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塚田さん

塚田さんの場合

現在の拠点

静岡県三島市、下田市

仕事

合同会社ELENTO代表

どのような仕事・取組みをしていますか?

PR・広報関連の事業を展開する、合同会社ELENTOを2020年12月に起業しました。
現在LAC下田で出会った他の会員と一緒に、しもズブweekという会員と地元の方が参加する交流イベントを開催しています。

今の場所を拠点にした経緯は?

もともと多拠点生活に興味があったところに、友人から誘われて行ったのがきっかけでした。その時は、空き倉庫の活用について考えるワークショップが行われていたのですが、一般的なイベントだとアイデア出しで終わってしまうケースが多い中、倉庫のオーナーが「それ実際にやっちゃいなよ!」と現実化に向けて後押ししてくれたことが楽しく、下田に通うようになりました。現在は三島にも拠点を持ちながら、そこから各地のLACを利用しています。

起業を決めたポイントは?

もともと起業までは意識していませんでしたが、独立して場所や時間を自分でマネージして仕事をしたいという気持ちがありました。
LACを応援してくれている地元(下田)の方々が後押しをしてくれたのと、まったく縁が無い土地ではなく、自分が好きでお世話になった人がいた場所だったので、下田で起業しました。

今の場所に来て良かったことは?

地域のプレーヤーや面白い人たちに出会え、その人たちと話すと色々な刺激があるのが面白いです。自分の視野も広げられます。
新たな繋がりが生まれる中で他の拠点を紹介してもらい、その場所に行く、といったことが続いていくことで、輪が広がり、会いたい人・行きたい地域がどんどん増えていきました。

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02
飯島さん

飯島さんの場合

現在の拠点

静岡県下田市、福岡県田川市、
宮城県石巻市、埼玉県横瀬町など

仕事

子ども福祉関係

どのような仕事・取組みをしていますか?

もともとは子ども福祉関係で、虐待、貧困、障害などの分野の仕事をしていました。
現在の主な仕事は、子ども・福祉に関わる職員さん・ボランティアさんをサポートする仕事をしています。「支援者の支援」「ケアする人のケア」と呼ばれたりする領域です。具体的には、勉強会や交流会(子ども福祉関係の人を招待)を開いたり、そこで関係を築いた方から相談を受けたり、緊急の対応などをしています。

これまで活動したことがある地域は?

U-29(ユニーク)というFacebookコミュニティに参加しており、下田で事業創造合宿が行われるということでまずは下田のLACを利用しました。
そして、福岡県田川市では廃校を利活用してLACを開設されていて、それがどうやって行われたのかということに興味があり田川市へ行きました。
また、以前震災ボランティアをやっており、石巻がその当時と現在でどう変わっているのか見つめなおすきっかけとして、石巻のLACを利用しました。

各地域で活動して良かったことは?

福祉業界以外のさまざまな業界の方と交流できるので、自分の価値観を広げることができました。また、地域のことを知り続けたり、交流したり、様々な地域で自分が何か貢献できることはないかと考えることで、今の日本の社会がどのように作られているのかを自分ごととして体感できます。いろいろな地域で過ごす中で、自分が落ち着ける地域はどんなところなのだろうと、逆に定住について考えるきっかけにもなりました。LACを利用したことで、住む前に数ヶ月単位で、複数の地域で生活することができたのが良かったです。私は今は横瀬に滞在していますが、これからも様々な地域を訪れたいと思います。それが結果的に横瀬という地域を理解したり、各地域を理解するきっかけになると思っています。

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高安さん

高安さんの場合

現在の拠点

神奈川県横浜市

仕事

SE(システムエンジニア)

現在の拠点と、仕事内容を教えてください。

現在は横浜に住んでおり、パナソニックコネクト株式会社でSEとして、主にテレビ局の放送システムの設計・管理を担当しています。またSEとしての仕事とは別に、マイクロソフトなどの大企業約20社が参画している「MINDS」というコミュニティにも2022年3月末まで参加していました。脱退した現在はMINDSプロジェクトのアイデアソンに有志として参加し活動しています。

LACを利用し始めた経緯は?

MINDSでアイデアソンを開催することになり、初めてLAC館山を利用しました。
そのプロジェクトは、学生に地方の問題解決(関係人口や移住者を増やすなど)をしてもらおうという内容で、初日は館山に移住した事業者や市役所職員に館山の現状を聞き、夜は交流会を実施。2日目は初日を踏まえて、関係人口・移住者を増やすためのプレゼンを行いました。
これをきっかけに知り合った、館山の地域おこし協力隊の方に「田植えのプロジェクトをするから参加して!」と誘ってもらい、かつ、その方の人柄に惚れ込み一緒にやってみたいと思ったので、現在は月1で館山に田植えに行っています。

違う地域の生活を経験して良かったことは?

交流やコミュニティ、新しい価値観を広げたいと思ってMINDSに参加していたので、イベントなどを通じて新しい交流が増え、今でもその繋がりが続いていることが良かったです。館山は海に沈んでいく夕日がとてもきれいで横浜では見られないので、そういった普段感じられない体験ができるところも魅力だと思います。

今後他の地域に行く予定はありますか?

興味はあるのですが、仕事の都合で予定は立っていないです。ツーリングが趣味で、5年程前に福島に行った時に猪苗代湖がすごくきれいだな、と思ったことが印象に残っているのと、会津磐梯のLACは評判が良いと他の方から聞いているので行ってみたいです。
もともと大阪に住んでいて、緑が多い場所だったので自然が豊かな場所が落ち着きます。今後もたまにそういう場所へ行きたいです。

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LivingAnywhere Commons施設担当者インタビュー

杉山さん

LACつくばコミュニティマネージャー

杉山さん

施設の特徴を教えてください!

築150年の農家の家だった場所に、2021年8月にLACつくばがオープンしました。
母屋と門は国有形文化財で、当時の雰囲気なども感じながら普段と違う働き方が実践できます。屋根裏に広がるワークスペースをはじめ、テラスや縁側といった非日常を体感できる場所となっています。周辺施設には、台湾カフェや珈琲専門店、グランピング施設もあります。

どんな人が利用していますか?

テレワークが許される、場所に縛られない職種の方が多い一方で、いつもと違う環境で働きたい方や、同じチーム・部署(5,6人)で合宿みたいな形で利用される方もいらっしゃいます。
利用される方の多くは、会員や地域の方とのコミュニケーションを求めて利用されています。

施設ではどのような取り組みをしていますか?

定期的に会員同士や、私が企画した食事会を開催しています。また、自炊ができる環境なので、会員同士で一緒に食事を作って食べることでコミュニケーションが生まれています。
LACつくばのコミュニティ活動の中で、「台湾ナイト」というイベントを周辺施設のテラススペースで開催したのですが、そのイベントを通じて地元の方や会員との交流が活性化したことをきっかけに、台湾カフェ小玉というお店になりました。
コミュニティマネージャーは施設管理だけじゃなく、コミュニケーションが活性化するような取り組みをすることがメインなので、これからもいろいろなイベントを企画したいと思っています。

LACに興味がある方に向けてコメントをお願いします!

いろんな働き方・自由に働いている人が周りにいるので刺激になるのではないでしょうか。
いろんな拠点でいろんな人と交流して働くことで、環境も変わり発想も変わるので視野が広がると思います。

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