出展団体
インタビュー

移住・交流
ブース

新潟県柏崎市

永見さん写真
総合企画部元気発信課
移住定住促進係 主事
永見さん
間島さん写真
柏崎市移住・定住推進
パートナーチーム
リーダー/行政書士
間島さん

柏崎市の魅力を教えてください。

永見さん : 海岸線が42キロあり、15ヶ所の海水浴場と、山が3つあり、海と山に囲まれている地域です。市街地から海にも山にも行きやすいということで、マリンアクティビティであったり、登山であったり、様々な趣味が楽しめる地域です。
柏崎市の夏の風物詩といえば「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」です。柏崎花火は、海を会場としているため、打上範囲が広くスケールの大きい花火が見もの!特に、尺玉100発一斉打上や尺玉300連発は圧巻です。

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現在、移住されている方はどのような方が多いですか?

永見さん : お子さんがいる家族が多い印象ですね。ご夫婦どちらかのUターンを兼ねて戻ってくるという方が多いのかなと思います。
毎月、有楽町のふるさと回帰支援センターで相談会を開いていて、相談に来る方も増えています。その成果もあって、実際に移住してくる方も増えている印象です。
都会にはない仕事も多いので、移住だけでなく就職面でもPRできたらなと思っています。

移住を希望されている方にメッセージをお願いします!

間島さん : 今、行政と民間が連携して市の事業を行ったり、市民が集まった移住定住推進パートナーチームと行政が協力して、いろいろな施策を考えています。お試し移住なども考えており、移住定住希望者の方や移住者の方に向けて、これからどんどん情報を発信していきますので、チェックしていただきたいです。ぜひ一度柏崎に来て、海の綺麗さだったり、雪景色などを見ていただけたら嬉しいです!移住定住推進パートナーチームでは「住む人来る人の満足度が高く最高に熱いまち」というビジョンを掲げて活動しており、他にはない魅力をどんどん打ち出していけたらなと思ってます。仕事のことであったり、行政だけではできないような相談にも親身になって乗れる体制を構築しながら、移住者、移住希望者の方の期待に応えるように頑張っていきます!

地域おこし
協力隊募集
ブース

長野県辰野町

鈴木さん写真
辰野市役場
まちづくり政策課
まちづくり係長
鈴木さん
赤羽さん写真
長野県辰野町
地域おこし協力隊
赤羽さん

辰野町の魅力を教えてください。

鈴木さん : 自分で何か始めたいという想いを持っている方にとっては、なんでもチャレンジできる環境があると思います。僕も今、ダンススタジオを開いているのですが、家賃が考えられないくらい安く、駐車場を借りても負担にならないので、都会ではできないことができているなと感じています。

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協力隊に興味を持ったきっかけを教えてください

鈴木さん : もともとは、町づくりに関連する企業で新築のディベロッパーとして働いていたんですが、新築ではなく既存の建物を活かす仕事がしたくて、いろいろと探していました。そんな時にたまたま見つけたのが辰野町の地域おこし協力隊募集。実際に現地にも行ってみたのですが、そこで目の当たりにしたのは、ほとんどのお店のシャッターが閉まった商店街でした。ここなら町が変わっていく姿をみられるかも、と思って辰野町の地域おこし協力隊に応募しました。

辰野町でどのような活動をしていますか?

鈴木さん : 協力隊としては空き家バンクの活動がメインですが、それ以外にも「トビチ商店街」という場所で、ダンススタジオを開いてレッスンなどを行なっています。「トビチ商店街」は、先のほとんどシャッターが閉まっている商店街のことなのですが、町おこしのためにだんだんと入ってくれる店舗さんも増えてきて、“飛び飛びでお店が開く”ようになってきたので「トビチ商店街」と呼んでいます。

協力隊を希望される方へメッセージをお願いします!

赤羽さん : 本当に一人来るだけで町が明るくなるのが辰野町です。定食屋さんや喫茶店など、町の人と一緒に楽しめるような場所を作ってくれる人だったら尚更です。実際、鈴木さんたちが来てくれて随分と町が明るくなりました。ここには仲間もたくさんいるので、一緒にあなたのやりたいことを全力でやってみませんか?

企業
ブース

<産経新聞> 地方が気になる
コミュニティ

菊地さん写真
メディア営業局クロスメディア本部
コミュニティ・マーケティング部
兼 デジタル・プロモーション部
菊地さん

こちらのブースでは何を紹介しているのですか?

産経新聞社が運営している「地方が気になるコミュニティ」というサービスの紹介をしています。地方や移住に少しでも興味がある人たちが集まるコミュニティで、現在1万3000人のユーザーが登録しています。
このコミュニティでは、移住に関する生の声が聞けるようになっており、一般の来場者の方にも少しでも地域が気になる人たちと繋がってほしいということで今回出展させていただきました。
自治体さん向けにも、移住促進策にお困りの際、地域の特徴や魅力を知ってもらう次の一手として、コミュニティを使っていただけるようになっています。

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コミュニティでは、どのようにして皆さんと繋がることができますか?

WEBサイトがあり、そこで移住などに興味がある方がユーザーとして登録できるようになっています。地方や移住についてのテーマ投稿にコメントをしていただいたり、キャンペーン期間中はキャンペーンにご参加いただきながら、コミュニケーションを楽しんでいただける場となっています。
自治体さんは、モニターツアーとコミュニティでの投稿を組み合わせた施策などで成功事例が出ており、自治体さんの課題やお悩みにこたえる新しいツールとして成長を続けています。

自転車が設置されていますが、こちらについて教えてください。

グループ会社である産経デジタルと、自治体の方が一緒におこなっている自転車事業があるのですが、今回の出展では「しまなみ海道のバーチャルサイクリング」を紹介していて、こちらの自転車では実際に画面の中でしまなみ海道の景色を見ながらサイクリングを楽しんでいただけます。
また、バーチャルレースの開催もできます。世界中のどこからでも、オンライン上で同じ場所に集まることができ、日本と海外の有名コースを楽しむことができます。
産経デジタルでは、しまなみ海道のほか、静岡県や茨城県などの自治体さんと一緒に作ったコースもいろいろと収録されております。

コミュニティやバーチャルサイクリングで、今後どのようなことをしていきたいですか?

旅行などでいろいろ行かれるとは思いますが、なかなか地域に触れる機会ってないのかなと思っています。ただ、仕事もリモートワークが増えたりなど環境も変わってきているので、そういった中で少しでも地方に興味を持つきっかけになればなと思っています。
また、バーチャルサイクリングなど、オンライン上で地域に触れる機会や手法が増えることで、「今はなかなか行けていないけれど、アクションを起こしてみたいな」という方が、いろいろな地域につながっていくようにしていきたいです。

ステージ登壇者
インタビュー

ステージ

地域副業で自分のスキルを生かす

植田さん写真
茨城県政策企画部計画推進課
植田さん
伊藤さん写真
NPO法人 ETIC. ローカルイノベーション事業部
伊藤さん
北爪さん写真
外資系香料メーカー
社員
北爪さん

茨城県外にお住まいの方を対象に、茨城の企業と「副業」という形で繋がりを持ち、継続的な関係を築いてもらうことを目的とした『iBARAKICK!』。今回のステージ講演では、事業を立ち上げた植田さん、伊藤さん、そして参加者である北爪さんにお話をいただきました。

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講演お疲れ様でした。
改めて、『iBARAKICK!』の概要を教えてください。

植田さん : 『iBARAKICK!』は今年度から新たに始めた関係人口創出事業の一つです。
「副業プロジェクトへの参画」と「多種多様な地域へのミッション」を通し、参加者が茨城県との継続的な関係を築くきっかけを作ることを目的としています。昨年度までも関係人口を増やす取り組みとして『if-design-project』という講座+ワークショップ型の取り組みを行っていましたが、もう少ししっかりと茨城の企業と繋がってもらい、それをきっかけに茨城に来てもらいたいという思いがあったのでETICさんの提案を基に「副業」という形の『iBARAKICK! 』を新たにスタートさせました。

伊藤さんはこのお話を初めて聞いた時どう思いましたか?

伊藤さん : このプロジェクトでは、「地域に関心があって関わりたい」「移住について考えている」といった方達とは、また違う層の方と出会えるのではないかと思いました。
私も、ETICで運営している『YOSOMON!』を通して、地方企業の課題解決に取り組みたいと思っ
ている人が多くいることは知っていました。そういう方の中には、かなりハイスペックな方もいらっしゃるので、地域企業にとっても今までとは違う形でプラスに働くのではないかと思い、『iBARAKICK!』を提案させていただきました。

『iBARAKICK!』立ち上げ時の課題はありましたか?

植田さん : 自治体の目線で副業ということを考えると、経験を積んだその先には「起業をしてもらいたい」「移住をしてもらいたい」というゴールを設定した取り組みが多いと思います。
しかし、今回私たちがゴールとしているのは関係人口創出です。副業をしながら地域と関わっていってもらうという部分に対しては手探りだったので、伊藤さんにご協力いただきながら設計をしました。

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そのような背景でスタートした『iBARAKICK!』に参加してみていかがですか?

北爪さん(参加者) : 募集を行っている企業は数多くあるので、ゴールに関してはどの企業のプロジェクトに参加するかによって変わると思います。今回の取り組みを通じて達成することを明確に出している企業もあれば、私が関わっている企業のようにゴールは設定してあっても実際に活動してみて柔軟にゴールが変わってもよい、というケースもあります。走りながら考える私達のケースは、一緒に何かを生み出そうというチーム内でのエネルギーの高まりを感じられ、とてもやりがいのあるものとなっております。ただ業務委託というだけのドライな繋がりではなく、地域企業の社長や専務と頻繁にやり取りをしながら最適解を探していく、ということはとても貴重な体験です。本業と関連はないですが、思いを実現するために議論を重ねるという活動自体が非常にエキサイティングです。

植田さん : 『iBARAKIC!K』は「スキルマッチング」ではなく「想いマッチング」がその先の継続性にも繋がっていくなと思っていたので、今のお話を聞いてすごく良かったなと思いました。

北爪さん(参加者) : 確かにもう他人のような気がしないです。半年間の契約ではありますが、その先も何らかの形で活動に参加できたら嬉しいです。

そういうことも可能なのでしょうか?

伊藤さん : 企業によってだと思いますが、お互いにこれから先もということになれば継続して茨城という地域に携わっていただくことになるのでwin-winじゃないかなと思います。

ありがとうございます。『iBARAKICK!』を通して感じた地域副業のメリット・デメリットを、それぞれの立場から教えていただけますか?

北爪さん(参加者) : 『iBARAKICK!』の魅力は地域に関わる人やチーム内での密接なやり取りで生まれるやりがいや一体感、達成感だと思います。自分の関わる案件はもちろん、他の企業の活動報告に触れる機会もご準備いただいておりますし、いい刺激になります。デメリットは特別に思いつかないですが、あえて言えば、報酬をメインの目的とされる方には不向きかもしれません、企業によっては現物支給もあったりしますので。

植田さん : 今北爪さんがおっしゃっていたことが主かなと思います。報酬というよりは自己を自由に表現できるサードコミュニティの形成ですね。普段仕事をやっていると、ある程度要件が決まっていて、その範囲でしか自分を表現できなかったりするじゃないですか。でも、地域副業だと経営者の想いに共感して一緒に形にしていくので、結構自由なんですよね。その自由な範囲で自分ができることを提案・表現できるのがメリットです。

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最後に、『iBARAKICK!』に応募される方へのメッセージをお願いします!

植田さん : あまりハードルが高いと思ってほしくないです。地域副業で、今お持ちのスキルを生かせればもちろんベストですが、それ以上に地域と関わって新たな発見をすることがとても大事です。発見から新たな自分の可能性にだって気付けると思います。だから、自分のスキルが生かせなかったとしてもそれはそれでいいんです。
ぜひ、自分を表現できる、もう一つの居場所を茨城で見つけてください!