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田舎暮らし特集

移住後の生活

徒歩圏内に何でも揃っている

仁宣さんはカフェレストラン、里美さんはベーグルカフェでそれぞれ働いていた経験をいかし、2012年6月にベーグル屋ハルを開店したふたり。お店があるのは、こぢんまりとした店舗が並ぶ駅チカの商店街です。決して大きな町ではないけれど、何でも揃っている上田市。「実は東京より便利かも!」と、地方都市の魅力を語ります。

「歩ける範囲に何でもあるのはとても助かる! 市役所や郵便局もすぐ近くです。現在、もうすぐ1歳になる子どもと、上田を気に入って名古屋から移住してきた義母と家族4人で暮らしています。少し車を走らせれば、食材豊かなスーパーや大型デパートがあり、小さな子どもがいても、高齢者でも暮らしやすい街だなと思います。さらに、新幹線の駅まで歩いて行けるのは上田ならでは! 実は東京だって近いんです」

地域の催し物には積極的に参加

ミニコンサートやライブなどが頻繁に行われている「文化水準の高さ」も、上田の魅力のひとつなのだそう。

「近くのカフェで、三味線のライブが行われたり、小さな催し物が多くて楽しいですよ。新しい土地で生活する上で、地元の方とのコミュニケーションはとても大切。地域のイベントがあれば積極的に参加し、少しずつつながりを増やしています」

お客様のとのちょとした会話を楽しむ

地方都市の利便性も享受しつつ、緑に囲まれた豊かな暮らしができる上田市。毎朝、家から太郎山を眺めるときは、至福の時間なのだそう。広い空ときれいな空気に囲まれた暮らしの中で、「心の余裕」を取り戻したと話します。

「ベーグル屋ハルでは、お客様と会話ができる。東京ではアイコンタクトもままならないことも多かったので、ベーグルについて丁寧に説明できたり、ちょっとした会話が楽しめるのがうれしくて…。『うちの畑で野菜が採れたからあげるよ』とお客様からどっさり新鮮食材をもらうことだってあるんです。みんながそれぞれ生活を豊かに楽しんでいるところも、上田の魅力のひとつです」

  • ※2013年11月執筆

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