進む社会の情報化、ボーダレス化に伴い、子ども達の情報活用能力をいかに高めていくのか、市として教育の在り方を試行錯誤してきました。令和2年度に文部科学省のGIGAスクール構想によって、子ども達一人一人にタブレット端末が整備されました。端末の整備後は今までの授業の在り方が大きく変わり、場所や時間といった制限のない様々な取り組みを行うことができるようになりました。子ども達の幅広い学びを更にレベルアップさせ、次世代を担うための力を育成していきたいと考えています。

 また、日々の授業だけではなく、先生達の校務を効率化し、働き方を改革しようと校務支援システム、保護者連絡システムなど、様々な方法を導入してきました。先生たちの負担を少しでも軽減し、 余裕をもって笑顔で子ども達に向きあえるような支援を行っています。

 以上のような、授業改善と校務の効率化の両輪が上手く働いてこそ、子ども達、先生達、誰もが安心し輝ける学校になっていけると考えています。

○なぜ地域おこし協力隊を募集するのか

 各校では、上記のような教育のDX化に向け、様々な取り組みを行っていますが、その進捗度合いには差があり、市全体として大きくDX化が進んでいる状況とは言えません。教育委員会では、各校の課題を詳細に把握し、その改善に向け伴走支援を行っていきたいと考えています。目標は、全校を同じ水準まで高め、どの学校でも子ども達が同じように学べる環境を作っていくことです。

 さて、本市学校のDX化の現状をお知らせしましたが、教育委員会では、教育DXの環境を向上するために、地域おこし協力隊のお力をお借りしたいと考えており、ICTに詳しい方で、子ども達の教育にも熱心に取り組んでいただける方を募集しています。

 あなたの豊富な知識とアイデアで、ICTを活用した授業方法や校務の効率化の支援を提案していただき、子ども達の学びがもっと輝くようお手伝いしていただけませんか。

 ICTの活用が堪能な方、ICTを活用した教育に興味のある方、「新宮市の教育を盛り上げるぞ!」という熱意のある方、ぜひお力をお貸しください。

○どんな人に向いているか

  • ICTを活用して、教育の現場の授業改善のお手伝いをしたい人
  • 各校の現状や課題を比較しながら分析し、よりよい提案をしようと試行錯誤できる人
  • 新たな取り組みをチャレンジすることが好きな人
  • 周囲の人と協力して、活動に取り組める人
  • 初めて会う人ともコミュニケーションを活発に取れる人
  • フットワークが軽い人

 子ども達が授業で活用しているのは、GoogleのChrome OSです。そのため、Google Workspace for Educationの基本機能(クラスルーム、ドキュメント、スプレッドシート、スライド等)活用に関する知識・経験を有することが、応募の必須条件となります。

 教員免許状(校種は問わない)の所持も必須条件ですが、現場での経験は問いません。教育現場に慣れるまでは大変かもしれませんが、根気強く取り組める人を求めています。

○業務内容についての相談について

 ご希望があれば、申し込みをご検討中の方にオンライン相談を行います。日時はメールにて担当者までご相談ください。新たな場所での新たな一歩を踏み出すには、不安なこともあると思います。着任後に「思っていたものと違った…」とならないために、新宮市のこと、日々の業務のこと、福利厚生のこと、生活のことなどなど、何でも気軽に聞いてください。

<お申し込み先>

Mail: gakkou@city.shingu.lg.jp

電話:0735-23-3364(新宮市役所 教育委員会 教育政策課 地域おこし協力隊 採用担当 上路)

詳しい募集内容の前に… 

  • 新宮市ってどんなところ?
  • 新宮市が誇るもの
  • 働く場所や時間について 
  • あなたへのサポート体制

 

○新宮市ってどんなところ?

 神話の時代と現代が交錯する不思議のまち

 新宮市は、和歌山県、奈良県および三重県の県境が接する紀伊半島の東南部に位置して太平洋に面し、温暖高湿多雨な気候風土により豊かな水資源と樹木育成に恵まれた素晴らしい自然環境の中にあります。古くから熊野信仰の中心都市として栄えました。中世には熊野速玉大社の門前町として発展し、明治以降は熊野材の生産地、製紙業や製材業で繁栄した歴史を持ち、今日まで熊野地方の行政、経済、文化、教育の中心都市として発展してきました。文化面では、佐藤春夫や中上健次、東くめ、西村伊作などの多くの文化人を輩出。秦の始皇帝の命を受け不老不死の霊薬を求めて熊野に渡来した徐福伝説による中国や台湾をはじめとした多種多様な異文化との交流なども活発に行っています。

 「紀伊山地の霊場と参詣道」の熊野古道、川の参詣道「熊野川」などは、2004年に世界遺産登録されました。現在も、国内外から多くの観光客が訪れています。

 新宮市内には熊野速玉大社をはじめ神倉神社、阿須賀神社などの世界遺産が日常の風景に溶け込むように、まちのなかに点在しています。神代と現代、神域と俗界がまるでモザイクのように織り重なる“不思議のまち新宮市”を体験してください。

○新宮市が誇るもの

  • 南紀随一の船祭りとして名高い、「御船祭早船競漕」
  • 五穀豊穣を願う勇壮な火祭り「お燈祭り」
  • 秦の始皇帝の使いもやってきた「徐福公園」
  • 水上に浮かぶ不思議な森「浮島の森」
  • 海・山・川と3つそろった山海の食材の宝庫
  • 高菜の塩漬けを巻いた食べ応え抜群の「めはり寿司」
  • 小中学校の給食費無償

 

○働く場所や時間について

1.活動場所

 各学校に行き、先生方のICTを使用した授業や校務の支援を行います。また、新宮市役所 教育政策課内にデスクも用意します。学校の長期休業中等での庁内での勤務時はそのデスクで業務を行っていただきます。

2.活動日時・時間について

 平日の8時30分~17時00分(休憩時間1時間)になっています。

3.副業について

 協力隊員としての活動に支障が出ない範囲での副業は可能です。担当職員にご相談ください。内容を確認して可能かどうか市で判断いたします。

○あなたへのサポート体制

1.活動について

  • 活動は教育活動の支援業務のため、学校の様々な職員との連携も必要となります。着任時には担当職員と一緒に各校をまわり、活動が取り組みやすいようにサポートをします。
  • 活動が軌道に乗るまでは、担当職員も活動のサポートをさせていただきます。いきなり一人で活動ということはありませんので、ご安心ください。

2.住むところ

  • どんな家に住みたいか、着任前に相談して決めていきます。
  • 住居費については、上限を40,000円として、市で負担します

3.研修や資格取得について

  • 任用期間中に研修に参加していただき、他市町村の協力隊員とのつながりの場も用意します。
  • 活動に必要な資格等の取得費用の援助も行います。

4.卒業後にむけて

  • 3年間の地域おこし協力隊卒業後の定住を見据えた募集となっています。3年後の定住に向けた活動もフォローします。
  • 任期終了後は新宮市の会計年度職員として、引き続き業務を継続していただくことも考えております。

5.担当課一同より

 地域おこし協力隊は一人ぼっちではありません。「新宮の教育を何とかしたい!」と熱い思いを持った担当課職員が共に活動を支援していきます。子どもたち一人ひとりを大切にしている新宮市の教育に、ぜひ関わっていきたいという方からの応募をお待ちしております。

募集要項

  • 関連ファイル
  • 雇用関係の有無
    あり
  • 業務概要
    新宮市立小中学校において、教育DXについて取り組んでおり、一人一台端末を活用し、各校で試行錯誤しながら取り組んでいます。そこで、主に行っていただく業務は、ICTを活用した授業支援を中心に、校務支援、環境整備支援、校内研修支援等です。

    ① 授業・校務支援
    ICT端末が授業・校務で積極的かつ効果的に活用されるよう総合的な支援を行います。授業では、Google Workspace for Educationの基本機能(クラスルーム、ドキュメント、スプレッドシート、スライド等)やデジタルドリル等を活用しています。校務ではWindows端末を活用しているが、Googleを活用している学校も多くあります。これら機能の授業や校務での有効な使い方について現場の声を聴きながら支援を行います。

    ☆ 授業支援の例
    ・ 授業での機器活用方法の周知・指導
    ・ 授業で使用するワークシート、教材等の作成支援
    ・ 教員及び児童生徒へのICT機器の操作支援
    ・ ICTを活用した教材、他校の実践事例の紹介
    ・ ICTを活用した授業の提案
    ☆ 校務支援の例
    ・ 保護者アンケート等のオンライン化への支援
    ・ 保護者と学校間の連絡や日程調整等のオンライン化の支援
    ・ 学校内のペーパーレス化についての支援
    ・ 校内の資料共有などのプラットフォームの作成支援
    ・ 市内学校ホームページの統一化

    ② 環境整備支援
    原因が判明している簡易なICT機器の不具合についての一次対応など

    ③ 研修支援
    ICT機器の活用促進に向けたハード・ソフトウェアの校内研修会を実施します。

    ※上記業務は担当職員との二人三脚で行いますので、ご安心ください。
  • 募集対象
    次の要件をすべて満たす方
    (1) 生活の拠点を3大都市圏をはじめとする都市地域等(推進要綱に規定する3大都市圏を
       はじめとする都市地域等をいう。)から県内に移し、住民票を異動させることができる
       者(任用又は委嘱を受ける前に、既に県内に住民票を異動させたものを除く。)
    (2) ICT機器(特にGoogle OS)の活用に関する知識・経験を有すること。
    (3) 教職員免許を有すること(校種は問わない)
    (4) 教員や児童生徒と適切なコミュニケーションを取りながら、ICTを活用した授業改善
       に向けて協力や支援ができること。
    (5) 心身ともに健康でかつ、誠実に職務を遂行できる方
    (6) ITCE認定ICT支援員に相当する資格、又は今回の業務内容と類似した経験を有し
       ていること。
    (7) 普通自動車免許を取得しており、日常的な運転に支障のない方
    (8) 隊員として委嘱期間終了後も和歌山県に定住する意思のある方
    (9) 地方公務員法第16条の欠格事項に該当しない方
  • 募集人数
    1名
  • 勤務地
    和歌山県新宮市立小中学校(小学校5校、中学校5校)
    ※ 学校が長期休業中又は準備(事務作業も含む)や打ち合わせの際は、教育政策課内での勤務となります。
  • 勤務時間
    〇勤務時間:8時30分~17時00分(休憩時間1時間)
    〇休日:土曜日、日曜日、祝日、年末年始
     年休等:年20日を上限に活動をしない日を設けられる
  • 雇用形態・期間
    【契約】会計年度職員
    【委嘱】新宮市教育委員会から地域おこし協力隊員として委嘱します。
    【期間】初年度の任用期間は着任日(令和7年4月1日以降)から~令和8年3月31日
        次年度以降の任用については、活動状況や実績を勘案し、更新することができ、
        任用期間は最長3年以内までとします。
        ※隊員としてふさわしくないと判断した場合は、契約期間中であっても取り消す
         ことができるものとします。
    【副業】担当者にご相談ください。
        地域おこし協力隊としての活動に支障がない範囲で、適当と判断される場合には
        副業を認めます。
  • 給与・賃金等
    月額181,258円 ~ (※前歴加算あり)
    別途通勤手当、期末手当、勤勉手当の支給
  • 待遇・福利厚生
    (1) 厚生年金・共済組合保険・雇用保険に加入します。業務上の災害(けがなど)につい
       ては、労働者災害補償保険等で補償されます。
    (2) 任用期間中の住居については、上限を40,000円として、市で賃貸費用を負担します
       ※転居に係る費用、生活備品、光熱水費等は各自のご負担になります。
    (3) 予算の範囲内で、活動に要する費用を支給します。
       (PC等機器、研修費、資格取得費用等、活動用車両)
       ※各学校を移動する際には、公用車を使用します。 燃料費は市で負担します。
       ※日常生活でも車が必要な地域ですので、自家用車の持ち込みをお勧めします。
  • 申込受付期間
    2024年12月02日 ~2025年01月31日
  • 審査方法
    【一次審査】
     選考方法:応募書類により選考します。
     実施時期:応募締め切りまで随時
     結果通知:2月10日頃から随時結果を連絡します。
    【最終審査】
     選考方法:対面での面接により選考します。
     実施時期:2月20日頃から随時
     結果通知:決定後、速やかに通知します。
  • 参考URL
    https://www.city.shingu.lg.jp/info/2503

お問合わせ先

教育政策課 上路
647-8555 和歌山県新宮市春日1-1
TEL: 0735‐23‐3364