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- 今知りたい!注目の離島8ヶ所 & 先輩移住者に聞いてみた離島暮らしのリアル
「いつか島で暮らしてみたい!」と憧れを抱く人が年々増加しています。しかし、実際移住してみると「想像していた離島暮らしと違った」と戸惑うケースも少なくありません。青い海や豊かな自然、ゆったりとした時間が流れる一方で、本土とは異なる独自のコミュニティや、物流・医療などの生活環境、独特の習慣が存在します。
島での移住を成功させるためには、住まいや仕事を準備するだけでなく、島ならではのリアルな日常を知り、心構えを持つことも大切です。
今回は、「全国各地の離島」の魅力と、現地の事情を最もよく知る離島の住民へ行ったインタビューを、移住希望者が知っておくべき「離島と都市のギャップ」とともにご紹介します。
天売島
豊かな緑と海鳥の島で、
自然と生きる暮らし
離島情報
天売島 北海道 羽幌町
日本海に浮かぶ天売島と焼尻島は、豊かな自然と海の恵みに囲まれた北海道羽幌町の離島です。「海鳥の楽園」である天売島では、ウミガラス(オロロン鳥)やウトウ、ケイマフリなど希少な海鳥が人と共存し、焼尻島では島の約3分の1を占める天然記念物の原生林が広がっています。その他、釣りやサイクリングなどのアクティビティ、ウニなど新鮮な海の幸も魅力のひとつ。豊かな自然を身近に感じながら、人と人とのつながりを大切にして暮らす、島ならではの暮らしを体験してみませんか。
関連サイト
気仙沼大島
緑の真珠
気仙沼大島
離島情報
気仙沼大島 宮城県 気仙沼市
約2000人が暮らす、面積・人口ともに東北最大級の有人島・気仙沼大島は、気仙沼湾に浮かぶ「緑の真珠」として称えられています。気仙沼大島大橋により本土と陸路で結ばれ、車でアクセス可能な島です。
標高235mの「亀山」からは、島と海、リアス海岸が織りなす壮大な景色を一望できます。龍舞崎、十八鳴浜、小田の浜など、屈曲に富んだ海岸線も魅力の一つです。三陸復興国立公園に位置し、柚子・椿・牡蠣などの豊かな地域資源にも恵まれた気仙沼を代表する観光地です。
離島紹介サイト
公式SNS
能登島
ときがおだやかに流れる場所。
心ひろがる、能登島へ。
離島情報
能登島 石川県 七尾市
和倉温泉から美しい能登島大橋を渡れば、穏やかな七尾湾に包まれた癒しの離島へ。
能登島は野生のイルカが暮らす海や「のとじま水族館」、絶景の「石川県能登島ガラス美術館」など魅力が満載です。波の音を聴きながら旬の牡蠣や新鮮な魚介を味わい、ドライブやマリンレジャーを楽しむ時間は格別。日常を離れ、青い海と豊かな自然に心が整う特別な島時間を過ごしてみませんか。
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佐久島
都会を忘れる、
三河湾のアートの島
離島情報
佐久島 愛知県 西尾市
波音に導かれ船を降りると、時計の針を止めたような場所、佐久島が広がります。三河湾の海に包まれたこの地は、古き良き漁村の記憶と現代アートが静かに溶け合う場所です。
潮風を防ぐ黒塗りの民家が並ぶ細い路地。海岸に佇む「おひるねハウス」に訪れれば、風と光、波の音が全身を包み込みます。
信号機もコンビニもない島で過ごす、何もない贅沢。日常を離れ風の赴くまま歩けば、心が静かに満ちていく癒しの島へお出かけください。
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沖島
日本で唯一湖に人が暮らす、
海なし県の離島
答志島
歴史と伝統の宿る島
離島情報
答志島 三重県 鳥羽市
鳥羽港から北東へ約2.5キロの海上に浮かぶ「答志島」は、三重県内で最大の人口と面積を持つ有人離島です。船でわずか20分ほどというアクセスの良さながら、一歩足を踏み入れると、どこか懐かしいノスタルジックな風景が広がります。
戦国時代に名を馳せた九鬼水軍にまつわる史跡が点在し、歴史のロマンを感じられるのも魅力のひとつ。島内では古くからの伝統や独自の漁村文化が今も大切に受け継がれています。美しい雄大な自然に囲まれた海岸で、穏やかに流れる島時間を心ゆくまで味わってみませんか。
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知夫里島
「なにもない」という
豊かさがここにある
離島情報
知夫里島 島根県 知夫村
隠岐諸島4島のうち最南端に位置する知夫里島は、人口約600人程度の小さな離島です。知夫里島にある唯一の村「知夫村」は、島根県内唯一の村でもあります。村にある「赤ハゲ山」では、山頂からの360度の眺望に加え中世の輪転式牧畑遺構と牧歌的な牛の放牧風景が楽しめます。また、太古の火山活動を今に伝える名勝天然記念物「赤壁(せきへき)」など、小さい島ながら雄大な自然が数多く存在しています。”離島”の雰囲気を一番味わえる島とも言われ、訪れる方の心を奪う絶景地を有する自然の豊かさが大きな魅力です。
御所浦
白亜紀の恐竜時代を今に伝える
「恐竜の島・御所浦」
離島情報
御所浦 熊本県 天草市
17の島々からなるまち「御所浦」。一億年前の大型肉食恐竜の歯の化石をはじめ、多くの化石が発見される稀有な地質的特徴を持ち、「恐竜の島」や「化石の島」としても知られています。現在も採掘作業が続いているため船上からしか見ることができない縞模様の地層が美しく広がる「白亜紀の壁」や、主要港である御所浦港前には「御所浦恐竜の島博物館」があり、天草地域で発見された化石や、自然環境を学べる展示が盛りだくさん。島全体がまるごと博物館のように、地球の歴史を身近に感じることができる地域です。
関連サイト
公式SNS
移住者インタビュー
移住を決めたきっかけは? 実際に暮らしてみてどうだった? なかなか聞くことのできない、移住経験者の本音。今回は、島への移住を経験したお二人に、移住後の暮らしや環境の変化、島での生活で感じたこと、これから移住を考えている方へのアドバイスなどを伺いました。 先輩移住者のリアルな声をお届けします。
移住歴 約2年
Aさん
移住のきっかけはなんですか?
ずっと離島に住んでみたいという夢があったんです。ちょうど30歳という節目の年齢を迎えたときに、『今動かないときっとこの先ずっと動けないかも』と思い切って移住を決断しました。今は地域おこし協力隊として、島にまつわる様々な活動や仕事に携わっています。
移住後の生活について詳しく教えてください。
満員電車の苦痛から完全に解放されましたね!通勤時間が一気に短縮されて家で過ごす時間が増え、毎日自炊を楽しむようになりました。引っ越し直後はWi-Fiの開通に手間取りましたが、今は快適です。普段の休日は島を車で一周ドライブしたり、青空の下で読書をしています。島外には月に1回も出ず島内で生活が完結していて、買い物は地元の農協や商店のほか、通販も普通に届くので不自由なく暮らせています。
島民と交流はありますか?
通りすがりの方が気軽に車に乗せてくれたり声をかけてくれたりと、人の温かさに驚かされます。島には猫より大きな野生動物がいないので、夜道や山歩きも安心して楽しめますね。ただ、生活の全てが海の天候に左右される厳しさはあります。子どもに対しては地域全体が親身で、子ども同士も年齢の垣根を越えて仲良くなれるし、多様な大人と関わりながら育つ素晴らしい環境だと感じます。
移住して良かったことと、ずばり後悔したことは?
島には海を渡らないと来られない『不便さ』がありますが、その距離があるからこそ他では得られない独自の価値が生まれるんだと感じます。特別な場所でありながら、暮らしてみると普通の日常がある……その混ざり合いが島の魅力です。都会の当たり前にあった無駄に気付けましたし、仕事と私生活の境界が曖昧になる難しさはあるものの、移住への後悔は全くありません!
移住を考えている方にアドバイスをお願いします。
島暮らしはある程度『島のリズムに合わせる』柔軟性が求められます。だからこそ、周りに流されすぎず『自分のペースを知り、保つこと』が大切になります。一見不便に思えることの中にこそ、現代の当たり前を見直し、特別な経験を味わえるチャンスがたくさん詰まっています。島暮らしは本当に楽しいですよ!
移住歴 4年以上
Bさん
移住のきっかけはなんですか?
夫が全国転勤のサラリーマンで、転勤の内示が出たのが大きなきっかけでした。『これからの人生、自分たちが暮らす場所は会社任せではなく自分たちで決めたい!』と移住を決め、この島に来て4年以上になります。島では主に、新しく移住してくる方々のサポート業務を行っています。
移住後の生活について詳しく教えてください。
お昼休みに家へ帰ってご飯を食べたり、子どもを迎えに行って服のまま海に飛び込んだり、玄関を出れば満天の星空が広がっていたり……以前は何時間もかけて遠出していた大自然が、今では徒歩2~3分の日常になりました。休日は海のイベントや水泳、草刈りなどをしています。台風の時期は船が止まって物資が遅れるのが難点ですが、車で2~3分の場所にスーパーがあるので普段の買い物はスムーズです。
島民と交流はありますか?
玄関にチャイムがなくて、野菜のお裾分けがどっさり届く文化には驚きました!梅雨時は湿度が高くてジメジメしますし、アリやヤモリとは『同居人』として共生しています(笑)。子育ても「静かにしなさい!」と怒る必要が全くなく、近所のお兄ちゃんお姉ちゃんが自然と面倒を見てくれるなど家庭間の距離がとても近いです。たまに都会に行くと人混みに緊張してしまうくらい、島でのびのび過ごせています。
移住して良かったことと、ずばり後悔したことは?
何と言っても人と人との温かいつながりが一番の魅力です。忙しい毎日の中でも、海や木々、広い空、夕陽など、日常の中ですぐに心をリフレッシュできる自然環境に恵まれていることが本当に贅沢だなと日々実感しています。移住して悪かったことや後悔していることは何一つありません。
移住を考えている方にアドバイスをお願いします。
何よりも、自分が心から『居心地がいいな』と感じられる場所をぜひ見つけてほしいです。条件や理屈だけでなく、その土地の空気感やそこに暮らす人々を心から好きになれるかどうかが一番大切だと思います。自分が本当に好きになれた場所に住むことをおすすめします!
おわりに
今回、取材を通して見えてきたのは、物流の遅れ、限られたインフラなど思い描いた理想の暮らしとかけ離れた「生身の現実」です。
しかし、だからこそ生まれる助け合いの文化や、自然の恵みを享受する喜びは、何物にも代えがたい「リアルな魅力」ではないでしょうか。
離島生活のリアルな現実を受け入れ、自然あふれる豊かな日々を楽しむ島人(しまんちゅ)たちの生活はいかがですか?





