昭和村は、赤城山の裾野西北麓に位置し、美しく悠々とした百名山等を望むことができます。耕作の風景は、自然との調和を美しく織りなし、標高４００から８００メートルからなる赤城高原地帯では、新鮮で美味しい野菜が収穫でき、首都圏の台所へと提供されています。
　生産量日本一を誇るこんにゃく芋の生産は盛んで、まさに昭和村は全国に自慢できる「やさい王国」です。　利根川水系、奥利根地方の本村には片品川が清らかに流れ、河岸は日本有数の美しい段丘を形成し、歴史の刻みを私たちに披露してくれています。優れた景観的個性を生かし、小さくても美しく輝くオンリーワンの村として、平成21年10月に｢日本で最も美しい村」連合に加盟いたしました。基幹産業の農業や商工業の振興を基盤に「自主自立の村」、「元気な村」として邁進しています。
　最近では農業の大規模化が目覚ましく、担い手である若者の就農も活気にあふれ、活躍が期待されます。　昭和村の玄関口でもあります関越自動車道昭和インターチエンジの向かいには、広大な敷地の関屋工業団地があり、世界的にも優良な企業が進出し、本村の産業の活性化にも繋がっております。　さらに、その隣には、平成23年7月、念願の道の駅「あぐりーむ昭和」がオープン、野菜収穫体験等村の特性を生かした道の駅として親しまれています。農業観光農園等の自然を生かした観光資源も充実して参りました。
　本村には、総合運動公園や、昭和の森山荘・ゴルフ場、日帰り天然温泉「昭和の湯」等があり、心遣いやおもてなし等に配慮しながら健康増進や、癒しの場を提供しております。　財政の健全化に十分に配慮した上で、「子育てにやさしい村づくり」「高齢者が安心できる福祉の村づくり」「安全で住みよい村づくり」を柱に思いやりのもてる、災害にも強い村づくりに推進していく所存でございます。
　結びに、昭和村が誕生して50年が経過した今日、先人が築いてきた歴史を重んじ、『元気で住みよい村づくり』を目指して、さらなる村の発展に努力して参りますので、ぜひ皆様の訪れをお待ちしております。