- 田舎暮らし特集
- 住むならどっち!?大自然あふれるいなか町VS暮らしに便利な地方都市
多くのいなか町では、近くに駅がなく電車やバスの本数も少ないため、車移動が必要となります。しかし、都会と違って満員電車、通勤ラッシュ、渋滞など、移動時に起きる様々なストレス要因は、盆や正月以外ほとんどないことが、いなか町の魅力です。
地方都市は、車以外の交通手段が比較的整っている地域が多く、電車やバスの本数も多く、中には路面電車が通っている地域もあります。（大都市圏／地方中枢都市圏を除いても全国10箇所以上あります。）車をあまり運転しない方にとっては魅力的な要素です。
気軽にショッピング♪というわけにはいかないですが、広大な土地を利用した大型ショッピングセンターなどが車で1時間程度の範囲にある地域も増えてきたようです。また、インターネットショッピングであれば、大抵の物は買うことができる時代になりました。
都会と変わらずショッピングできる地域が多く、コンビニも多いので、買物に困ることはあまりないでしょう。また、移住先で都会と同じ格好をすると「浮いてしまう」と心配される方もいますが、そんなオシャレさんも地方都市なら変わらずオシャレができるかもしれません。
広い家・広い庭がほしい！お隣の騒音に悩まされたくない！などの願望を叶えてくれるのは、いなか町でしょう。土地も家賃も都会に比べると圧倒的に低価格な地域が多くあり、バブル期にリゾートだった場所は、当時の高級物件が破格の金額で売買されていたりする地域もあるようです。タダ同然の古民家をリフォームする方も増えています。
いなか町に比べると価格が上がる地域が多いですが、それでも都会と比べるとまだまだ低価格な地域が多いです。必要以上に広い家や広い庭だと、手入れやリフォーム時に予想以上の費用が嵩むケースもあるようなので、都会ではなかなか手が届かない、夢の駅チカマイホーム（庭・駐車場付）なども実現できる地域があるはずです。
就農したい方、自給自足を目指す方、農家民宿を営みたい方など、自然を相手にする職業を実現しやすい環境がいなか町には多くあります。また、地域活性や地域おこしといった、住民と密接に関わる仕事を求める方も増えているようです。さらに、アーティストや工芸職人さんなどは、綺麗な水、綺麗な空気、静けさ、大自然から得る感性などを求めて、いなか町に移住する方が増えており、そんな工芸家の移住を支援する地域もあります。
自然豊かな暮らしを求めて移住したくても、都会ならではのIT関連や美容などの職業だと、いなか町には需要も求人もなかなかないようです。しかし、地方都市であれば求人もあり、都会での経験を必要とする企業さんも増えている地域があります。また、飲食店や雑貨店などお店を始めたい方にとっては、人口が少なく生計が成り立ちにくい地域より、適度に人口も多く、賃料が都会より安い地方都市地で始めるのも良いかもしれません。
