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田舎暮らし特集

  • 田舎暮らし特集
  • 地域おこし協力隊に聴く〜海女さんとして、壱岐の魅力を発信!〜

移住後の生活 | 実践から学ぶ、試行錯誤の連続

海女さんになりたい、という夢をつかんだものの、当然ながら何もかもがゼロスタート。4月に引っ越した翌月には、キャリア30年以上の先輩海女さんに教わりながら、海に潜る毎日が始まります。

「海女の漁期は5月~9月。その時期は、毎朝7時に起きて、数時間もぐり、午後には獲ったものを出荷します。もぐり方、獲り方、道具の使い方も『見て覚えなさい』という世界。まずはやってみる。実践してから、間違っているところやこうした方がいいというところは丁寧に教えてくれます」

移住後の生活 | 海から力をもらって心身ともに元気に

「5月はすごく寒くて、毎日もぐるのは体力も必要」と言いながらも、漁場に行きたくないと思うことは一度もないと言います。

「日々自分の成長が感じられるし、どんなに疲れても、海からエネルギーをもらって、心も体も喜んでいる感じがする。80歳でも元気にもぐっている海女さんもいますが、きっと海がパワーをくれるんでしょうね。それに、漁師さんからもらう魚は信じられないくらいおいしく、海女の先輩や地域の方からおすそわけでもらう野菜やお米は新鮮そのもの!食べることが大好きな私にとって、この上なく幸せな環境です」

移住後の変化 | 食べることへの感謝が強まる

おいしく食べて、健やかに眠り、仕事に行く。そのシンプルな生活リズムが心地いいと話す合口さん。服に囲まれていた百貨店勤務時代から、価値観はがらりと変わったそうです。

「服は今でも大好きですが、必要以上にほしいという気持ちはなくなりました。いま目の前にあるものに感謝しようという気持ちが生まれ、食べることのありがたさが身に染みています」

  • ※2014年1月執筆

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