茨城県と聞いて首都圏から離れた遠くにあるまちをイメージされるかもしれませんが、龍ケ崎市は、茨城県の南部にあり東京から約５０ｋｍの首都圏に位置しています。都心へのアクセスの良さと牛久沼などに代表される自然が色濃く残る、都市的快適性と自然環境が調和した、ゆとりあるライフスタイルを創造することができる都市です。
　都心へのアクセスは、ＪＲ常磐線龍ケ崎市駅から上野駅までは約５０分、品川駅までは約６０分と通勤・通学にとても便利で多くの方が利用されています。
　龍ケ崎市には、季節ごとに色々な姿を楽しめる見所が多く存在します。春には般若院の推定樹齢４００年以上のシダレザクラ。夏には、八坂神社祇園祭の最終日に行われ、４００年以上の歴史をもつ伝統芸能「撞舞」。その魅力は舞男が高さ１４メートルの柱の上で、逆立ちや矢を射ったりと迫真の演技を繰り返します。秋には商店街通りでコロッケフェスティバルや商業祭り、農業公園豊作村では収穫祭などを開催します。冬には市民の憩いの場でもある牛久沼に白鳥が羽を休めに飛来します。隣接する水辺公園では「龍ケ崎とんび」凧あげ大会が開催され、新たな冬の風物詩となっています。
　また、龍ケ崎市をＰＲする際になくてはならないのが「コロッケ」です。商工会のお母さんたちが子どもたちにコロッケを振舞ったのがきっかけとなって、「コロッケでまちおこし」がスタートしました。市内の精肉店や飲食店などで構成する「コロッケクラブ龍ケ崎」の加盟店は現在１９店舗となっています。平成２６年には「Ｙａｈｏｏ！ＪＡＰＡＮ特集 第２回ご当地メシ決定戦」のインターネット投票で、見事日本一に輝きました。また、同じく「コロッケでまちおこし」に取り組んでいる富山県高岡市、静岡県三島市と「三コロ協定」を締結し、全国コロッケフェスティバルを三市が持ち回りで開催しています。令和元年９月には当市で７回目のフェスティバルを開催し、５７，０００人の方にお越しいただくなど「コロッケの聖地」として全国にＰＲしています。