JOIN ニッポン移住・交流ナビ

田舎暮らし特集

Step06:契約成立!

相談、確認事項を話したら、今日はいったん終了。

実際に契約するときは、市職員から大家さんに連絡を入れ、入居スケジュールの確認などを進めていきます。

体験の感想

「空き家というと、長い間放置されてきた古い家という印象がありましたが、思ったよりしっかり管理されている家もあり驚きました。改修費サポートや、古い荷物の廃棄サポートなど、市の支援があるのもうれしいですね。モニターとして疑似体験しましたが、とても魅力的に感じました! 移住先の住居を探している方は、ぜひ利用登録して探してみてください。」

今回の舞台:大分県豊後高田市について

日本の「住みたい田舎」ベストランキング(『いなか暮らしの本』2013年2月号 宝島社)で全国1位に選ばれた、大分県豊後高田市。豊かな自然に囲まれた地に、およそ23,000人が住んでいる。

堂々1位になった理由のひとつに、市からの充実したサポートがある。定住支援には、「子育て世代いらっしゃい引越し応援制度」「お帰りなさい住宅改修事業」「新婚さん応援事業」など、上限10万から30万円の制度が豊富に用意。子育て世代に対しては、安心して子どもと遊べる拠点施設「花っこルーム」「おひさまひろば」などのオープンスペースがあり、親たちの情報共有の場としても活用されている。

ほかにも幼稚園児、小・中学生向けに、受講料のかからない市営塾が開設されたり、農業・就労支援制度が充実していたりと、安心して暮らせる街づくりをすすめている。2006年度に開始した空き家バンクは、ここ数年利用希望者が急激に増え、成約者は2013年度で累計100世帯を突破する勢い。市では2021 年までに人口30,000人を目指している。

豊後高田市職員 大塚さんより

「空き家バンクを活性化させたい、豊後高田に暮らす仲間を増やしたい。その想いで街をまわり、空き家を有効に活用しませんか、と大家さんに働きかけてきました。その甲斐あって、空き家バンクを利用登録してくれる方の希望にそった物件情報を、皆さんのニーズにあった情報として提供できるようになってきました。

いいことばかりではありませんから、修繕のこと、利便性について、周囲の環境について、現実にそった情報をしっかり伝えていきます。その上で、空き家バンクを利用して新しい生活を始めたいと思う方を、全力でサポートしていきたいですね」

  • ※2014年3月執筆

ページトップへ