- 田舎暮らし特集
- Pick up! 特色のある学校と移住
幼稚園から中学校までひとりひとりの子どもの成長を継続的に見つめる幼小中一貫教育を導入しています。さらに幼稚園でも週に2回、英語のみ使用する時間を設けています。この教育方針が評判を呼び、子育て世代の転入が多くありました。
町長の町政の方針である「町づくりは人づくり、人づくりはすなわち教育」という理念に基づいて、町内の幼稚園から中学校までを一つの学園であるとした学園構想によって一貫教育を進めることにしました。
町の学園構想のなかで、幼小中一貫教育を貫く柱を「英語教育」としました。磐梯町はカナダ国のオリバー市と姉妹都市の提携を結んでいたこともありますが、何よりも町の未来を担う子どもたちにとって、これから国際社会で生き抜くためには英語が欠かせないと考えたためです。幼稚園・こども館では、就学前教育として「磐梯プリスクール」という英語教育を実践しています。
1年生から4年生までは年間20時間、5・6年生は年間45時間のオールイングリッシュの授業を行っています。
6年生のジュニア英語検定と中学生の英検について、受験料を無料にしています。中学生の5割~7割が英検3級レベルです。中には英検2級の生徒もいます。
町では平成17年度より若者住宅などの子育て世代を対象とした環境整備を行ってきました。学園構想だけでなく総合的な環境整備を行う事で、子育て世代の転入も見られるようになったと思います。
幼稚園から中学校までの12年間の幼児教育・義務教育を、町がしっかりと責任を持って行う方針で進めています。このような方針に基づくため、幼稚園では、保育料がすべて無料です。降園後の預かり保育を兼ねた施設「こども館」での保育料も無料です。
幼小中一貫教育の効果と思われる点として、規模の大小にかかわらず不登校児童はどの学校にもいると思いますが、本町には小中学校を通じて不登校児童生徒はここ数年全く見られません。
身についた学力や心の教育等で、児童生徒が社会に出ても自信を持って活躍できることを第一義にしています。たとえ町に戻ってこなくても、それぞれの場で活躍し将来的に様々な面から町に貢献してくれることを願っています。