『大田原市』は、鮎の漁獲量日本一の清流　那珂川・箒川を挟んで、中・西部の那須野ヶ原の平野部と東部の八溝山系の山間部に大別される自然豊かな市です。　中・西部の平野部は、市街地を構成する都市機能の集積度が高い活力あふれるエリアで、栃木県北部の拠点地域です。　那珂川を挟んで東部地区は、八溝山系の美しい山並みが連なる日本の原風景が残る地域となっています。　また、源平屋島の合戦の英雄で弓の名手「那須与一」ゆかりの地でもあります。
　『湯津上地区』では、歴史を感じるさまざまな文化財に触れることができます。日本三古碑の一つである国宝「那須国造碑」が祀られている笠石神社や、上侍塚と下侍塚の二つの古墳が残る「侍塚古墳」など、古代のロマンを感じさせる地域です。
　『黒羽地区』は、俳聖「松尾芭蕉」が「おくの細道紀行」で最長逗留（13泊14日）した地であり、雲巌寺や大雄寺などの古刹が残る数多い歴史文化遺産のある地域です。　清流那珂川の川音、八溝山系の涼風に身をゆだね、福寿草やカタクリの自生地も見られるなど豊かな自然景観の中で、いなか暮らしを楽しむには絶好の地です。