枕崎市
ご挨拶
枕崎市は、鹿児島県の薩摩半島(西側の半島)の南端にある「かつお節」と「台風中継」でおなじみの街です。
市街地は三方を山に囲まれ、南は東シナ海に面しています。戦前から市の中央に市街地が発達していましたが、戦争の空襲で市街地は焼け野原となり、直後の台風災害で大打撃を受けました。その後、先人が復興に汗を流し、今では市の面積の約4.3%に人口の約40%が暮らし、商業施設、産科や小児科や総合病院、金融機関、枕崎駅などが集積し市街地を形成しています。
周辺部の集落に暮らしても、市街地まで車で最大15分というコンパクトな街ですから、タイパ(タイムパフォーマンス)に優れた街、つまり自分自身の時間を多く使える街と言えます。
特定第3種漁港で貿易港でもある枕崎漁港には、昔から鰹が多く水揚げされています。生産量日本一のかつお節は300年以上の伝統を誇り、日本食の基礎となる「出汁」に欠かすことのできない食材です。最高級品である「本枯節」は、日本だけでなく世界の有名シェフからも注目されています。また、船上で生き〆して急速冷凍し鮮度を保った「ぶえん鰹」は、一度食すと忘れられない美味しさです。
東部の台地には芋畑とお茶畑が広がり、新茶の季節には鮮やかな緑が一面に広がります。さつま芋は、その多くが焼酎の原料となります。西部では電照菊、中山間地では太陽の恵みをいっぱい受けた柑橘類の栽培が盛んです。北部地域では、蔵多山(475.4m)に端を発する清らかな流れを利用して、米作りが行われています。
鹿児島県は、鹿児島黒牛、かごしま黒豚の産地です。本市でも生産者の方々が日々愛情を注いで黒牛や黒豚などを肥育しています。
枕崎市は、これからも「伝統の技」と「最新の技術」で日本の食文化に貢献していきます。
”食べる楽しみ”をはじめとして風景や文化、人情など、枕崎市の魅力をお伝えできれば幸いです。
※発信情報一覧や地域フォトもあわせてご覧ください。
DATA
- 所在地:鹿児島県枕崎市
- 面積:74.78km²
- 人口:20033人
- 人口密度:人/km²
- 枕崎市発信情報