[令和7年度]JOIN移住・交流&地域おこしフェア2025 — 協力隊編レポート
全国から300を超える団体が参加した「JOIN 移住・交流&地域おこしフェア2025」が、2025年11月22日(土)と23日(日)の2日間、東京ビッグサイト東7ホールで開催されました。会場には「移住・交流相談ブース」や「地域おこし協力隊募集ブース」、「関係人口ブース」、「企業ブース」、「ふるさと納税ブース」など、多彩なブースが並び、2日間でたくさんの方が来場されました。
現役協力隊
長野県長野市
北村さん
加藤さん
あなたのまちの魅力を教えてください
戸隠地区は自然豊かで、地域の皆さんがとても朗らかで優しいところが魅力です。どのご家庭も毎年美味しい野菜やお米などの栽培をしていて皆さんが先輩農家さんです。慣れない土地での暮らしをいつも心配してくれます。
ミッションについて教えてください
長野市の北部に位置する戸隠地区で、高地ならではの気候を活かした高原野菜の栽培技術の習得と販路拡大、そして地域の特産品となる作物の研究と栽培が主なミッションです。
協力隊になってよかったことはなんですか?
ミッションを通して多くの方と出逢え、より豊かな活動にできていることです。「地域おこし協力隊」という肩書のおかげで、移住の目的を伝えることができ、地域内外の多くの方から応援していただけてとても心強いです。
協力隊を希望される方にメッセージをお願いします!
地域おこし協力隊はやりたいことを叶える一つの方法です。嬉しいこともあれば挫折も苦難も味わう3年間になると思いますが、任期が終わっても続けたいと思うミッションであればきっと乗り越えていけます。地域の方たちに助けてもらいながら、一つ一つの活動を謳歌してください。
埼玉県秩父市
木村さん
ミッションについて教えてください
移住相談センターにて、電話・メール・来庁による移住相談対応を中心に、お試し居住施設の案内や移住体験ツアーの企画運営、移住支援金の受付、空き家バンクに関する相談対応・申請受付などを担当しています。
あなたが思う、まちの魅力はなんですか?
秩父市は都市圏からのアクセスが良く、電車でも車でも気軽に来られます。観光地としても人気があり、神社仏閣や温泉、豊かな自然を楽しめるのが魅力です。子育て・教育施設もしっかり揃っており、暮らしやすい環境が整っています。
協力隊になってよかったことはなんですか?
地域住民の方・行政の方・関係各所の方など、業務を通してさまざまな方と知り合えることが大きなメリットだと思います。受け入れ協力して下さる方も、市役所の職員であるという安心感があるため、話が通りやすいです。
現場寄りの業務となるので、地域住民の方とも近い距離でお話ができることが楽しいですね。
地域おこし協力隊として秩父市を盛り上げ、ゆくゆくは定住定着したいこと、秩父市で飲食店を起業をしたいことなど、自分の目標を語ることができる機会もあり、毎日充実した生活をすごしています。
協力隊を希望される方にメッセージをお願いします!
地域おこし協力隊になるということは勇気のいる決断かと思います。しかし、現在ではサポートデスクや、県協力隊ネットワークなど、バックアップ体制も充実してきています。事前に悩みや不安を相談することも出来ますので積極的に活用して欲しいと思います。
香川県三木町
石山さん
ミッションについて教えてください
三木町観光協会は、三木町の元気をつなぐプラットフォームです。三木町の文化・歴史・産業等の地域資源を有効活用しながら、潜在的な資源も発掘し、地域の方々や事業者等につなげる取組を行っています。この方針を元に、地域の方とさまざまなワークショップ(竹ちょうちんつくり・太鼓バチつくりなど)を実施したり、特産品の「いちご」をはじめ、三木町産商品をイベント出店してPR販売をしています。また、これらをSNSでPRしています!
あなたが思う、まちの魅力はなんですか?
「いちご」と「獅子舞」が有名な香川県三木町は、県内最大の都市でもある高松市に隣接しており、高松中心部へは30分で行けるので通勤や週末のおでかけにも便利です。また、町内には24時間営業のスーパーやドラッグストア、大きな病院(香川医大)もあり、暮らしやすさはとても魅力的です。「田舎だけど、ど田舎じゃない!」移住を検討されている方に、お伝えしているキャッチコピーです!!
協力隊になってよかったことはなんですか?
東京出身の私は、いつかは地方に移住し起業してみたいなと思っていました。ただ、知らない土地で、いきなり起業しても上手くいくはずがないと悩んでいる時に、地域おこし協力隊の制度を知りました。現在、私はお給料をいただきながら地域の方とのコミュニケーションを築くことができています。移住しながらきちんと生活もでき、起業に関しても情報を得ながら熟考できることは、とてもよかったです。また隊員卒業後の起業も、知り合った地域のさまざまな方が協力してくれたり知恵をかしてくれそうなので、それほど不安には思っていません。
協力隊を希望される方にメッセージをお願いします!
どの地域においても、ご自身が移住して良かったと思えなかったり、楽しむことができないと地域おこし協力隊で地域への貢献はできないと思います。香川県三木町は、「田舎だけど、ど田舎じゃない!」場所です!ぜひ一度、三木町へ足を運んでいただき、目で見て肌で感じて移住できるかをイメージしに来てください。もし、移住できるイメージができましたら、全力でサポートもさせていただきます!!
秋田県能代市
七尾さん
ミッションについて教えてください
秋田県能代市へ移住を検討される方々へのご案内(移住相談会など)や移住後のお話をお伺い(移住者女性の交流会【のしろ茶話会】の開催)しています。地域の自治会・地区会の運営手伝い(婦人部部長)や、能代ラズベリー研究会へ参加し国産ラズベリーの生産や広報にも携わっています。イベントの際はアロマクラフトのワークショップなども行っています。
あなたが思う、まちの魅力はなんですか?
能代市は街としての便利さ・住みやすさと、自然を感じられる両方を兼ね備えているところです。海の景色、米代川の風景、白神山地を眺められる日常はとにかく魅力です。
また、圧倒的な空の美しさを挙げたいと思います。夏の夜の「天空の不夜城」「港祭り 能代の花火」もそのダイナミックな空に負けない美しさ満載で魅了されます。
かつて木都と呼ばれた能代の街の歴史も興味深いのですが、バスケの街、宇宙のまちづくりなどニッチな魅力にも恵まれています。
協力隊になってよかったことはなんですか?
とにかく多くの人と会い、地域への思いやアイデアなどのお話を伺い、発奮と敬服する気持ちを常に感じられる日常であることに有り難さを感じています。協力隊はお試し移住でもあり、まちづくり以前にひとづくり、関係づくりであるとも実感しているところです。自らどんどんお話を聞きに伺っても『協力隊』ということでお許しいただけることも多いので、受け入れてくださる皆さまには心から感謝しております。
協力隊を希望される方にメッセージをお願いします!
協力隊になりたいと思うその気持ち、やってみたいと考えていること、とても素敵なことだと思います。応援しています!
実際に協力隊になると、最初の頃は何から始めていいのか戸惑うことも多いかもしれません。落ち込むこともあるかもしれません。でもたくさんの協力隊の仲間や、元協力隊の諸先輩方も、地域は違っても同じ気持ちを感じてきた経験をお持ちです。いろいろな方々のお話を聞きにどんどん外へ出てみてください。私も卒業しても皆さまのお話をお伺いできたら嬉しいです。いつでもお待ちしております。
出展団体
長野県長野市
あなたのまちの魅力を教えてください
長野市は県の北部に位置し、東京から新幹線で90分の場所にあります。人口約36万人の中核市であり、冬季オリンピックが開催された都市でもあります。国宝善光寺の門前町として市街地が発展している一方、車を30分ほど走らせると、のどかな田園風景や豊かな自然景観が広がっています。「まち」と「田舎」のいいところを両方楽しめるのが魅力です。
ミッションについて教えてください
令和8年10月採用の募集として、果樹栽培を中心とする農業ミッションや、林業のミッション、日本三大そばに数えられる「戸隠そば」の事業継承としてそば打ち職人募集のミッション等で7地区7名の隊員さんを募集しています。
JOINフェアで多かった質問や関心事をもとに、読者にメッセージをお願いします
本当に田舎で暮らしていけるのか?ミッションは自分に合っているのか?定住・定着ができそうか?など漠然とした疑問を抱えているのであれば、ぜひ現地に足を運んでみてください。複数の地域を見て比べてみるのもいいと思います。
長野市では、実際に地域を見て体験するおためし協力隊を実施していますので、お気軽にお問い合わせください。本気でチャレンジする方を地域ぐるみでサポートしていきます!
岩手県八幡平市
あなたのまちの魅力を教えてください
岩手県八幡平市は、秀峰・岩手山や雄大な八幡平などの名峰がそびえる高原のまちで、「農(みのり)と輝(ひかり)の大地」をスローガンに掲げています。春は「雪の回廊」や「ドラゴンアイ」、夏はトレッキング、秋は紅葉、冬はスキーと、一年を通じて大自然の観光やアクティビティが楽しめます。
また、日本有数の湧出量を誇る松川温泉など豊富な温泉郷を有し、心身を癒すことができます。
豊かな大地からは、「安代りんどう」や「八幡平牛」、地酒「鷲の尾」など、質の高い特産品が生まれています。
雄大な自然、四季折々のアウトドア、そして豊かな「食」の恵みを享受しつつ、快適な生活を求めている方にぴったりの場所です。
ミッションについて教えてください
八幡平市は、20年連続で販売額10億円以上を達成している、日本一の花き、りんどう産地です。しかし、近年は生産者の高齢化や、品質を維持するために必要な専門指導員・規格検査員の不足が課題となっています。日本一の産地を将来にわたり強化・拡大するため、りんどう栽培のプロを育成する事業「りんどう栽培ミッション」として、募集しています。
協力隊を希望される方にメッセージをお願いします!
強い意欲と情熱を持ってこの「りんどう栽培ミッション」に挑み、活動期間終了後も市に定住していただける方を歓迎します。
日本一のりんどう産地を将来にわたって強化・拡大するため、技能継承に貢献したい方、特に花き生産者をはじめとする地域の方々と積極的にコミュニケーションを図り、ともに活動できる人柄を重視しています。
また、花きや野菜栽培の経験がある方や、農業を学んだ経験がある方は大歓迎です。
活動には普通自動車運転免許と基本的なパソコン操作が必要となりますが、これまでの経験や専門分野にかかわらず、八幡平の豊かな大地で、日本一の花き産業を支えるプロを目指したいという熱意ある方からのご応募お待ちしています!
ステージ登壇者
株式会社いろり
松崎侑奈さん
普段どのような活動をされているのか教えてください
現在は、茨城県鹿嶋市に定住しながら、地域の場づくり(コワーキング・コミュニティスペースみちくさの運営)やグラフィックデザイン業、茨城県域での地域おこし協力隊サポート事業に従事しています。たくさんお世話になった地域の方たちに、恩返しをできるような活動を、自分も楽しみながら行っています。
JOINフェアのステージに登壇してみていかがでしたか?
移住地域を決めたい方、地域おこし協力隊として移住を検討している方に向けて「どんな地域にも不便さがある」ことをお話ししました。例えば、太平洋沿いの鹿嶋市では海風の影響で冬は雪が降らなかったり、夏は風が通ります。しかし、海風は湿気もあるため、ジメジメ感や塩害などは対策をしなければならない。両面を見て理解したうえで、長く住む地域を選んでほしいと思っています。
読者に向けて、メッセージをお願いします!
移住を考えている方、そして移住先でたくさんの人と繋がりたい方には地域おこし協力隊は大変合う制度だと思っています。今も協力隊期間中に出会った方、そして私を応援してくれていた方に支えられています!変化を楽しみ、自分が変わっていく感覚を楽しんでください!
協力隊希望者
オルソンユリアさん
JOINフェアに来場された理由を教えてください
大学時代から、地域社会の課題、特に過疎化や地域経済の問題を学んでいて、その中で地域おこし協力隊の存在を知りました。そこから興味が深まり、「自分もいつか挑戦できるかもしれない」と思うようになりました。まだ不安もあるので、まずは情報収集という気持ちでフェアに参加しています。
実際に参加してみて感いかがですか?
どの地域も「自然が豊か」「ご飯が美味しい」と言うので、最終的には本当にどこでも素敵なんだろうなと感じています(笑)。日本は住みやすく魅力的な地域が多いので、選ぶのが難しいですね。それから、担当者の方たちがとても明るく積極的に話しかけてくれるので、こちらも気軽に質問できました。見た目や国籍に関係なく歓迎してくれる雰囲気が嬉しかったです。
ナリタさん
JOINフェアの感想を教えてください
実際に各自治体の方と直接話せたことで、活動内容や地域の雰囲気がよくわかり、とても参考になりました。ホームページだけではわかりにくい情報も得られて、現役の協力隊員の方とも話せたのが特に良かったです。実際に足を運んで、体感できることの価値を感じました。
特に気になった地域や自治体はありますか?
まだ具体的に興味を持っている地域はありません。長野市については、もともと愛知に住んでいて、車で行く機会があったので少し気になっていた程度です。日帰りで2時間ほどで行けるのでアクセスしやすいですね。
移住や協力隊活動に関して不安なことはありますか?
やはり、どの地域でも移住には不安が伴います。特に自分の希望や条件に合う地域が限られることや、実際にどのような活動ができるかが見えにくい点が気になります。ただ、今の段階では大きな不安というより、情報収集の段階です。
クサカさん
JOINフェアの感想を教えてください
多くのまちが一度に集まっていて、普段なかなか得られない情報に触れられる良い機会だと思いました。まだ把握しきれていない部分もありますが、会場のエネルギーも感じられて、来てよかったです。
地域おこし協力隊に興味をも持ったきっかけは?
地方で働くことを考え始めた時に、現職の事務職としての経験も活かせそうだったため、協力隊がちょうど良いのではと思い興味を持ちました。
移住や協力隊活動に関して不安なことはありますか?
地域の方々が本当に受け入れてくれるのかが一番の不安です。表面上は優しくても、実際には馴染めないこともあるのでは…という心配があります。また、先輩の協力隊員がいたり、相談できる人が近くにいる環境のほうが良いと感じています。





