JOIN ニッポン移住・交流ナビ

田舎暮らし特集

赤池 孝彦(推薦自治体:群馬県桐生市)

JOIN大使

Q. みなさんへのメッセージをお願いします。

交通渋滞や満員電車とは無縁で育ったので、人や車の多い都会で長く住んでいると、また田舎に戻りたいという気持ちになりましたね。都会では味わえなかったことが地方でできることがあります。それは人の関係性がその場その場では終わらない"何か"が必ずあるということですね。例えば、家庭菜園で作った野菜を近所のみんなに分けることも一つです。もしかすると食費は、都会に比べたら半分以下で済むかもしれませんね。野菜は安いし、空気も水も良ければ、それまで出費していたものが全部削減できるわけですから。
地方の良さは、田舎と都会を往復することで感じることができます。本能的にも身体的にも、同じ場所にいるだけでは価値観は生まれないと思います。まず行動してみることが大切です。

profile

静岡県生まれ。美術家。東京芸大非常勤講師。東京芸大大学院修了。文化庁在外研修員 (ロンドン)、横浜トリエンナーレ・テクニカルチーフなどを歴任。
桐生市の森芳工場をレジデンス施設の拠点としてリノベートし、近代化産業遺産群として残る旧織物工場群や街並みを芸術表現の場として利用するアート・プロジェクト「桐生再演」を主催。"そこにあるものを活かす"をテーマに、その土地の伝統や文化、地域資源を地元の人とともに見つめ直し、アート・プロジェクトという表現手法で再編を試みる。

ページトップへ