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- 注目の特集
- 【地域おこし協力隊のそれから】協力隊OGが運営するゲストハウスをご紹介!

地域おこし協力隊としての任期を終えた後の“それから”。十人十色のアフターストーリーがある中で、引き続き赴任していた地域に留まり、また別の角度から「地域の力になる」という選択をしている方も数多くいらっしゃいます。
今回はその中でも、特色のあるゲストハウスを運営しながら地域に暮らすおふたりに、協力隊になるまでから現在の活動内容まで、お話をうかがってみました!

- 名前
- 千々木 涼子 さん
- 出身地
- 北海道函館市
- 居住地
- 愛媛県今治市
- 隊員期間
- H29年4月〜
R2年3月
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協力隊になる前はどこに住んで、何のお仕事をされていましたか?
東京や兵庫で広告会社の営業として勤務した後、故郷である函館市で大型書店の立ち上げ、運営に携わりました。協力隊になる直前は、栃木で書店やカフェでアルバイトをしていました。
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地域おこし協力隊になろうと思った理由・きっかけは?
心地よく暮らせるところで自分の店を開きたいと考えて移住先を探す中で、移住雑誌を通して地域おこし協力隊の存在を知りました。縁のない地域への移住だったので、地域おこし協力隊として働きながら地域の方との関係を築き、その中で起業を目指したいと思い、応募しました。
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ゲストハウスをやろうと思った理由・きっかけは?
メインで営んでいるのは本屋と珈琲屋ですが、遠方から訪れた方が島に滞在し、島の穏やかでゆたかな時間を味わう場所を作りたいと考えました。観光だけでなく移住を考える人の拠点としての機能も意識しています。
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1日の仕事内容は・・・
飼い猫の世話や家事を済ませて自宅から店へ移動、12時から17時まで本屋の営業。宿泊ゲストがいる場合はお迎えをします。日が長い時期はその後に草刈りなど店の周辺の管理作業をすることもあります。
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ゲストハウスの仕事の「楽しさ」や「むずかしさ」はなんですか?
宿泊先を探して見つけるのではなく、こりおり舎を知っている人に宿泊してほしいと思っているので、大手の旅行サイトなどには掲載をしていません。そのためなかなか認知度や宿泊の稼働率が上がりませんが、その分、お互いの満足度が高い形で利用してもらえているように思います。
近隣に友人知人が営むスポットが多くあるので、宿泊してそういったスポットをご紹介したり、ご紹介する前から調べて訪れたという話を聞いたりすると嬉しく思います。 -
ゲストハウスの「特徴」や「ウリ」を教えてください!
泊まれる本屋として、夜間〜朝にかけて本屋エリアの約4000冊の本を読んだり選んだりすることができます。
また、自家焙煎珈琲豆を使ったコーヒーをモーニングコーヒーとしてご提供しています。
島の中央付近に位置し、島ののんびりとした時間の流れやゆるやかな空気を感じながら、島暮らし体験ができます。移住先探し、住居探しの拠点としてもお使いいただけます。
ご希望があれば、島への移住や起業の経験を活かし、移住相談や本屋づくりのお話もしています。近隣の移住者仲間をご紹介することもできます。 -
ゲストハウスで今後予定していることはありますか?
移住を検討する方向けの島暮らし体験ツアーや、本屋や珈琲屋に憧れる学生さん向けのプランなど、体験ができるような宿泊プランも実施予定です。


- 名前
- 稲子 恵 さん
- 出身地
- 埼玉県
- 居住地
- 香川県小豆郡土庄町豊島
- 隊員期間
- H29年4月〜
R2年3月
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協力隊になる前はどこに住んで、何のお仕事をされていましたか?
埼玉県の実家に住み、地元のオーガニックベジタリアンカフェに4年間勤務していました。
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地域おこし協力隊になろうと思った理由・きっかけは?
旅をしながら移住先を探していた時に、友人の紹介で初めて豊島に訪れました。その時、豊島の自然、島民が生活をする姿、全ての風景に魅了されて「ここで暮らしたい」と思いました。
そして、本格的に移住を叶えるために再度豊島を訪問した際、島の方に協力隊のことを教えてもらい応募したのがきっかけです。
これまでも海外のホテルやゲストハウス、レストランで働いた経験もあったので、その経験を豊島に還元できると思いました。 -
ゲストハウスをやろうと思った理由・きっかけは?
旅が好きで移住前から、いつか自分で宿かカフェをしてみたいと思っていました。
そして、東日本大震災をきっかけに、お金に頼らない「エコな暮らし」「オーガニックな暮らし」の必要性を感じ、それを実践したい、広めたいという想いから、ゲストハウス「とのわ」をオープンさせました。
協力隊としてこの地で活動していたため、起業の支援制度もあり、それも私の背中を押してくれました。 -
ゲストハウスの「特徴」や「ウリ」を教えてください!
ソーラーパネルの発電や薪のエネルギーを使用、コンポストを使ったり環境に優しい島暮らしの体験ができる宿です。五右衛門風呂で風呂焚き体験もできます。
食事は、できるだけオーガニックの食材、瀬戸内のの食材、自家製の発酵調味料などを使い、身体と心、地球に優しい菜食御膳をご用意しています。ご希望の方は地魚料理一品付きも選べます。季節によっては庭で採れたてのフレッシュハーブティーをご用意しています。 -
1日の仕事内容は・・・
午前中に客室の掃除、布団干し。昼食を作る時に夕食の仕込みをして、15時チェックインまで休憩。17時から夕食とお風呂の支度をして21時頃に終了します。
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ゲストハウスの仕事の「楽しさ」や「むずかしさ」はなんですか?
世界中、日本中の方と旅の話ができることが楽しいです。豊島の素晴らしさ、お料理で日本食の良さや地元の食の豊かさを伝えられることがやりがいです。美味しいと喜んでもらえた時にとても嬉しいです。コロナ禍では1年半休業していたのでその時が大変でした。地元の方がアルバイトを紹介してくれたのが有り難かったです。
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ゲストハウスで今後予定していることはありますか?
今後も、エコな暮らしを楽しめる様々な体験をご用意する予定です。詳細はInstagramやFacebookに投稿していますのでご覧ください。
宿泊は1日1組限定なので、のんびり過ごせます。ぜひ、豊島に遊びに来てくださいね。

地域おこし協力隊としての経験を活かしながら、ゲストハウスを運営をされているおふたりのお話はいかがでしたでしょうか?
おふたりとも、ご自身が抱く想いをコンセプトにされていて、とても魅力的でしたね。
地域おこし協力隊の活動内容は、想像以上に多岐にわたります。JOINでは、協力隊に関する情報もたくさん揃えてますので、他のページもぜひチェックしてみてくださいね!
おふたりのゲストハウスにも、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?
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