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- 注目の特集
- “関係人口”ってなに?観光でも定住でもない地域との関わり方9選
皆さん、「関係人口」という言葉を知っていますか?
例えば、「ふるさと納税をしている人」や「ある地域が好きで何度も旅行している人」、「大学のゼミや授業などで、地域で活動している学生」など、移住や観光ではなく、地域といろいろな形で関わる人たちのことを指す言葉とされています。
いま、地域では都会など外に住んでいる人たちに関わってもらい、もっと地元を盛り上げよう!という動きが生まれています。
今回の特集では、各地で行われているおもしろい取り組みをご紹介!
ひょっとしたら、すでにあなたも「関係人口」に入っているかも・・・!?
※掲載した情報はJOINが独自にピックアップしたものであり、ランキング等ではございません。
※詳細については、各リンク先の公式HPをご覧ください。
1. シェアビレッジ



秋田県や香川県で行われている「村」の概念をひっくり返すプロジェクト。
「年貢(年会費)」を納めると村民になることができ、寄合(定期開催の飲み会)や里帰(各種企画の参加)ができます。
自分の好きな時に自分の村へ行き、田舎体験をしたり、村民同士で楽しんだり、 宿泊したり、のどかな環境で仕事したり、制作活動に浸ったり…想像力の限りなんでもできます!
シェアビレッジ — https://sharevillage.jp/

2. ADDress



日本各地で運営する家に定額で住めるサービス。各物件には個性溢れる地域住人が管理者として担当に付き、地域との交流の機会やユニークなローカル体験、その地に暮らしているからこそ分かる情報を提供してくれます。
好きな時に好きな場所で暮らしたい、都市と地方の複数の拠点で生活をしてみたい、リモートワークをしながら各地の自然とふれあいたい、その土地で暮らす人たちと出会い交流したい、といった新しい暮らしのかたちが実現できます。
ADDress — https://address.love/

3. 食べる通信



食のつくり手を特集した情報誌と、その人たちが収穫した旬な食べものがセットで定期的に届く“食べもの付き情報誌”。Facebookグループや都会でのイベント、現地体験ツアーを通じて、地域の生産者の方々と顔見知りになれます。

4. こえび隊



瀬戸内国際芸術祭を支えるポランティアサポーター。会期中はアーティストの作品制作の手伝いやメンテナンス、ガイドができ、そのほかの期間中でも島にあるレストランやカフェの手伝い、地域の祭りや催事の手伝いを通して地域の方々とふれあうことができます。

5. STAND



「茨城に興味を持つ玄関口」をつくることで関係人口のコミュティ化を目指している交流イベントです。
働き方・暮らし方について、ちょっとゆるやかに話してみたいという方なら誰でもWELCOME。地域への関わり方や、これからどう働くかということを同世代と一緒にフランクに話すことができます。
STAND — https://iju-ibaraki.jp/feature/things/1076.html

6. 道東ホースタウンプロジェクト



「馬を核とした地域づくり」を目指す、標茶町と民間事業者(道東ホースタウン推進協議会)による官民連携プロジェクト。“他の地域ではできない馬との体験”を提供し、全国の乗馬ファンが訪れ、馬とふれあっています。
また、ふるさと納税で標茶町の馬事関連の事業を応援することができます。
道東ホースタウンプロジェクト — https://dotohorsetown.jp/

7. 酒米田んぼのオーナー制度



茨城県笠間市上郷地区の、酒米田んぼのオーナーになることができる制度。権利として、オーナー自身が育てた米でつくるオリジナル純米酒 4合瓶(720ml)6本が提供され、仕込みの時期に磯蔵酒造での酒蔵見学への参加ができます。
自然の営みによって大切に育まれたお酒を手にすることで、地域の食文化や自然環境を守り、環境保全型農業に取り組んでいる生産者や地域全体を応援することに繋がります。
酒米田んぼのオーナー制度 —
http://www.kasama-agri.jp/news/news53.html

8. 大分で会いましょう。



全国から多彩なゲストを迎えて、大分各地で楽しいおしゃべりを繰り広げるスタジオトークとツアーのシリーズ。ミーティングツアーでは、大分各地でトークショーを開催して生放送及びドキュメンタリー動画として配信しています。大分に興味を持った方のために大分県立美術館で開催するフェスティバル「OPAMで会いましょう。」などのプロジェクトが用意されており、大分に住む人たちと交流することができます。2020年2月には関係人口サミットが開催されます。
大分で会いましょう。 — https://oita.love/

9. こゆ朝市



商店街を、町外からも様々な人が訪れて交流できる場をつくりたいという想いでスタートしたプロジェクト。毎月第3日曜日に開催され、30人以上の出店者と300人以上が集まる場となっています。ここでは地元の特産物を購入できるほか、来場者と出店者や、来場者同士での交流が生まれています。
こゆ朝市 — https://koyu.miyazaki.jp/?page_id=2517

最近は移住だけでなく、都会にいながらも地域やそこに住む人たちと関わることができる方法がたくさんあります。
そしてその関わりは濃密なものからフランクなものまで様々です。
いろいろな方法を選択できる今だからこそ、自分にあった地域とのつながり方を見つけてみてはいかがでしょうか!!
気になった地域があれば、ぜひ関係人口として、その地域を応援しましょう!