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田舎暮らし特集

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03-教育環境_広島県福山市教育委員会「地域ぐるみの学習支援」

わたしたちのこと

福山市は、人口約47万人、面積約518k㎡、瀬戸内海沿岸部の中央に位置する中核都市で、備後都市圏の中心的役割を担っています。
温暖な気候や豊かな自然に恵まれているほか、「鞆の浦」「福山城」「明王院」などの多様な歴史や文化を有しています。

上場企業や高い技術力を持つオンリーワン・ナンバーワン企業なども数多く集積し、国内有数のものづくりのまちとして発展してきており、2016年7月に市制施行100周年を迎えます。

やっていること

公民館等の公共施設を会場として、毎週もしくは隔週の土曜日に、小学校3年生から中学校3年生まで(教室によって異なる)を対象に、2時間程度の学習活動を実施しています。

現在15教室を開設しており、地域に在住している退職教職員や地元の大学生、地域に根差した学習塾の先生方等の支援により、参加費無料で運営しています。
児童生徒は、学校で使っている算数・数学、英語等の教科書やドリルを持ち寄って、学習に取り組んでいます。

皆さんに伝えたいこと

Q.一番伝えたいことは?
地域在住のボランティア講師から、わからないところを教えてもらったり、勉強の仕方をアドバイスしてもらったりする中で、子どもたちに「わかった、できた」を実感してもらうことで、学習意欲を持って主体的に学ぶことの楽しさを伝えたいです。
また、地域の方々と触れ合いながら学習に臨むことで、自分たちが、さまざまな方々に支えられながら、安心・安全に生活を送ることができていることを実感してもらいたいと思います。
Q.どんなきっかけで始まったの?
児童生徒が、「わかった、できた」を実感することで、学習意欲を向上させたり、家庭学習や学力を定着させたりするような学習の場をつくりたいという考えと、子どもたちの成長を地域で支援していきたいという思いから取組を始めました。
その結果、地域の公民館を会場とし、地域の退職教職員等をボランティア講師とした、地域ぐるみで児童生徒の学習支援をしていくという土曜チャレンジ教室のスタイルが生まれました。
Q.子供たちの反応は?
児童生徒アンケートでは、「わかったと思うことが増えた」「学習の仕方が身に付いた」等の肯定的回答の割合が、いずれも9割以上になっています。
具体的な意見としては、「分からないところをそのままにせず、教えてもらうようになった。」「家で勉強する前に目標を立てるようになった。」「家で復習することが大事だと思った。」「分からないところが分かると楽しくなって、頑張ろうという気持ちになった。」などが挙げられます。
Q.実際に効果はあるの?
参加している児童生徒は、ボランティア講師の声掛けや丁寧な学習支援等により学習意欲を高めるとともに、計画を立てて学習する習慣を身に付けることができるようになっています。
ボランティア講師は、児童生徒を指導することで、やりがいを感じたり、元気づけられたりしています。
地域在住のボランティア講師と行政が協働で、土曜チャレンジ教室を運営することが、地域貢献・地域支援の輪を広げるきっかけになっています。

Message

今年9月27日(土)から、市内すべてのチャレンジ教室の拠点として、エフピコRiM7階でRiMチャレンジ教室を始めました。
ここには、教育委員会指導課の嘱託職員が常駐しており、土曜チャレンジ教室等の運営にあたるとともに、ボランティアとの連携,機関紙の発行などを通して、市内の土曜チャレンジ教室の拡充・新規開設などを図っていきます。学校・家庭・地域が一体となって、子どもたちの学習支援に取り組んでいます。

実施主体名広島県福山市教育委員会
住所広島県福山市東桜町3-5
お問合せ先084-928-1116
URLhttp://www.edu.city.fukuyama.hiroshima.jp/
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  • ※2014年11月執筆

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