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青森県八戸エリアの魅力が満載

八戸都市圏交流プラザ 8base

東京都千代田区内幸町1-7-1 日比谷OKUROJI

海の幸&山の幸が豊富な八戸圏域

青森県八戸(はちのへ)圏域の八市町村の魅力を紹介し、圏域と首都圏をつなぐ拠点として、2020年の9月にオープン。「食べる」「買う」「交流する」に主軸を置いたアンテナショップとなっています。
八戸圏域の魅力として特徴的なのは、豊富な食資源。八戸前沖鯖やいかなどの海の幸や、にんにくを食べて育つ田子(たっこ)牛を始めとした、海も山もある圏域ならではの恵みが豊富です。また圏域には4つの酒蔵があり、お店では東京でなかなか手に入らないような地酒も取り揃えているのだとか。店内で飲食を楽しんで、気に入ったお酒は買って帰る…なんて利用もできそうですね。

#食べる

お一人様から気軽に楽しめる飲食スペース

八戸圏域の旬の食材を使った料理や、地酒などが楽しめる飲食スペース。31席の広々とした空間は、ランチやディナーの利用はもちろん、「カウンターでちょっと一杯」といったお一人様にもぴったりです。
客層としては、銀座・有楽町エリアの土地柄もあり、ランチタイムやお仕事帰りに立ち寄る3、40代の女性の方が多いのだとか。またスタッフの方の約半分は青森出身とのことなので、お客様とスタッフの方が地元トークで盛り上がることもしばしば。開放的な空間づくりとスタッフの方の人柄が相まって、明るく和やかな雰囲気の中で飲食が楽しめそうです。

写真:「お一人様も大歓迎!」「八戸せんべい汁定食」「田子牛のたたき」

#買う

地酒やご当地グルメから工芸品まで

入り口から入ってすぐの物販スペースには、りんごジュースや地酒、いかせんべいなどの特産品が所狭しと並びます。中でも人気なのは、オリジナル商品の「うに塩」と「いかの肝塩」。パスタに和えたり、白身魚のお刺身につけたりと、手軽に幅広く楽しめるのが人気の秘密のようです。
食のみならず、扇子やうちわなどの木工クラフトや、青森県産のヒバのオイルなどの特産品も充実。ヒバのオイルは抗菌作用があるとされ、お風呂にたらして香りを楽しんだり、掃除で活用したりと使い勝手は抜群です。

写真:「うに塩」「ご当地缶詰もいっぱい!」

#交流

オンラインイベントも開催

八戸圏域の魅力に触れられるイベントは、1ヶ月に1~2回ペースで開催。酒蔵の杜氏さんを招いた地酒イベントや、農家さんを招いたトークショーなど、さまざまな種類のイベントが開催されています。お土産付きで1000円~と、気軽に参加できる料金設定も魅力のひとつ。イベント情報は公式サイトよりチェックしてみてくださいね。

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金沢の「今」が感じられる食と文化の発信拠点

dining gallery 銀座の金沢

東京都中央区銀座1-8-19 キラリトギンザ6階

伝統と現代の文化が混じり合う金沢

2014年10月にオープンした「dining gallery 銀座の金沢」。金沢のヒト、モノ、コトとの交流を求めて、金沢ゆかりの方を始めとした感度の高い方が訪れる場所となっています。
金沢といえば、加賀百万石のお膝元。重要伝統的建造物群保存地区として選定されている町並みが残り、長い歴史に裏付けされた伝統文化が数多く根付いている土地ですが、お店としては「古き良きものだけでなく、今の金沢を感じていただきたい」という思いがあるようです。食、ギャラリー、そしてイベントを通して、金沢を知る旅へと出かけましょう。

#食べる

特別なひと時にぴったりの空間と料理

店内はテーブル席を中心に、個室や、夏はテラス席も開放しています。ビルの6階から銀座通りを眺めて過ごす時間は、お祝いや記念日、接待シーンでの利用でも喜ばれるひと時となりそうです。
料理は金沢市の料亭「日本料理 銭屋」のご主人が監修。ランチは膳や会席、ディナーはコースを中心に、彩り豊かな加賀料理が楽しめます。「合鴨の治部煮」や「喉黒 珠洲の天然塩焼き」を始め、年間通して注文できる人気メニューはあるものの、料理は基本的に月替りとのこと。春はたけのこや金時草がおいしい季節だそうなので、訪れた際はぜひ堪能してみてはいかがでしょうか。

写真:「金沢港直送鮮魚の御造り三種盛合わせ」「合鴨の治部煮と加賀れんこんはす蒸し」「喉黒 珠洲の天然塩焼き」

#買う

美術館のように立ち寄れるギャラリーショップ

九谷焼や加賀友禅など、伝統が感じられる工芸文化が盛んな金沢ですが、お店では若手作家さんの作品も数多く揃えています。酒器やお皿などの器を中心に、花器やアクセサリーなどさまざま。特にお正月から5月にかけては季節のお飾りが多く並ぶそうで、眺めているだけでも楽しめます。
企画展示ギャラリーは2週間おきに、金沢ゆかりの作家作品を展示・販売するボックスギャラリーは3ヶ月おきに入れ替え。価格帯はぐい呑み1000円ほどからと、お手頃なものも少なくありません。近隣の会社勤めの方がお昼休みに立ち寄ることもしばしばあるようなので、ならって訪れてみたいものですね。

写真:「金沢漆器がずらり」「九谷焼のスプレーボトル」

#交流

少人数制のワークショップが魅力

お店では、金沢の伝統芸能や工芸文化を体験できるイベントを定期的に開催。参加者は女性が多く、20代から70代までと幅広い年齢層の方が来られるのだそう。ワークショップは4名限定など少人数制の企画がメイン。金沢からお越しの先生から、じっくりと教われるのが魅力です。イベント参加は先着順なので、気になるイベントは早めの予約がおすすめです。

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河北町のくらしをありのままに伝える

かほくらし

東京都世田谷区三軒茶屋2-12-10

新たな「もの」がつくられ続ける河北町

コンセプトは「かほくを旅するお店とレストラン」。2020年3月の改装・リブランディングを経て現在の形に至る「かほくらし」は、東京にいながら河北町を旅した気分になれるアンテナショップです。
河北町は、山形県のど真ん中。昔は鉄道が開通していなかったこともあり、河北町独自の産業文化が守られていたといいます。今でもその文化は受け継がれ、ものづくりの町として発展を遂げている河北町。スリッパの生産量はずっと全国1位ですが、ほかにも、イタリア野菜と呼ばれるまだ国内では珍しい野菜の生産や、千日かけて育てられるブランド牛・千日和牛など、個性が光る特産物が続々と生まれています。「かほくらし」をきっかけに、河北町のものづくりに思いを馳せてみませんか?

#食べる

ナチュールワインとイタリア野菜で乾杯

お店は築70年超の古民家をリノベーション。1階がアンテナショップ、2階がダイニングとなっています。ダイニングはテーブル席がメインですが、カウンター席やおこもり感のある個室もあり、大人の女子会やデートなどさまざまなシーンで利用できそうです。
お酒は、山形の地酒はもちろんですが、天然酵母のみを使って醸した河北産のナチュールワインが特におすすめ。同じく河北産の千日和牛やイタリア野菜を使った料理がいっそう引き立つ味わいです。料理はイタリアンをベースに、ランチではサラダプレートや定食が、ディナーではコースやアラカルトが楽しめる構成に。お昼の利用をきっかけにディナーで訪れる方も多いというお話が、料理のおいしさを物語っています。

写真:「かほくの野菜の一皿」「千日和牛バラ肉のワイン煮込み」「平澤養鱒場の虹マスの一皿」

#買う

日常使いできるアイテムがずらり

1階のアンテナショップ「かほくを旅するお店」には、約9坪と決して広くはない空間ながら、200種類以上の商品が所狭しと並びます。人気は「トレヴィーゾ・タルディーヴォ」などの河北で育てられたイタリア野菜が詰め合わせになった「イタリア野菜のサラダミックス」。高級野菜をリーズナブルな価格で手に入れられるのが、このお店ならではの特長です。
ほかにも「秘伝豆」など河北産の地豆の量り売りや、ラ・フランスやりんごジュースの販売も。地酒は東京でなかなか扱っていない種類が揃っており、一杯400円から試飲も可能です。ぜひお気に入りの一品を見つけてみてはいかがでしょうか。

写真:「河北直送のイタリア野菜」「地豆の量り売りコーナー」

#交流

ライブコマース型イベントが人気

イベントは不定期開催ながら、味噌づくりのワークショップや、かほくイタリア野菜研究会とコラボしたツアーイベントなど、さまざまな種類を開催。河北の酒蔵や畜産会社など、地元企業が商品の魅力を伝えるライブコマースも人気とのことです。ライブコマースはどなたでも視聴が可能。コメントや商品の購入はもちろん、視聴のみでも大歓迎だそうなので、気軽に参加してみてくださいね。

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「食べる」「買う」「交流する」の3つの要素が楽しめる東京都内アンテナショップ特集、いかがでしたか?地域ごとに特色豊かなアンテナショップ。来店をきっかけにその地域の魅力を知った上で現地を訪ねてみると、旅行がもっと充実したものとなりそうです。ぜひお気に入りのアンテナショップを見つけて、地域との関わりを楽しんでみてくださいね!