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田舎暮らし特集

値域を体感! ふるさとワーキングホリデー体験談

EXPERIENCES

体験談

愛媛県松野町

活動期間
13日間
参加者
(一社)移住・交流推進機構植田さん、左右田さん

Q. ふるさとワーキングホリデーに参加した理由は?

普段できない仕事と地方での生活を体験してみたいと思ったからです。そのため、仕事も学生時代を含めて体験したことの無い職種で、普段働いているデスクワーク等とも違う「アクティブに身体を動かすことが出来る仕事」を探しました。

Q. どのような活動をしましたか?

松野町にある滑床渓谷のキャニオニングのガイドとして約2週間働きました。ガイドツアーのプランは半日コースと1日コースがあり、私は半日コースのガイドをやっていました。お盆の期間中は1日100人を超えるお客さまが参加されたため、一回のツアーで15人以上のお客さまを一人でガイドするなど、やりがいのある仕事を体験できました。また、現地で活動する地域おこし協力隊との交流会や農家民宿への宿泊など、現地で交流を深める機会が多くありました。

Q. 活動を通して感じたことは?

ガイドを初めて2、3日は久しぶりに身体を動かす仕事をしたため、体力的にかなりきつかったです。一人でツアーガイドが出来るようになってからは、お客さんとのコミュニケーションや川の流れの読み方などがわかるようになり、お客様をより楽しませるためにツアーの内容を変更するなど、充実した毎日を送ることが出来ました。
また、同じくガイドで松野町に入っていた仲間とも仲良くなり、休日には高知のよさこい祭りや、愛媛の佐田岬などに行くなど、プライベートも充実していました。
活動に参加して一番感じたことは、役場職員の柔軟な対応です。市役所の担当の土居さんは、参加者が仕事面や生活面で不満が無いよう気にかけてくれて、宿泊先の変更や、町長や副町長との面会の場を設けてくれました。そのおかげで、思っていた以上に仕事や生活の面で不満なく過ごすことができました。

Q. ふるさとワーキングホリデーに参加したい方へアドバイスはありますか?

ふるさとワーキングホリデーは、仕事、生活含めて自分がやってみたいことを短期間で体験できる貴重な機会です。自治体が窓口となっていることもあり、環境についてはある程度保障されています。「自然豊かな場所で暮らしたい!」「仕事を通して地方の暮らしを体験したい!」と考えている方にとって絶好の制度だと思います。是非ともこの機会を生かして自分の思い描いている暮らしを体験してみてください!

鹿児島県
薩摩川内市甑島

活動期間
13日間
参加者
(一財)地域活性化センター原さん

Q. ふるさとワーキングホリデーに参加した理由は?

鹿児島県の離島ならではの生活を体験し、甑島(こしきしま)の歴史や文化、価値観など地域の魅力を知りたくてふるさとワーキングホリデーに参加しました。活動先は、総務省主催の説明会や鹿児島県のホームページを見ながら、幅広く業務を経験できそうなところを探しました。

Q. どのような活動をしましたか?

商品の陳列作業やラベル貼り、空き家の清掃、草刈り、惣菜作り、お弁当配達など、たくさんの業務を経験しました。参加期間中には「甑島海峡横断レース2019」が開催され、物産展を開き参加選手や応援団に地域産品を販売したり、台風に備え古民家の窓に木の防護柵を設置するなど離島ならではの経験もすることができました。

Q. 活動を通して感じたことは?

ふるさとワーキングホリデーに参加する前は、甑島の人たちと仲良くなれるか、甑島を短期間で満喫できるか不安でした。しかし、受入企業の方々にキビナゴをはじめ新鮮な魚介類をご馳走になり、天気が良い日は早目に業務を切り上げ、島を観光できるように配慮してもらうなど、家族の一員のように接してくれたおかげで、安心して楽しく過ごすことができました。
参加期間中は、受入企業だけでなく地元商工会や移住協議会の方も私のために地域と交流する機会を積極的に提供してくれて、島の歴史や文化、地域の魅力についてたくさん知ることができました。
ふるさとワーキングホリデーを終えた今は、お世話になった甑島の方々に感謝するとともに、甑島のためになにかできることはないかという気持ちを持っています。

Q. ふるさとワーキングホリデーに参加したい方へアドバイスはありますか?

ふるさとワーキングホリデーでは、働きながら地域住民と交流できる機会、地域を堪能できるイベントに参加できるので、その地域の魅力を肌で感じたいという人に魅力的な制度だと思います。
人や文化、暮らしや価値観など、実際に参加してみないと気づかないものはたくさんあります。一歩踏み込んで地域のこと知りたい・関わりたいと思うならふるさとワーキングホリデーはお勧めです。

岩手県
盛岡市・花巻市

活動期間
14日間
参加者
(一社)移住・交流推進機構盛岡市 遠山さん
花巻市 戸井さん

Q. ふるさとワーキングホリデーに参加した理由は?

岩手県を選んだ理由は、受入企業での仕事が充実しているだけでなく、県内を4つの区域に分けて、他のふるさとワーキングホリデー参加者と交流しながら地域を回れるツアーが組み込まれていたからです。ここであれば「ワーキング」と「ホリデー」どちらも充実した時間を過ごせると思いました。

Q. どのような活動をしましたか?

遠山さん:私は、盛岡にあるビジネスホテル「盛岡グランドホテルアネックス」で、結婚式のサービスなどをしました。
戸井さん:私は、花巻温泉内の「ホテル紅葉館」で、主にバイキング会場でのホール対応や会場準備をしました。いわて花巻空港でのインバウンドのお出迎えなど、多くのことが経験できました。
休日には盛岡・県南エリアのアクティビティツアーに参加したのですが、まちの歴史などの説明を聞きながら観光スポットを巡ったので、一人で回っても気が付かないようなまちの魅力に触れることが出来ました。また、アクティビティツアーでは岩手県内の他の参加者と交流することができました。

Q. 活動を通して感じたことは?

普段はデスクワークが中心のため、なかなか経験できない仕事を体験できました。究極のサービス業とも言えるホテル業務の中で学んだ「目配り」「気配り」「心配り」の精神を、これから先の仕事にも活かしていきたいです。また、受入企業の担当の方には業務面・生活面ともに手厚くサポートしてもらい、不安を感じることなく過ごせました。
二人とも今回が初めての岩手だったため、アクティビティツアーで回った場所はどこも新鮮でした。中でも「食」は印象的で、盛岡では盛岡冷麺や福田パン、花巻ではわんこそばやマルカンのソフトクリームなど地元の方が愛するソウルフードを食べましたが、どれも本当に美味しかったです。ここでしか食べられない味があるのはその地域の強みだと思います。
また、実際に地域に足を運び、自分で見たり聞いたり食べたりして初めてその地域の良さを実感できるのだと分かりました。私たちもすっかり岩手のファンになりました。

Q. ふるさとワーキングホリデーに参加したい方へアドバイスはありますか?

ふるさとワーキングホリデーの一番の魅力は、働きながらその地域の魅力に触れられることだと思います。どの地域にもそれぞれ魅力はありますが、実際に行ってみないと気づけないものがたくさんあります。 2週間から1ヶ月程度の間、慣れない地域で働きながらの生活は不安に感じることもありますが、この経験は一生の宝物になります。休みの日など時間が空いたら足を伸ばしていろんな場所に行ってみてください。そして、出来るだけ多くの「地域の魅力」を見つけてください。

沖縄県国頭村

活動期間
12日間
参加者
(一財)地域活性化センター堀井さん、東出さん

Q. ふるさとワーキングホリデーに参加した理由は?

ふるさとワーキングホリデーでは参加者が働きながら学んだり地域の方と交流したりすることによって、その地域のファンになる方が多くいます。私達も移住希望者が多い沖縄県のふるさとワーキングホリデーに参加し、その暮らしを体験することでなぜ沖縄にファンが多いのか、他の地域とは異なるところを知りたいと思い参加しました。

Q. どのような活動をしましたか?

安田くいなふれあい公園で、受付業務やパークゴルフ場の管理、ヤンバルクイナの生態が学べるクイナの森でヤンバルクイナの解説などをしました。受け入れ施設の方や地域の方と触れ合う機会もあり、国頭村ならではの自然体験や地域行事に参加してどんな地域なのか深く知ることができました。

Q. 活動を通して感じたことは?

沖縄県では夏に豊年祭など多くの地域行事が行われます。私たちは「ビーンクイクイ」という国頭村奥集落での伝統行事に参加し、他の地域にはない伝統芸能を体験することができました。また集落の方との交流の中で、村の歴史や文化、価値観等、より深く地域のことを知ることもできました。こういった地域の方々と交流する機会が多いため、国頭村のワーキングホリデー参加者の満足度はとても高いと感じました。実際、他の参加者からも「ワーホリに参加する中で、勤務先の方や国頭村の方々の温かさを感じられた。」「周りの友達にも国頭村の環境や人の良さを伝えたい。」といった声を聞きました。

Q. ふるさとワーキングホリデーに参加したい方へアドバイスはありますか?

沖縄県国頭村のふるさとワーキングホリデーの魅力は何といっても地域の方々!仕事体験はもちろんですが、やんばるの地でありのままの自然と最高のオーシャンビューに囲まれて過ごす時間や、地域の人達の温かさに触れることで心に残る体験ができました。観光以上、移住未満のふるさとワーキングホリデー。「会いたい人がいる場所」が作れる、良いきっかけになると思います。

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