奈良県奈良市

奈良市移住歓迎プロジェクト
「お試し移住支援制度」

対象期間
2021/11/1~(予算上限に達し次第終了)
日程スタイル
2泊3日~10泊11日
参加費/補助費
宿泊費実費(1人1泊あたり2,000円分補助)
お問合わせ
秘書広報課シティプロモーション係 高松明弘
0742-34-4710
www.city.nara.lg.jp/site/nararhythm/125150.html
プログラム内容
奈良市にある宿泊施設でお試し移住!オンライン移住相談で理想の暮らしを伺い、最適なエリア情報や滞在期間中の訪問先、イベント情報をご提案します。また不動産や仕事の情報提供、地域交流会などを市職員や宿泊施設のオーナーが不定期で開催いたします。

JOINスタッフが体験してきました!

オンラインの面談からスタート

奈良市のお試し移住支援制度は、オンラインでの面談からスタートします。希望条件や支援制度申請の流れについて市の担当者の方から説明を受け、移住プランやおすすめの滞在プランを相談します。お試し移住支援制度の対象者となるにはこの面談は必須とのこと。よりよいお試し移住となるように、ぜひいろいろと聞いてみましょう!

プラン内容の希望などを相談
担当者とのオンライン相談の様子
担当者とのオンライン相談の様子
プラン内容の希望などを相談

奈良町家のゲストハウスを訪問

今回は、お試し移住支援制度の対象宿泊施設のひとつであるゲストハウスの「西村邸」を訪問し、「西村邸」を運営する杉本さんからお話を伺いました。
西村邸は杉本さんのおばあさんが住んでいた昔ながらの奈良町家で、空き家となっていた家を手直ししてオープンさせたそうです。素敵な中庭があったり、引き戸の向こうに階段があったりと町家を満喫できます。

「西村邸」外観
「西村邸」外観
中庭の様子
中庭の様子

西村邸ではイベントも行われていて、演劇の舞台となることも!取材時には、ちょうど西村邸に滞在中だった、奈良と東京で二拠点生活を送っている演劇の主催者の方ともお話しすることができました。
「西村邸」を運営する杉本さんもUターンで奈良に戻ってきたそうで、都市部の生活との違いなど、移住を考えるうえで気になることを聞くと実際に生活するイメージが湧いてきそうですね。

「西村邸」カフェスペース
「西村邸」では 誰でも利用できるカフェスペースも併設
杉本さん
「西村邸」を運営している杉本さん

「奈良らしさ」を感じる

「奈良市で生活すること」をイメージして市内を巡った中で印象に残ったのが、コワーキングスペースを兼ね備えた「BONCHI」。2階と4階がコワーキングスペースになっています。特に4階は奈良の自然を感じられるような空間で、落ち着いた雰囲気の中で仕事ができそうです。窓外には興福寺の三重塔が見え、「奈良らしさ」を感じることができます。1階は誰でも利用可能なエリアでカフェやテーマに沿った本が置かれています。取材時には学校の宿題をする子どもたちの姿が見られ、思い思いの時間を過ごすことができるスペースであることが伝わってきました。

コワーキングスペースの様子
コワーキングスペースの様子
宿題をする子どもたち
宿題をする子どもたち

体験者コメント

ゲストハウスに滞在しながら暮らしをイメージしてみる、というのが新しいと感じました。
ゲストハウスのオーナーの中には移住者の方もいらっしゃるので、滞在中は移住者ならではのお話を聞きながら移住のイメージを膨らませることができます。移住を検討している段階で、地域をよく知る方と直接お話ができるということは大きなポイントだと感じました。移住前につながりが持てるというのは心強いですよね。

担当者コメント

奈良市のお試し移住支援制度は好評で、最初の1週間で合計150泊以上の申込がありました。宿泊施設のオーナーのご紹介で地域の皆さんとの良いつながりも生まれやすく、実際に移住を決められる方も増えています。私自身、魅力的なお店や子育て支援の充実を知ってUターン移住しました。ぜひ滞在して今の奈良の魅力を実感して欲しいです。まずはオンライン移住相談でお気軽にご相談ください!

福岡県広川町

ひろかわワーキングステイ

対象期間
未定(受ける業者の都合による、また盆暮正月のOrige休み期間はツアー停止)
日程スタイル
1週間~1カ月
参加費/補助費
宿泊費実費(通常宿泊費 : 3,200円のところ一泊1,200円の特別料金になります)
お問合わせ
ゲストハウスOrige
TEL : 0943-22-8122
E-mail : info@newhirokawa.com
プログラム内容
広川町で職業体験をしながら移住体験が行えます。また、ゲストハウスを運営する(広川町)移住者の山本さんに移住相談が行えます。

JOINスタッフが体験してきました!

先輩移住者が運営するゲストハウスに宿泊

こちらの体験プログラムの宿泊先は、(広川町)移住者の山本さんが運営するゲストハウス「Orige」です。外側の目線と、内側の目線を併せ持つ山本さんの言葉には、説得力と安心感があります。移住多拠点居住が気になっている人は、まずはここ「Orige」で広川町の生活を体験して欲しいとのことでした。

山本さん
ゲストハウス「Orige」の山本さん
ホールの様子
多彩なイベントが開かれるホール

特産品、久留米絣(くるめがすり)の工房で職業体験

職業体験では、広川町の特産品である久留米絣(くるめがすり)の、2つの工房「野村織物」「坂田織物」を見学させていただきました。今回は日程の都合上見学のみでしたが、ワーキングステイでは一週間から最長で一か月の職業体験が行えます!久留米絣とは伝統的な織物のことで、その製造技法は重要無形文化財に指定されています。工房では、社長自ら一通りの流れを説明していただきました。

野村織物見学の様子
野村織物見学の様子
野村さん
野村織物代表 野村さん

久留米絣の完成までには、細かな工程が30以上あり、それぞれの工程が分業制となっています。 一人の職人によって完成するものではないのだと驚きました。また、職人達の年齢は予想以上に若く、平均年齢は40歳ほどで、20代の方も働いていました。

坂田織物見学の様子
坂田織物見学の様子
坂田さん
坂田織物代表 坂田さん

職業体験の期間や内容は工房の方々と相談して決まります。相談しながら職業体験ができるので安心ですね!ワーキングステイ中は、一泊1,200円でゲストハウス「Orige」に宿泊ができるため、大きな負担にならず移住・職業体験に集中できます。山本さんも「工房と参加者の互いの希望がうまくマッチングできれば一番いいが、ミスマッチに気づけることも、このツアーのいいところ。気になる方は、是非一度、広川町で住んで、働いてみてほしい。」とおっしゃっていました。

体験者コメント

移住するうえで、仕事の重要性はとても大きいです。実際にその地域に住みながら、一緒に働く人たちと交流しつつ、仕事を体験することは、とても大事なステップだと感じました。ネットや観光だけなどの事前調査だけでは分からない、本気のお試し体験ができると思います!興味がある方は是非ご参加ください!

担当者コメント

広川町は福岡県南部にある、のどかな風景と暮らしが今も残る町です。町の中央に高速道路と国道3号線が通り、高速バスも博多、天神、福岡空港まで運行していて、片道50分ほどで到着します。また、日本を代表する織物、久留米絣(くるめかすり)やガーベラ、あまおう(苺)の産地としても有名です。

今回ご紹介した自治体以外にも「おためし暮らし体験支援制度」を行っている自治体はたくさんあります! あなたも興味のあるプログラムを見つけてぜひ一度体験してみてくださいね!

※おためし暮らし体験支援制度は、移住を検討されている方向けの制度です。