周防大島町
ご挨拶
周防大島町は、山口県の東端に位置し、瀬戸内海に浮かぶ屋代島と、その周囲の5つの有人島と25の無人島で構成されています。瀬戸内海の島では淡路島、小豆島につづいて3番目に大きい面積を有し、島と本州は約1kmの橋で結ばれているので、利便性に富み、生活しやすい環境にあります。年間平均気温15.5度と比較的温暖な気候で、青く澄み渡る瀬戸内の海と四季の彩り豊かな自然いっぱいの町です。また、2012年末の岩国錦帯橋空港開港により東京からのアクセス時間も大幅に短縮されました。現在の人口は1.4万人足らずながら、山口県のみかん生産量の約8割、いりこ生産量の約9割を占める活気あふれる島です。また、日本最古の文献とされる「古事記」にイザナギ・イザナミが最初に生んだ6つの島のひとつとして登場する歴史ある島です。本居宣長の書いた「古事記伝」で、この大島が周防大島であろうとされました。万葉集にも3つの歌の中で大島が詠まれています。江戸時代に作られた海抜0mから500mまで続く石積みの棚田は日本最大級といわれるほか、鎌倉時代以降、島の人々の健康を保ったとされる石風呂も多く島の中に残されています。
DATA
- 所在地:山口県大島郡周防大島町小松126ー2
- 面積:138.10km²
- 人口:13825人
- 人口密度:人/km²