木に寿と書いて「ゆす」と読みます。

木とともに幸せになる町、梼原町（ゆすはらちょう）は、町の面積の約91％が森林です。

日本三大カルストの一つ、四国カルスト台地の山々に包まれた裾野を、清流四万十川がゆるやかに流れます。

土佐と伊予の県境に位置し、街道の町である本町の峠を、坂本龍馬をはじめとする勤王志士が、日本の夜明けを夢みて越えていきました。街道沿いに、今なお大切に守られている茶堂は、「旅人を厚遇すべし」との「客人信仰」を今に伝えています。

また、津野山神楽は1100年の長きにわたり舞継がれており、森林と水の文化の町です。

自然豊かな梼原では、暮らしやすい夏の一方で、厳しい寒さの冬の生活も待っています。その中で、町民の暮らしを豊かにという構想を掲げ、病院、福祉施設、学校、銀行など生活に必要な施設をコンパクトにまとめ、町民の人生をサポートしあい、暮らしやすさを追求しています。