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田舎暮らし特集

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「ライフスタイルと仕事のバランスのために」—橋本さんの移住体験談①

パン屋を開業するには、都会よりも田舎がいい

橋本さんの旦那さんはパン職人。いつか自分たちのお店を持つときは、都会よりも田舎が良いと思っていた。

「自然と共に暮らしながら、東京で学んできたパンの味を田舎の人たちに食べてもらいたい、という想いがありました。結婚した後、主人は移住をして開業するノウハウを学ぶために、軽井沢で新規オープンをしたパン屋さんで2年間ほどお手伝いをさせてもらいました。」

パン屋開業のために、2年間を軽井沢で過ごした橋本夫妻。夢を叶えるため、2011年に館山に移り住んでパン屋をオープンさせた。

自営業をするには、ピッタリの土地

橋本さんが移住先として館山を選んだのには理由がある。移住して商売を営んでいくことができる基盤が館山には整っていると分かったからだ。

「館山は住む家も快く貸してくれましたし、道路に落書きもありません。東京からの旅行客や別荘客も多くいるので、集客には申し分ないと思いました。いろいろな場所を見てきましたが、館山は街並み、活気、どれを取っても理想的です。それに、海が近いので主人が趣味のサーフィンを楽しめますしね。最終的な決め手となったのは、おせっ会の八代さんがとても良くしてくれたことでした。」

橋本夫妻にとって、館山は新しい人生の幕開けにふさわしい場所だったのだ。

同年代の自営業コミュニティ

パン屋を営む橋本夫妻の周りには、同年代で自営業を営んでいる仲間たちが集まっている。“せっかく館山に移住してきてお店を開いたんだから”と、いつも気にかけてくれて、応援してくれるそうだ。

「ご近所の方々はもちろん、自営業の方たちとは仲良くさせていただいています。特に自営業の方は、お店にいらっしゃってパンを買ってくださるときに、「300メートルくらい先で居酒屋をやっている○○です」というように名乗ってくれるんです。だから、後日お礼を兼ねて挨拶に行けますし、すぐ仲良しになれますね(笑)その居酒屋経営のご夫婦とは、先日、ご近所のガラス作家さんの工房でガラス吹き体験をしに行ってきました。」

田舎の町で共に生きる仲間。だからこそ、当たり前のように気遣い、大切にする。館山にはそんな温かい文化が根付いている。また、橋本さんは他の自営の方とのコラボレーションができるのも楽しみのひとつだと語ってくれた。

「今は古代米を作っているみかん農家さんとコラボして古代米のパンを作っています。新しいことに挑戦できるので、毎日が楽しいですね。」

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  • ※2013年5月執筆

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