飯豊町は、山形県の南西部に位置し、総面積約330㎢のうち8割以上が緑豊かな山林が占めます。飯豊連峰から流れる清流白川が町を縦断し、最上川に注ぎ、全国的にも数少ない屋敷林に囲まれた、田園散居集落が美しい景観を形成しています。
　飯豊町の人口は約6,400人。基幹産業は農業。米沢牛や米、アスパラガス、こくわワイン、どぶろく等が特産です。東京からは山形新幹線で約2時間30分で来ることが出来ます。
　飯豊町は｢日本で最も美しい村｣連合にも加盟しています。 ｢日本で最も美しい村｣連合とは、素晴らしい地域資源を持ちながら過疎にある町村が、自らの地域に誇りを持ち、将来にわたって美しい地域づくりを行うこと、地域の自立を推進すること、また、景観や環境を守り、地域の特色を観光資源として付加価値を高め、地域資源の保護と地域経済の発展を目指しています。町の地域資源は、田園散居集落の営み、飯豊連峰の自然景観、中津川地区の里山景観と里山文化の3つです。
　定住促進では、｢飯豊で幸せになる条例｣にて、住宅取得奨励や｢すこやか出産祝｣や｢ときめき結婚祝｣などを贈呈しています。
　中津川地区では、現在、７件の農家民宿が教育旅行などの受入れに取組んでいます。
　飯豊町の冬期間の降雪量は2m～3m。多い地域では3mを越えます。この大量の雪を地域資源と位置づけ、雪冷熱エネルギーとして雪室で活用しています。