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田舎暮らし特集

あなたが望む移住スタイルは? 移住地域のカタチ

Pattern03 大郊外 団地・コミュニティ型

移住者が集まって住み、そこで新たなコミュニティをつくるスタイルもあります。多くの物件は、都心まで1時間ほどで出られる新興住宅地。豊かな自然に恵まれながらも、生活インフラがしっかり整い、買い物に不便さを感じさせないバランスが人気です。

大郊外 団地・コミュニティ型の特徴

「団地・コミュニティ型を選ぶ人は、移住というより、“住み替え”の感覚が近いですね。自然を楽しめる環境で空気もおいしく、新たにつくられた住宅地だから、清潔感もある。緑に囲まれた中で、洗練された家に住みたい、というニーズが高まっているのでしょう」

また、新しいコミュニティになじみやすいという利点もあります。
「みなさん一斉に移ってくるので、新しく生活をつくろう、良好な人間関係を築こうというモチベーションが高い。さらに、価値観や生活水準が似ている人が多いので、すぐに仲良くなります。自分たちで自治会をつくり、イベントを開催するなど、積極的な活動が多いですね」

例えば…

土地建物で3000万円を超える移住者用住宅地でありながら、600世帯が住み、コミュニティスタイルを成功させている群馬県の安中・榛名。「散歩するだけで気持ちいい」「山登りが楽しめる」などの声が多く、趣味を充実させられる豊かな生活を提供しています。
団地再生として成功しているのは、茨城県の稲敷市(旧あずま町)。バブル期に造られた50坪600区画を380区画にして、100坪の土地に約24坪の平屋を建て、庭を充実させたところ、居住希望者が増加。広い庭に惹きつけられ、園芸趣味の人たちのコミュニティができあがるなど、活性化しています。

最後に…ミサワホーム総合研究所のご紹介

1973年1月設立。住まいと暮らしに関する総合的調査を行っており、研究やシステム開発の受託、出版物の制作や販売、教育関連業務や研修会の開催など、その業務は幅広い。

  • ※2013年8月執筆

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