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田舎暮らし特集

今後の夢や目標 / 移住DATA

地元の食材をもっと活用したい

移住して約1年半。これからの夢や目標について聞いてみました。

「まず、いまよりさらにマーケットやマルシェに積極的に出店し、地元の方との横のつながりを増やしたいですね。東京のお客様へのネット通販事業も始めたいし、やりたいことはいっぱいあります。そして、長野の食材を使って、もっとおいしいベーグルづくりを追求したい。ルバーブや杏など、この地ならではの素材をうまく活用していきたいと考えています」

ベーグル屋ハルについて

ベーグル屋ハルでは、国産小麦と信州上田のきれいな水で仕込んだもちもちのベーグルを、毎日ひとつひとつ手作りしています。卵や乳は一切使わず、ホシノ天然酵母で長時間発酵させて、粉のうまみを引き出しているハルのベーグル。噛むほどにおいしい、シンプルな味わいが、口の中に広がります。

及川さんの移住DATA

移住のきっかけ
以前働いていたカフェが「アースデイマーケット」に出店。地方農家の方に多く出会い、「私も地方で店を出したい」と思うようになりました。
移住までの準備期間
約2年。地方でビジネスをするためのフィールドワーク学習会に参加するなど、勉強を重ねました。
移住にかかった費用
開業資金は、上田市の創業支援援助制度をうまく活用。設備資金と運転資金の融資をもらいました。
住まい探しはどうやって?
地元の不動産からの紹介。ちなみに、最初に住んだマンションは2LDKで月5万円。その後、購入した中古の一軒家は庭付きでこれも格安!
現在の仕事との出会い
ベーグルに特化したのは、大好きなベーグルをもっと深く追求したかったから。また、東日本大震災後、外食産業の売り上げは打撃を受けたが、パンの売り上げは落ちなかったため。
移住して得たもの
健康な体。長時間がむしゃらに働いていた東京での生活では、体はボロボロ。不健康そのものだった。移住してからは風邪をひかなくなりました。
移住してよかったこと
心に余裕がうまれたこと。昨年、子どもが誕生したが、東京では「子どもを生んで育てたい」という気持ちは一切起こらなかった。上田なら、子どもものびのび育ってくれると思います。
わるかったこと
想定外の寒さ! マイナス10度は経験したことがなく、「眼球が凍る」とすら思うほど。この極寒に慣れるのだろうかと、一抹の不安があります…。
これからやりたいこと
マーケットやマルシェへの積極的な出店。もっといろんな人と出会い、刺激をもらいたいです。
満足度:90%
「空気がおいしい」「景色がキレイ」など、日々小さな喜びを感じる瞬間が多くてしあわせ。こわいのは、冬の寒さくらい。
  • ※2013年11月執筆

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