那須といえば、「那須連山」、「温泉」、「高原」、「別荘」などが連想されるのではないでしょうか。都会のオアシスのようなイメージは、本町の豊かな自然を背景にしています。とりわけ山岳地帯の紅葉や、四季ごとに彩りを変化させる雑木林の美しさ、牧草畑や田園地帯の緑は、ここに住む人々を魅了しつづけています。
また、町の中央部から芦野・伊王野に足をのばせば古くからの歴史や伝統が息づき、やわらかな時が流れています。ふるさとを訪れたような優しいふれあいは、時として忘れかけた感性を呼び戻してくれます。
さて、那須町は、雄大な那須連山の裾野に広がる高原と温泉郷、そして八溝の山並みに抱かれた面積372.31ｋ㎡を有する大きな町です。町内を縦貫する東北自動車道の２つのインターチェンジを交通拠点として、年間約500万人の観光客が訪れる観光による経済を基盤として、これに畜産や稲作、八溝材などの農林業、地場産業を加えた複合的な地域経済の構築に努めているところです。
また、那須御用邸のあるロイヤルリゾート地として、平成23年度には、宮内庁から環境省に移管となった「那須平成の森」が開園するなどホットなニュースに包まれています。