瀬戸内町は、鹿児島市の南方450km.奄美大島の南西端部と加計呂麻島・請島・与路島からなります。奄美大島本島と加計呂麻島の間には静穏な大島海峡があり、その大島海峡を中心に、東に太平洋、西に東シナ海という大海原に囲まれ、世界でも希有の美しい海底を誇り、鮮やかなサンゴ礁や色とりどりの熱帯魚を数多く見ることができます。
　また、島唄や諸鈍シバヤ・油井豊年踊りなどの貴重な民族文化が伝承され、先人たちのたゆまぬ努力によって、すばらしい自然、文化を引き継いでまいりました。
　特に、2009年1月に森林文化協会と朝日新聞社による「にほんの里100選」に加計呂麻島が選定されました。また、4月には、国土交通省より「島の宝100景」に「与路島のサンゴの石垣」と「諸鈍シバヤ」が選定されました。
　また、「緑と海洋のきらめくまち」瀬戸内町では、「男はつらいよ」シリーズの最終作である４８作目「寅次郎　紅の花」ＮＨＫ連続ドラマ「島の先生」「ジャッジ～島の裁判官奮闘記」をはじめ、たくさんの映画やテレビ番組の舞台にもなっています。