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田舎暮らし特集

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「移住は、生きていくことを楽しむための手段」—田中さんの移住体験談②

自分たちで食べるモノは、自分たちで育てたい

田中さん夫婦がこだわっているのは、自分たちで食べるモノは自分たちで育てるということ。

「自宅の庭で20~30種類の野菜を育てています。夫は昔から畑仕事が好きなのでとても楽しんでいますよ。おかげで、今年に入ってからスーパーで野菜を買わずにすんでいます。」

そんな館山での田舎らしい暮らしを楽しみつつ、田中さんは現在の自分にぴったりの仕事も見つけた。

「今私は市役所の商工観光課で非常勤として働きながら、おせっ会にも参加しています。「いつか面白いイベントを企画したい」という私の野望を満たしてくれそうなのが、おせっ会という組織。仕事をしながら自分のやりたいことができるので、ちょうど良いバランスが取れています。」

1時間半で横浜に行ける田舎町

田中さんは、都会が嫌いだから田舎に移住してきたわけではない。いつでも行こうと思ったら1時間半ですぐに東京に行ける、この距離感がとても気に入っているそうだ。

「夫もNPOの事務所がある横浜まで、週に1~2回はバスや車で通っているのですが、無理なく行き来できています。人里離れた田舎ではなく、利便性にも優れたちょうど良い田舎の町という感じの館山が、私たちには合っていると思っています。」

リタイア後ではなく、若いうちの移住を決意し、生きることを楽しんでいる田中夫妻。館山には新しいライフスタイルを築ける魅力が詰まっている。

田中さんの移住データ

移住のきっかけ
新しいライフスタイルを作ることに興味を持ったからです。
移住までの準備期間
約1年半
移住にかかった費用
約20万円。引っ越しは自分たちで少しずつ運びました。大きな荷物を運ぶのに2回ほどレンタカーを借りたのと、東京と館山を何往復もしたことで金額が発生しました。
※家の購入・リフォーム代は含めておりません。
お住まい
インターネットを毎日チェックして見つけました。気になった物件は週末に通って見学。今の家は、もともと希望していた古民家ではなかったけれど、見た目や地域のバランスを考えると一番良かったです。
現在の仕事との出会い
市役所の仕事はハローワークで見つけました。ゆくゆくはおせっ会の仕事だけで生活が出来るようになりたいです。
移住して得たもの
一番は、夫と毎日一緒に食事ができること。東京で働いていた頃は、毎日終電近くまで働いていたり、時には徹夜をしたりで、夫と朝少しだけ顔を合わせる程度でした。私は食事をとても大切に考えているので、一緒に夜ご飯を食べられないことがとても辛い毎日でした。その点、今は2人で作って2時間くらいかけてゆっくりと食事ができているのでとても満たされています。今までのライフスタイルと真逆の生活を手に入れることができました。
移住により起きた変化
私はひどい花粉症だったのですが、館山は風が海から山に向かって吹いているためか、今年は一度も薬を飲まずに過ごすことができました。
よかったこと
とても満たされる生活を送れていること。ストレスフリーです。
わるかったこと
一軒家は冬がとても寒いということですね。前は気密性の高いマンションに住んでいて、冬でも暖房がいらないほどだったので、余計に冬が辛かったです(笑)
これからやりたいこと
ライフワークとして仕事ができて、それがお金につながるとベストです。東京で働いていた頃よりも稼げたら嬉しいですね。これからおせっ会でやろうとしている事業が成功したらいいなと思っています。
満足度:100%
館山に移住してきて大正解でした。出会う人はみんな面白いし、とてもよくしてくれます。映画館はなく、最終バスが早くて外でお酒を飲みづらいなどありますが、いずれも毎日必要なものではありません。それよりも、地域が一体となって、何か新しいことができそうな可能性を秘めていると思っています。
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  • ※2013年5月執筆

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