九州北部の玄界灘に浮かぶ南北１７㎞、東西１５㎞の大きさで九州最大都市福岡から高速船で僅か１時間という好立地の島・壱岐。島内の最高峰「岳ノ辻」は標高約２１３ｍで、なだらかな広がりを見せる平坦な島です。
対馬暖流の影響もあり、その気候も比較的温暖で穏やかな、過ごしやすい島です。
壱岐は歴史の島であり、魏志倭人伝には「一大國（一支國）」と記され、大陸と九州を繋ぐ交易、文化の重要な拠点として栄え、平成２７年４月に対馬・五島とともに｢国境の島 壱岐・対馬・五島～古代からの架け橋｣として日本遺産第一号の認定を受けております。
島内は「触（ふれ）」と呼ばれる散村の形をとる農業集落と「浦（うら）」と呼ばれる漁業集落があり、農漁業の第一次産業が盛んな地域であり、麦焼酎発祥の地としても知られる「壱岐焼酎」、ウニ・イカ・ブリ、マグロなどの海産物、また「壱岐牛」など全国にも知られた農産物など多くの特産品があります。
島内には、沖縄にも負けない（引けを取らない）透明度のビーチや、猿岩を始めとする数多くの景勝地、神道発祥とされる月読神社などの格式の高い神社をはじめ島内には１，０００を超える大小の神社や祠が点在しています。また、スポーツも盛んな島であり、一般道を使用した自転車のレース｢壱岐サイクルフェスティバル｣や｢壱岐の島新春マラソン｣、日本一過酷な｢壱岐ウルトラマラソン｣などのイベント開催など、豊かな資源・環境を活かした観光事業にも力を入れています。