- 田舎暮らし特集
- 全国から移住者が集まる街〜新しい暮らしの中で得る幸せ〜
移住後とこれから
移住後の生活 | 周りに生かされていることを感じる日々

移住してからは、近所の人たちとのコミュニケーションの多さにうれしい驚きが多かったそう。
「散歩していると、初めて顔を合わせる方は必ず『あの家に住んでいる○〇です』とあいさつしてくれる。とくに、犬の夏名をつれていると会話が増え、移住後1週間でほぼ全員と顔見知りになったほど。『柿もっていかない?』『梅がいっぱいとれたから、梅干し作らない?』など、おすそわけもしょっちゅうもらうので、買い物に行く機会もぐっと減りました」

「美奈宜の杜」には、住民が参加できる講座、イベントが毎日実施されているため、その活動を通じてできる仲間も多いといいます。
「バスで行く『歴史ツアー』、トレッキングツアーで仲良くなったり、街内の清掃活動、お祭りを通じて会話が増えたり…。イベントやサークル活動が多いので、『これに行かなくちゃ』と追われる感じもまったくなく、みんなそれぞれのペースで自由に参加している。それが心地いいですね」
移住後の変化、将来の夢 | 助けあい精神があふれる場所

「美奈宜の杜」は、住民みんなが「わざわざ移住してきた場所」。だからこそ、「自分が選んでやって来た街を、少しでも住みやすくしたいという思いがあふれている」のだそう。
「野菜や果物のおすそわけもそうですが、独居老人になった方には、買い物や電球交換の手伝いなど、要望があればすぐ駆けつける『お助け隊(杜のオアシス)』ができていたり、助け合い精神が根付いている。定年後に移り住んでくる方が多いので、『自分もいつかは誰かの助けを必要とするかもしれない』と誰もが思っているんです。だからこそ、今、自分ができることは、お返しをしようという気持ちがあるのでしょう。また、医師や看護師、元自衛官、元消防士など、あらゆるプロフェッショナルが集まっている地でもあり、心強い。ここ数年で、子育て世代の移住も多く子どもが増えているので、バトンを受け継ぐ意味でも、積極的にコミュニティに貢献していきたいですね」
- 北海道外への移住を考えていたときに、たまたま「美奈宜の杜」の広告が目にとまった。
- 約1年半。札幌では息子と一緒に暮らしていたため、息子の引っ越し(現在、札幌在住)も同時に行った。シンプルに暮らそうと思っていたので、とにかく荷物を減らすのが大変だった。
- 家の購入費、約2500万円。札幌の家を売りはらった分を使って購入。
- 「美奈宜の杜」を見に行き、現地に1泊して、土地を見て決めた。家は積水ハウスさんに「シンプルに、使い勝手のいい家を」と要望し、建設していった。
- イベントを主催する町内会でのボランティア活動を通じて、自分のコミュニティを自分の手で作るやりがいを感じている。
- 新たなコミュニティでの、全国から移住してきた人たちとの出会い。九州の地を旅する喜び。見たことのない自然に触れられること。
- 澄んだ空の青さは、北海道の方がキレイだった!冬が意外に寒く、犬の夏名も震えている(笑)。室内が寒いというのは、暖房設備がしっかりしている北海道にはなかったので、最初は戸惑った。
- 周りに助けられて暮らしてきたので、これから少しずつ、恩返ししていきたい。
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- 残り20%は、まだまだこの街のためにできることがある、と思うから。