東栄町は愛知県の北東部に位置し、隣接する新城市・設楽町・豊根村とともに「奥三河」と呼ばれる地域です。

本町は700年もの間この地で受け継がれてきた国指定重要無形文化財「花祭」をはじめ、古くからの伝統や神事が今でも残っています。

特に「花祭」は町内11か所で今でも脈々と受け継がれており、花祭の中で登場する鬼の勇壮な舞は観る者を魅了します。花祭は地域の方の結束、地道な準備やそれに対する町外の方からの支援などにより、毎年11月から３月まで各地区で厳かに、かつ盛大に執り行われています。

また、かつては林業が盛んな町で、今でも地元産の木材の搬出など山間地域ならではの産業に従事される方もいます。現在では昔に比べ交通アクセスが飛躍的に向上したこともあり、町内事業所のみならず、新城市をはじめ、遠方では豊橋市や静岡県浜松市まで通勤が可能となりました。

現在、東栄町は面積の約90％が山林で人口3,000人程度の町ですが、空き家対策、移住定住施策に力を入れて取り組んでいます。

空き家対策としては、町内の空き家の情報を収集・提供する「空き家バンク（東栄町空き家情報活用制度）」をはじめ、町が空き家を所有者から借り受け、町がリフォームしたうえで賃貸住宅として貸し出す「空き家リフォーム住宅（定住促進空き家活用住宅）」も整備しています。

また、交通アクセスの向上により近隣都市部への通勤時間も大幅に減少されたことにともない、本町への移住者で町外に通勤される方への通勤費用の補助（移住者通勤支援補助金）も設けさせていただきました。

その他にも子育て支援・教育環境の充実など移住者の方にとっても暮らしやすい町を目指していますので、気になる支援制度や空き家情報など、ぜひお気軽にお問合せください。