マンガでわかる！地域おこし協力隊のはじめかたの画像

「絶叫！？移住家族会議」

家族5人、狭いマンションで窮屈な暮らしをしている一家。夏休みのある日遊びに出かけた和歌山県で人のやさしさに触れ、子供たちが目一杯自然の中で遊びまわる様子に、妻は「移住」という選択肢を考えはじめる。ところが夫から仕事はどうするのかと言われ、夫婦の意見は真っ二つに――。

マンガでわかる!地域おこし協力隊のはじめかた 題名 「絶叫！？移住家族会議」 兄 「俺の番や」 弟 「いやまだや」 と兄弟が言い合う中、主人公母親 「静かにし！」 「また近所の人に怒られるで！」と叱り、 父親が「まあまあ」と落ち着かせる。 家族5人狭いマンション暮らしは 何かと窮屈に感じる！ 父親 「なーなー来週から夏休みやし気分転換で旅行行けへん？」 と提案すると、 母親 「旅行なんて久しぶりやね」 と答え、子どもたち兄弟が喜ぶ。 日頃の息抜きに私たちは隣の和歌山へ遊びにいった。 「危ないから走ったらアカン！」と声をかける母親の声も届かず、ドカドカと走り回る子ども。 走っていた子どもが誰かにぶつかってしまう。 どん 「大丈夫？」と優しく声をかける年配の女性。 「あ、すいません！」と、申し訳なさそうに頭を下げる母親。 収穫体験はあっちやで～、と親切に案内する年配の女性に、親子は和やかな空気に包まれる 子ども達が走り回るなんて、いつぶりに見たことか 母親はふと心の中で思った。 さつまいも畑で収穫体験をしている 「上手やねえ」 と、子どもに笑顔で声をかける年配の女性。 「お母さん見て！」と笑顔でさつまいもを掲げる子どもたち。 収穫体験でたくさん獲れたのさつまいもに大喜びする兄弟の様子。 収穫体験を終え、親子が訪れたCAFEの外観と、湯気の立つ温かい飲み物のイメージ。 年配の女性 「大阪から来たんやね」 母親 「そうなんですめっちゃええとこですね」 年配の女性 「このあたりは秋の紅葉も素敵なんよ〜お店のインスタに写真あげてるからよかったら見てなぁ」 と優しく声をかける。 スマホでインスタを見る母親 「きれいな写真がいっぱいやな」 と感嘆する様子。 和歌山の人のやさしさに私は感動した CAFEで休憩を終えた後、自然豊かな環境を目にして、自然環境もええしこんなところで暮らすのもええかも！と胸を弾ませる母親。 母親 「和歌山ほんまええとこやったわ。思い切って移住しよか？」 と提案する 夫 「ええ⁉︎無理やん、仕事も大阪やし」 と否定的な返答。 母親 「でもあの子たちの笑顔みた？」 と思いを巡らせつつ話を続ける、 「それはそやけど現実的に無理ちゃう？」 「子育てにはええけど仕事あるん？」 と続けて返答する父親 「そんなん分からへんやん！」 と反論する母親。 その晩は遅くまで移住を巡って移住を巡って言い争ってしまう。 母親職場の同僚 「ええ!?旦那とケンカ？」 母親 「そうやねん、移住って、ほんまに難しいんかなあ？」 仕事の休憩時間に困った様子で同僚に相談する。 同僚 「それやったら近くにこういう場所があるみたいやで」 コーヒー片手にアドバイスをする同僚。 同僚に教えてもらった場所へ早速足を運ぶ母親。ふと目に入った看板を見て驚く。 「大阪ふるさと情報センター？会社の近くにこんなとこがあったんや」 と思わずつぶやきながら、中へ入る 中では早速、相談を始める母親。 「資格とか持ってないんですけど」 「田舎で暮らしてみたいと思ってて...」 大阪ふるさと情報センターの女性職員 「大丈夫ですよ」 と明るい笑顔で応え、田舎暮らしに関する情報を続ける。 大阪ふるさと情報センターの女性職員 「たとえば、地域起こし協力隊という制度をご存知ですか？」 「地場産品の開発・販売から農林水産業への従事」 「住民支援などの活動を行いながら、その地域hwの定住・定着を図る総務省の取組みです」 「資格がなくても、自分に合った仕事がきっと見つかります！」 母親 「自分に合った仕事か...」 子どもたちと笑顔で過ごす幸せな情景を思い描き、期待に胸を膨らませる母親 帰宅した母親は、大阪ふるさと情報センターの女性職員から聞いた話を元に調べている 「なになに譲れない条件は何か、かあ」 「自己分析なんて就活以来やわ」と呟きながら手を進めていると、後ろから夫に話しかけられる。 夫 「頑張ってるなあ！」 「ちょっと考えたんやけど移住も悪ないなって」 母親 「ほんま!?」 夫 「とりあえず相談してみよ」 夫も理解してくれ私達は直接自治体に相談してみた。 母親 「子どもたちのことを考えるとすごい魅力的なんですが生活が少し不安で..」 夫 「僕は仕事が..」 コーディネーター 「わかるわかるー」 「うちも移住者やねん」 コーディネーターの予想外の答えに驚く2人 その後、現地の移住コーディネーターさんに学校のことや子育て環境のことなど色々教えてもらい 移住したいと思う気持ちはますます高まった コーディネーター 「地域おこし協力隊で観光をPRする活動内容の募集もあります。接客のご経験もあるならどうでしょう？」 驚いた表情で声を揃える2人 「そんなんあるんですね？」 その後無事に職員として採用されされ家族そろって和歌山での生活が始まった はじめは「めっちゃ田舎やん！」なんて言ってた子どもたちも 今では毎日、近所の野山を走り回っている 「ここなら近所の人に怒られへんもんな！」と嬉しそうだ笑 笑顔で話す子どもたちの姿を見て、母親も自然と幸せそうな笑みを浮かべていた。
Instagram
Instagramでも
最新エピソード公開中！
X シェアする
前のエピソード漫画を読む 他のエピソード漫画を読む 次のエピソード漫画を読む